極端な話、供養ってどこでも出来るんですよ。
自分の家でその方を思って、線香を焚いてお供えして手を合わせるだけで伝わるんです。

お友達と集まってその方の思い出話をしてあげるだけでも供養になりますよ。

親族でもないのに変にお寺とかに頼まない方がいいのでは？この先ずっと、毎年やるという覚悟ならいいですけど。

例えば学校とか公園とか、その幼馴染みと一緒になって、楽しく過ごした想い出の場所はありませんか？

学校なら校門近くに花束や故人の好きだった飲み物をお供えして、線香をたむけて合掌し冥福を祈るというのはいかがでしょうか。

ただし事前に施設管理者の承諾を得て、一連の儀式が終わったら掃除や片付けをきちんとするべきでしょう。

ありがたいことです。
遺族・親族・血縁でない人が、
故人を偲びたいとは、ありがたいことです。

墓の前でなくてもいいです。
遺骨も何もなくていいです。
あなた達が故人を偲ぶ思いだけで十分です。
居酒屋やカラオケ、皆さんで集まれる所で偲びましょう。
献杯（乾杯を献杯と言えばいいだけです）したあと、
思い出話で盛り上がって下さい。

故人を思うとき、そこに故人が居ます。
思うあなたを大切に思っています。

あ～、いいお友達だったのですね。
お互いにですよ。

10年ひと昔です。

友人達と会って供養より、それぞれの方が心の中で手を合わせてあげたほうが良いと思います。

亡くなった人は戻っては来ません。
供養も結局は生きている人達の慰みなのだと思います。

　お葬式をしたお寺やそうでないお寺でも電話で「お塔婆供養はしてもらえますか？」
と聞いて「出来ます」と言う返事があれば「どれくらいの料金ですか？」聞けばいいです。

　戒名がわからなくても　生前の名前「俗名」を伝えたら大丈夫です。

ご友人はよほどの事情があり旅立たれたのだと思います。その後のご両親の行方もわからないとのこと、あれこれ他所様のことは詮索するのはやめましょう。
心の中で供養をしてあげることが一番大事ですよ。お寺にいって、お墓にいってということだけが供養ではありません。どうか相手の事情というものも察してあげてくださいね。
もうこれ以上　お墓はどこなのか？　ご両親の行方はどこなのか？　詮索するのはやめましょう。人としてしてはいけない行為です。

どうかそのご友人のことを時々思い出してあげて、心の中で供養をしてあげましょう。それが一番ご友人も喜びます。

なので、とにかく、そのお寺でお伺いするしかないんです。
学生時代の教授が僧侶で、檀家でなくても一見さんでも、水子供養を引き受けたりしていました。
そのお寺の和尚さんの考え方次第なんですよね。
費用もさまざまですので、素直に
「若いものですから相場がわかりません。御礼はいかほどおつつみすれば良いですか？」
とお伺いするのがよいと思います。
ちなみに、お寺が判れば宗派もわかると思います。該当のお寺に断られても、同じ宗派のほかのお寺に問い合わせればいかがでしょう。

お空に向かってでもいいし、一人自分の部屋で瞳を閉じて懐かしい友人の顔を思い出して…でもいいです。
お墓でなくてもかまわないと思います。

私も最近、職場の元後輩が二十歳そこそこの若さで失恋を苦に自死しました。
訃報を知った時は葬儀はもう済んだ後だったので私はその夜、一人お風呂場で瞑想しました。
瞳を閉じで元気だった後輩の顔を思い浮かべ
「辛かったんだね、全然気づいてあげられず何もしてあげられなくてゴメンね。」
「もう今は楽になって、温かい場所にいるんだね」
「今キミのいる場所が温かくて安らぎのある場所でありますように」
「キミを失った家族の苦しみが一日も早く減り、幸せに向かえるよう私も祈ります」
「キミの家族にこれ以上の悲しみがないように、これからは良い事が訪れますように」
「まだまだ、ずーっと先になると思うけど（笑）私もいつかそっちへ行ったら、またお話しようね」
お風呂場の中で、一人手合わせてブツブツ言いました。

根拠なんてありませんけど、私は彼に届いたと思っています。
一番大切なのは「真心（まごころ）」真実の心だと思います。
優しい彼はきっと向こうで一番気になっているのは残された家族の事を心配しているんじゃないかと思うんです。
だからご家族の幸せを祈りました。
お風呂場で瞑想したことは彼の向こうの世界での幸せ（？）を祈った、嘘偽りのない私の本心です。

亡くなったご友人の顔を思い浮かべて瞑想する。
お寺にお布施をたくさんするとかよりそれが何よりだと思います。
何人か供養したいというお仲間がおられるのでしたら、皆で飲み会でもいいと思います。
少しでかまいませんので、皆で生前の彼の話をしてあげてください。
できれば楽しかった話や面白かったエピソードがいいです。
そして余裕があれば一席空けてお酒の入ったコップを彼の席へ置いてあげてください。
きっと来てくれると思います。

どうして死後１０年もたってからいきなり供養をしたいと思い立ったのですか?
供養は良いことだけど今になって過ぎる気が。
これが生きてる間のことだったら??同級生だったが卒業後はバラバラに。
同窓会などもなく音信のやりとりも無い状況で１０年くらいたった頃、突然
「このあいだ同窓の友達と会食した時にトピ主の話題が出て懐かしくなったので
あなたのおうちにみんなで遊びに行きたいんだけど」みたいな便りを寄越されたら
凄く面喰いません?
なのでやるなら大々的なことなどせずに思い出を語り合う追悼会食くらいを友人達で
するのはどうですか?
だって供養をするといっても今回初めて思いついたなら今後はどうするのでしょうか?
今年、追悼会を開催したら満足してしまって次は無いとかなら本当に興味本位みたいな
体になってしまいますよ。
追悼したいという気持ちそのものは良いことではありますが何故今さらにそういう気持ちに
なったのかはどこか別のところに原因があるような気がします。