出会いは友達の紹介、3回目のデートで彼の方から付き合おうと告白してくれ付き合うようになりました。
彼は警察官でデートはほとんどドタキャンされることが多かったのですが、仕事熱心でまっすぐな彼をとても尊敬していたため、寂しさを伝えながらエールの言葉を送り会える日をずっと待っていました。また、彼にとって私は初めての彼女だったようで、色々と女慣れしていない不器用な雰囲気でした。でもそんな所も私にとっては魅力的でした。
しかし徐々に私の中で不安が募ってきました。先日遂に私の方が一方的に彼の事が好きなんじゃないかという不安があり彼の素直な気持ちを聞かせてほしいと伝えました。
すると彼はポツリポツリと本音を話し始めました。「君のことは好きだ。一緒にいると楽しいし落ち着くし。この仕事をしている中で癒しの存在だ。でも俺は元々結婚願望が全くなくてこの先ずっと独身でいようと思っている。早く言わなければとずっと思っていたが、言えなかった。変に期待させても良くないと思ってこれまで関係も進展させて来なかった。俺は君の事が好きだから交際を続けるのは俺は嬉しいが、将来は約束できないし進展もこれ以上しない。付き合って行くならその辺りを割り切って欲しい」と衝撃の一言。
ちなみに結婚しない理由は、職場の離婚した人のエピソード(忙しくて奥さんとケンカしたとか)を聞くとそんな困難があるくらいだったら最初からその要素は除外して生きていこうと心に決めたそうです。ならなぜ私と付き合ったのかと聞いたところ、一緒にいると楽しくてとにかく癒しが欲しかったとのこと。
1年間、多忙な彼に付き合い寂しさを押し殺して広い心で彼を待つ恋愛。
今は自分のこの1年間の恋愛が本当に無駄な体験だったなと自分を憐れむ気持ちでいっぱいです。この世には無駄な経験なんてないと言いますが、本当にそうなのでしょうか?
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