もうすぐクリスマスですね!諸説色々、ご家庭で色々、「サンタさん」のお話があると思います。私が13歳でホームステイしたとき、ホストマザーから教えてもらったお話、とっても好きなので、皆さんにぜひ聞いていただきたく、投稿いたします。皆さんも素敵なクリスマスをお過ごしください☆
~ サンタクロースおじいさん~
昔、雪深い村に小さな教会があり、そこには沢山の孤児たちがいました。
子ども達はいつも寂しそうで、元気がありませんでした。
隣の村の心やさしい「クロースおじいさん」は、子ども達に元気を出してもらいたいと思いました。
本当は自分が作って別の村へ売りに行き、お金にするためのパンとチーズですが、子ども達にプレゼントしようと、はるばる雪の中ソリにのってパンとチーズを届けてくれました。
その行動は、毎年続けられ、子ども達はいつしか「聖(セント)・クロースおじいさん」と親しみを込めて呼ぶようになったのです。
しかし、おじいさんは何年かすると突然やってこなくなりました。
子ども達はきっとおじいさんは足が寒いから、やってこれなくなったのだろうと考えました。そこで、教会の前にある大きな木に、分かるように沢山靴下をぶらさげ、おじいさんにパンとチーズのお礼をしようと考えました。子どもたちの行動も、毎年続けられました。
とうとうおじいさんは姿をみせませんでしたが、いつからか靴下の中にパンとチーズが詰められるようになりました。誰が入れてるのか、その姿を見た人は誰もいません。それでも毎年パンとチーズは届きました。
子ども達は、「きっとクロースおじいさんが夜に空からソリにのってやってきて、私たちを喜ばせてくれてるんだね」と話すようになりました。
ね?素敵でしょ☆
メリークリスマス!素敵な夜を☆
トピ内ID:3609816353