人事をしています。
面接で給与の事を聞かれても、なんら悪い気持ちはしませんし、失礼でもありません。
だって、それは一番と言っていいほど重要な事柄ですから。
むしろ、こんなに大事なことを聞いた事により不合格になるような会社には行かないほうが賢明ですよ。

給料のことを聞くのは恥ずべき事という考えが一定数ありました。
ですが、今は業務内容でも給与でも判らない事は何でも聞いた方が良いです。


聞かずに入ってしまったら「知らなかった」「聞いてなかった」は通用しません。
運任せなんてとんでもないですよ。
特に給与内容をハッキリさせることは重要です。何と言っても給与を得る為に働くのですから。
基本給が○万、○手当△万、参考残業代□万・・等と書かれるのが本筋でしょう。

例えば月給30万円しか書かれて無くて入ってみたら、基本給10万＋○手当5万、後は歩合給です。
なんてことに成ったら目も当てられません。

判らない事は聞いてハッキリしておきましょう。

基本給を書けないというのは、月給に固定残業代(みなし残業代)が含まれているからで、
なおかつ、それが何時間分なのかを隠したいからです。
固定残業代が何時間分かを明記してある会社はまだマシですが、それを隠す会社は
大抵、20～40時間の残業がタダ働きという、ほとんどボッタクリのような会社です。
それを『ブラック企業』と言います。

会社規模の大小は関係ありません。
基本給が書いてなければ固定残業代が有ると判断し、それが何時間分かを明記して
いなかったらブラックと判断してください。

月給◯万という表記は、、
例えば月30時間分の残業代が含まれている場合などがあるようです。
ブラック企業に多いようですが、最近問題のようです。

> 面接の時などに直接聞いてしまうと印象が悪くなってしまいますよね・・・

普通は聞くものだと思っていますが…。

というか、『聞いたら不採用になるような会社』には行かない方が良いですよ。
ロクな会社じゃないですから。

もちろん、『こちらから聞かずとも説明をしてくれる企業』もあります。


そういうところをちゃんとしているか、というのも就職先選びの基準の一つだと思いますよ。

だって、ロクでもない会社には行きたくないでしょう？

基本給、資格手当、なんちゃら手当、などと分けずに、
ざっくり〇〇万円と言う給与体系もあります。
残業は別途つく場合が多いです。

見込み残業がある場合は、大抵見込み残業に触れているのでは？

私の所感ではありますが、
給与がざっくりなところは、
社員の勤続年数が短い。
退職金も、財形もない。
ベースアップもないが、
業績により、結構な金額の給与が上がったりする。

でも、ボーナスなし。

古き良き日本の企業の体制ではないことが多い気がします。

給与体系をきちんと構築している会社はたくさんあります。
面接で給与の内訳（基本給がいくら、どんな手当がつくなど）を
尋ねて不採用にするような会社はロクなものじゃありませんよ。

トピ主さんの言う、「基本給」と「月給」の違いってどこを示してますか？

手当ての額が知りたい＝手当ての対象となる条件に全員が当てはまるとは限らない
残業代が知りたい＝普通は、法律に当てはめて計算
社会保険等を抜いた、手取り額を知りたい＝通勤交通費等によって社会保険等の覚が変わるため、一律には書けない

ので、あえて面接で説明するために会社もありますよ。

求人に書いてなかったら面接で聞いてOKです。
むしろ聞いてきちんとした回答が無い会社や嫌な顔する会社は、ブラックだと思った方が良いです。
（そもそもマトモなところは、求人にその辺も細かく書いてます）

それと既に就職課から指導されてるかと思いますが、内定が取れたら雇用契約書または労働条件通知書を必ず貰い、内容に不足・不備がないか確認も忘れずにしてください。
できれば、まわりの信頼できる大人数人に見せて、確認して貰ってくださいね。

……というのも10数年前、当時は労働法について就職課からの指導はなく、自身で学ぶことも思いつかなかった新卒の私はブラックに近いところに就職してしまいました。
給料なんて当然のごとく求人に書いてあった額より低く、残業代は全額出たものの基本給があまりに低いために、長時間労働にも関わらず1時間当たりの額はバイト代以下。。。

日本では新卒で入社する会社は本当に重要です。

アベノミクスなんていったって、まだまだ不況で就活も大変ですよね。
でも挫けず、変な会社に引っかからないよう頑張ってください！