町内会が管理する、防災倉庫がどこかにあるのではないでしょうか。
私は南海トラフ巨大地震が発生した場合、最大で１０メートルの津波が襲来予想されている地域に住んでおります。
津波危険のない高台に、町内会管理の防災倉庫を設置して、非常用組立トイレ、乾パン、飲料水、リヤカー、担架、毛布、シートなどの物品をそこに蓄えてあります。
町内会会費と、自治体から補助金が交付され、それらが原資です。

災害の事後に物資を購入しようとしても、道路事情が怪しいから手元に届くか不明、そもそも品薄になることは間違いないです。
町内会とは別個に、自主防災会が組織されているのではないかと思うのですが。自主防災会に町内会が資金を援助して、有効に使ってもらった方が良いと思います。
それが未組織なら、地元の消防団が頼りになります。消防団の詰所に十分なスペースがあれば、交渉して物資を保管してもらえないでしょうか。
災害は忘れた頃にやってきますので、その備えはできるうちに着手した方が良いです。

地方自治体の予算って、その地域では平等に使わなければなりません。
ですから、災害の時、ある被災地区では援助物資を調達し、他の被災地区では出さないということは、原則ありえないんです。

そうなってくると、大規模災害でひとつの市区町村のほとんどが被災した場合、予算出動してモノやサービスを買うのですが、役所のしくみからいって、すぐにはできないことがあるんです。
注文する数を決めて発注をかけて、モノが調達されます。
この、モノが来るまでに少しだけ時間がかかる。１日とか長いと１週間とかです。
その間は、住民同士や避難先の住民が世話をします。
その時、「みんなで使うんだから、自治会から出そうよ」というときがあります。

比較的、みなさん助け合いの精神で、モノが集まってくることが多いのですが、結構足りないものも出てきます。
例えば、コメがあっても、水道が止まってきれいな水がない。あるいは、ごはんを炊く燃料がない。しばらく集会所に必要だから少しでもすぐ買わなくてはいけないということが実際あります。

そういう時に自治会の積み立てがないと、ぜんぶ各家庭に割り振って自腹になっちゃいます。

私の住む町内でしか言えませんが
使い道としては１つ解るのは、備蓄用の非常食や水かな。
お湯を入れて置くだけで出来るご飯や乾パンなど備蓄していると思いますよ。
後はヘルメットや、ブルーシートなどなど買い足していると思いました。

備蓄用の非常食と水は、賞味期限があるから近くなると買い換えているそうです

役員をやっていた時に家族が賞味期限まじかの非常食を貰って来ました
味は・・・・うーんって味でしたが、食べるのが無いよりましかな。

町内会の人数分×２～３日分ぐらいですから、結構高額になると思いますよ

ついでにあと見舞い金は解りませんが、どこに誰が住んでいるのかは、町内会長さんが解っておりますよ。家族の人数、年齢、仕事先などたぶん入会の時に書いているはずだと思いますから、名簿になっているはずです

私の町内では１年に１度町内会費の何に使ったのかの明細を回覧でまわって来ます。
ほぼ防災関係が多いですかね。あと老人会関係かな。

うちの町内会での話しです。

毎年積み立てていて残高がもうすぐ一千万になると知って
非常時の際にこれは何に使用するのかと役員になったときに聞いてみました。
そうしたら驚いたことに会員への還元、災害の備蓄などはせず
町内会事務所の補修や設備、備品へ当てるものだと返事がきました。

それはおかしいのではと提案しましたが、聞く耳持たれないまま役員満期終了となって自分の身内の不幸など諸事情あり町内会への働きかけができないままにいます。

災害時って食べ物飲み物の備蓄だけでなく、工具や発電機、備品もたくさん必要になりますよね。そしてそれを動かすガソリンや灯油やら。

もちろんライフラインがなくなり物資も不足するでしょう。しかし、手に入れるすべが見つかったとしたら？お金払えば分けてもらうことができる状況であったら？
（例として、我が家には会社をやっていて灯油やガソリンの備蓄がかなりあり、東北の震災で品薄だった際には社員に分けましたし、自治会さんからも融通してほしいとお話がありました。購入した時の値段でお分けしましたよ）

もし手に入れられたとして、その時手元にお金のない人はその自治会からのけものにするのですか？

お金は備蓄する物資と同じじゃないでしょうか。大量にあればいいというものではないでしょうが、ある程度はためておくべきだと思います。

銀行が個人にはすぐに引き出せなくても、自治会などの信用ある団体の場合、口座と残高があれば短期の借入金を融通してくれる可能性もないことはないんじゃないかなあ。金融屋さんじゃないからわからないですが。個人では被害もわからないし信用調査もできないから貸してくれないけど。

我が町内会の実践です。毎年９月１日の防災の日と三年前から３月１１日近辺に、自治体の要請に応じて、町内会と自主防災会合同で津波避難訓練を実施しております。
訓練参加者には、備蓄食糧や飲料水の中から消費期限が迫っているものを、無償にて訓練終了後配布しております。(物資更新を併せて実施します。)

防災関連の、入れ替えが必要なもの用と
それとは別の定期預金300万。繰越金も300万ほど。

災害時に、即、使うわけではないと思います。
即、使えるのは、物資ですから。
で、使った後、それらを一気に補充するためじゃないかな？
入れ替えが必要じゃない物資（ブルーシートや簡易トイレ、毛布、炊きだし用品、燃料）などは、使えばなくなります。

自治会じゃないけれど、PTAで備蓄に着手しました。基本、児童はお迎えですが、即お迎えが困難な児童が一定数いる仮定での備蓄です。
自治体の防災倉庫は、学校が避難所になれば解放されますが、それ以前の段階で対応するためですが、入れ替え用の品目に対する予算より多く積み立てられており、議論になりました。まだ備蓄を始めたばかりで、不足しているものも何かわからない状態ですので、「その時現金化できない」から不要なのではなく、不足している物を購入する際に、あるいは、事後に一式補充するために、じゃないですかね？

今年は3年分の多めの積立金で、追加備品を購入しました。