表題のとおりです。
7,8年前に日本にいた頃にはこういった言葉はあまり耳にしなかったと思います。
欧州・欧米を通り越し、帰国して仕事について気づいたことは、職場でもどこでも流行語のように人を評すこの言葉です。
私も言われて、この言葉のキャンペーンを貼られ、最後はこの言葉とともに解雇されました。この言葉のキャンペーンを貼った人が私のポジションに居座りました。
私が「仕事ができない」のが元凶ですが、私が思うこの言葉の「仕事ができる」イメージは、
1、テキパキ接客業、もしくは事務をこなすイメージで、経営戦略や長期ビジョン・俯瞰的に長期戦略を立てる、もしくは研究で受賞していくなど、専門知識や長期的視野や洞察が必要とする仕事についてはこの「できる」は使われない。
2、この「仕事はできる」は短期的な気が利く・機転がきく・世慣れしているなどを主に指すので、その人が「仕事ができる」かできないかは1日で評価できる。いずれも長期的評価・360度評価ではない。
3、個人の能力についてのイメージ先行であるので、するべき「仕事」の定義や達成が明確でない。よって「できる」の定義や達成ヴィジョンは不明確。
4、簡単でインパクトがある言葉なので、職場でのプロパガンダに利用されやすい。
5、性格の一種として使われている気がするので、「仕事ができる」のイメージは性格がキツい、てきぱきした歯に着せぬもの言い、黒も白にする厚顔さなどの性格特徴と共に語られがちであり、おっとりとしている人はその性格特徴だけで「できない」ということになっており、「能力」に関してもやはりイメージ先行である。
6、女性は長期的視野や知的集約産業から外される傾向が日本にあるので、女性に求められる「仕事ができる」は「気が利く・気が付く・体が動く」が主になる。
みなさんはいかが思われますか?
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