3年前に母が、去年は父が亡くなりました。
子供もその前に巣立っていたので、1人暮らしには大きすぎる家から小さいアパートに引っ越すことにしました。
両親の残したものは没後にある程度は片付けていたのですが、1DKに入居するにあたって、ほとんどを処分せざるを得ませんでした。
捨てたり寄付したりのほか、母の宝石や父の絵画は売却しました。
生前2人は、そういう買い物をするとき、「いずれ、みなおまえのものになる。いいものは売れるから、困ったときは金に換えなさい」と言っていたのです。
私の貯金は介護離職中の生活費に取り崩してしまい、2人ぶんのガン闘病、葬式代などで、両親のたくわえも消えました。
なので、これが「困ったとき」だと判断して売ったのですが…両親の思惑どおりにはいきませんでした。
絵画は購入元のデパートに引き取りをもちかけたのですが、買値の5%にもなりませんでした。
宝石は大手の質店にもっていきましたが、1割がいいところでした。
あまりにも少ない金額を手にしたとき、「こんなちょっぴりのお金と引き換えるくらいなら、両親の思い出に持っておけばよかった」という後悔がこみあげてきました。絵画はともかく、宝石なら場所も取らなかったのに。
それと同時に、「古びているから人にはあげられない」と、愛用の品々を捨ててしまったことも、「悪いことをした」と思うようになりました。
日中は忙しく働いているので気がまぎれるのですが、夜、ほとんど自分のものしかない小さな部屋にいると、喪失感と罪悪感で胸がつぶれそうになります。
どうしたら、この落ち込んだ気持を切り替えられるでしょうか。
また、亡くなった家族の遺品をどうされたか、ほかの方の経験談をお聞きしたくも思い、トピをたてさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
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