日本の人口は12,700万人、該当する高齢者が46万人、国民276人に１人豊かな老人がいるのですね。彼らは恵まれた生まれの出身者かも知れませんが、多くの人はかなりの努力をされたのでしょう。

私も老人の一人です。60歳で退職し、現在夫婦で年金356万円/年の暮らしをしています。私ももっと努力をすれば良かったのでしょうが、根が怠け者ですから、今の生活に落ち着いています。

貴方のご両親は無年金だそうですが、何か理由があるのですか。今、政府は無年金者を減らそうとかなり努力しています。貴方のご両親も早く無年金状態から抜け出せるといいですね。

二人とも専門職で勤め上げて定年退職した夫婦です。今は夫婦別々の厚生年金をもらっています。就業中に収入の中から蓄えて来ましたので、まとまった資産がありますから、退職金も一時金でもらわずに全部年金でもらっています。ですから、二つの厚生年金と二つの会社年金でゆったり暮らせる収入があります。

私も夫も貧乏な家に生まれたので、親に大学を出してもらったわけではありません。夫婦二人で助け合って働きながら大学を出ました。その後も、昭和の４０年代に子供二人を抱えて夫婦共働きをしていたので、働く女性に対する世間の厳しい風当たりを、真っ向から受けなければなりませんでした。今でいうセクハラなんて日常茶飯事でしたし、当たり前だと思われていました。

そんな思いで築いて来た現在の安定した老後も、若い人から見ると”羨ましい限り”で片付けられてしまうんですね。戦後の食べ物もろくにない生活の中から立ち上がって、洗濯機も炊飯器も無かったおんぼろアパートで、資格を取るために夫婦が協力して生活費を稼いだ上に、寝る間も惜しんで勉強したりした挙句の現在なのですよ。トピ主さんも同じことをやりたいですか？　羨ましいなんて心外です。

私も自分の両親が、細々と年金で暮らしていて、ニュースでも「年金世代の生活は」という感じの報道だったので、そういうものだろうと思っていました。

ところが夫の実家では、義父は会社役員なので定年後もしばらく働き、その後退任してからまた監査役で、結局70すぎまで年収数千万円。退職後も、役員時のストックオプションを株にしたものから年に数百万配当があるので、年金などと合わせて年に一千万円以上になるようです。
そして、夫の実家の周囲では、サラリーマンで勤め上げたらこれが普通という認識でした。

確かに、老後資金の目安と言われる1億円を貯めれば、好配当の株や投資信託なら、年に数百万円の配当がありますし、大企業なら年金も厚生年金だけでなく確定拠出年金などもあるからと言われると、そうなかと思います。

特別な資産家でなくても、資産形成がうまくいくかどうかで、老後はけっこう違うんだなというのを、目の当たりにしています。

野村総合研究所の純金融資産保有額の階層別にみた世帯数(2013年時点)の調査が興味深い。以下の純金融資産保有額は、預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命・年金保険などの保有資産の合計額から負債を差し引いた値ですってよ。

・5億円以上 -> 5.4万世帯
・1億円～5億円 -> 95.3万世帯
・5,000万円～1億円 -> 315.2万世帯
・3,000万円～5,000万円 -> 651.7万世帯

ひとり世帯も5人家族世帯も区別がないので、ひとり当たりではないのよね。
でも、すごいと思うわぁ。
これに不動産なんかあったらねぇ。もう、ウキウキですわ。

＞無年金の親を抱える私には、うらやましい限りです

関係ないでしょ？
貴男の親御さんが無年金なのは自己責任でしょ？　

「70歳以上で770万円以上稼ぐ人」が親御さんに何か悪いことしましたか？

親御さんは人生の計画を立てられなかった方々なのです。
トピ主さんはご両親の面倒を見なければならず、お気の毒ですが、他人の収入を羨むのは止めてください。

高収入があっても、年齢により年金が支給されてる。

ある金額以上の収入がある場合、年金がもらえない制度を法制化して欲しい。

本人たちは、年金受給の必要性はないと感じてる。

同じソースから、70歳以上の総人口は2224万人と読み取れます。つまり、年収770万円以上の人口はそのたった2%。

この2%の人達は働き、或いは・または資産を運用（つまり必要なところに資金を提供）して百万円単位の所得税を納付し、社会の一角を支えている（課税点以上の所得のある人達全ても同様）。

羨む前に感謝しましょう。

経営者や会社役員、医師、歯科医師、弁護士、公認会計士、コンサルタント、
不動産からの賃料収入、デイトレーディング、、、稼ぐ方法はいろいろです。
もちろん、歳とってからいきなりできる仕事はありません。
運も含めて、お若い頃からの積み重ねの延長線上です。

年金が出ない（これだけ稼いでいたらもらえない）方が大半でしょうけど、
それでも税金をたっぷり払って国家の財政を支えてくださっているのです。
ありがたいことです。

平成27年の総務省統計局データだと、70歳以上の人口は2417万人。
46万人ということはたった2%にも満たないわけで、正規分布上の出現率
としてはかなり小さいですよ。
大きからず小さからず、まあそんなものかと私は思いますけど(笑)。

自営業、会社経営者、政治家なんかは70超えても現役の皆さんはいらっしゃいますね。
それから私が通っている美容院が入るビルのオーナーは80歳のお婆ちゃん。ビルの最上階に住んでいるそう。都市部の高齢大家さんも高額所得者でしょうね。
私の父は75ですが会社経営者で70歳まで現役でした。今は会社のほうは長男に譲ったので不動産収入のみ。それでも高収入ですから医療費自己負担額は増えることになりそうです。

でもその多くは「本人が稼ぎ出したもの」でしょうね。
なにしろ、敗戦の前後に幼少期を過ごした人達です。
親に多くの資産がある家庭など事実上ほぼゼロに等しい時代ですから、
本人が頑張って稼ぎ出した可能性が極めて高い。

この年代の方々が日本が成長する原動力になったわけですが、
その中でも能力や才能、チャンスを活かす術などをきちんと
活用して、自分の才覚でのし上がっていった人が多いのでしょう。

私は40代前半で、所謂「就職氷河期」で大卒後暫く定職に就けなかった
くらいでしたが、過去の成功体験というのは勉強になります。
現在は年収700万円まで来ましたが、もっと努力して頑張りたいなと
思います。