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    茨木のり子「花ゲリラ」について

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    🙂
    ソバス
    話題
    こんにちは.いつもいろいろ教えて頂きありがとうございます.先日は『シラノ』について,原作・翻訳だけではなく,舞台のことまで教えていただきありがとうございました,『シラノ』がいっそう深く味わえるようになったと思いました.

    さて,今回は茨木のり子さんの詩「花ゲリラ」について教えてください.

    この詩は:
    「花ゲリラ」が播いた種が思わぬ時に思わぬところで花を咲かせるように,人の洩らした言葉も,言った本人が知らないところで誰かの心の中で生き続け,その人を支えている・・・
    そんな詩です.その中に,

    「千年前の恋唄も 七百年前の物語も
    遠い国の 遠い日の 罪人の呟きさえも」

    という一節があります.それらの言葉が,今,私の中に生きているという意味でしょうが,作者がこう言う時,具体的な何かを思い浮かべていたと思います.それは何でしょうか.

    たとえば,「千年前の恋唄」.年表とにらめっこした結果,『和泉式部歌集』かなぁ,なんて思いましたけど,はて,さて・・・?

    皆さんはこの3つ,それぞれ何のことだと思われますか.あるいは,作者自身がどこかで種明かしをしていた,という話をご存知ありませんか.よろしくお願いいたします.

    なお「花ゲリラ」は『わたくしたちの成就』で読みましたが,『寸志』などの詩集にも入っているそうです.

    トピ内ID:4846572294

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    興味深いトピです

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    柳の芽吹き
    千年前の恋唄と聞いて、私はやはり源氏物語を思い起こしました。和泉式部日記もそうかもしれませんが。七百年前の物語というのは、ネットで検索しました。七夕の物語のことでしょうか?

    一番特定しにくいのが「遠い国の遠い日の在任の呟き」です。数限りなく存在しますよね。今は見当もつきません。

    素敵な詩を紹介いただき、ありがとうございました。

    トピ内ID:9886868993

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    お返事ありがとうございました

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    🙂
    ソバス
    柳の芽吹きさん,お返事ありがとうとざいます.

    そうですね,やっぱり源氏は落とせませんね.私は,「唄」にこだわってしまったんですが・・・.
    七百年前の七夕の物語というのは分かりませんでした.調べてみます.
    「呟き」は,おっしゃる通り,一番漠然としていて,???です.あれかな,これかな,って二,三思いつくものもあるのですが,「遠い国」,「遠い日」,「罪人」,「呟き」のどれかとずれる感じで・・・

    引き続き,皆様のお考えをお聞かせいただければ喜びます.詩人自身が何を念頭に置いていたかは別として,「私にとってはこれ」という感じで・・・

    トピ内ID:4846572294

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    エリ、エリ、レマ、サバクタニ

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    おやじ
    茨木のり子さんの詩では、「根府川の海」が、一番好きです。

    カンナの赤と海の青のコントラストが、鮮やかに瞼の裏に浮かびます。

    さて、”遠い国の 遠い日の 罪人の呟き”

    強いて具体的に言うとすれば、私は、

    エリ、エリ、レマ、サバクタニ(わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか)

    ではないかと思っています。

    キリストは、罪人として十字架に架けられますので。

    トピ内ID:9307847616

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    おやじさん,ありがとうございました

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    🙂
    ソバス
    レスを拝見して,茨木のり子さんの詩について語り合うトピを立てたくなりました.

    キリストの十字架上の言葉,まさに時空を超えて私に響いてくる「遠い国の 遠い日の 罪人の呟き」ですね.思い至りませんでした.実は,最初に心に浮かんだものの一つが,旧約の『エレミア哀歌』でした.ただ,「罪人」と「呟き」が引っかかって・・・.Exile → 流刑 → 罪人,あるいは宗教的な意味で「罪人」とは言えるかもしれないけど,あれは「呟き」じゃないなぁなんて思っていました.キリストの言葉は「呟き」とも十分受け取れますね.私の中では,これで決定,という感じです.ありがとうございました.

    ただ,「私にとっては」だと他にもいろいろな受け止め方があると思います.引き続き,いろいろなお考えをお聞かせください.

    トピ内ID:4846572294

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    興味深いトピを立てていただきありがとうございます

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    🐱
    kaho
    トピ主さん、興味深いトピを立てていただきありがとうございます。

    私にとっても、何気ない誰かの口から発せられた言葉が私の心の土壌に落ち、土を被り熟成され、目を出し、わたしにとっての大切な言葉となり、そのおかげでなんとか生きていけるんだなと感じることがあります。


    言葉を発した本人が相手に何かを期待している時は、自分にその言葉はあるのかもしれないけれど、何の期待も無く発せられた言葉は本人の手を離れて、誰かのところへ落ち着き、芽を出し救いになっていることは多いと思います。

    日常の様々な場面で誰かのあの言葉が浮かんできて、勇気づけられたり、励まされたり。

    千年前の恋唄、七百年前の物語もその恋唄や物語が千年も七百年も生き続けているのは、人が亡くなってもずっと多くの人々の人生を何かしら支えているからだと思います。特定のお話をさしているわけではないような気がしました。百舌(もず)という漢字の百で、千が出てくると数としては面白い感じがします。一万年前となると現存する書は無いですし。七百年前は「はな」に対して「なな」かなと。あくまでリズムや言葉で感じた感想です。

    「遠い国の 遠い日の 罪人の呟きさえも」このフレーズは自分自身から「遠い」と思われる 「国」(遠い国)や「昔々のある日」(遠い日)「人」(罪人)についても、自分の中に生き続けている言葉があるってことを言っているのかなと感じました。
    例えば異国の誰かの言葉、異国の小説、詩、歌などや昔々のおとぎ話や小説、詩、歌などなど。実際に罪人と呼ばれた人が言った言葉や物語に出てくる悪役や罪人の言葉とかも入ると思います。


    詩は想像力を掻き立て、深く広い世界を想像させてくれるものが良い詩と言われていますが、皆さんの感想を読ませていただき、さすが「茨木のり子」さんの詩は様々な世界を想像させてくれて、良い詩だなぁとあらためて感じ入りました。

    トピ内ID:3195647262

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    小夜ふけて

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    おやじ
    ”千年前の恋唄も”

    赤染衛門(956年頃?-1041年)は、どうでしょうか?

    大江匡衡とおしどり夫婦として知られていたそうで、茨木のり子さんと夫の三浦安信さんの関係に似ているようにも思えます。

    『やすらはで 寝なましものを 小夜ふけて かたふく迄の 月を見しかな』

    全くのあてずっぽですが、”七百年前の物語も”は、三浦繋がりで、宝治合戦の事かも知れないと思いました。

    トピ内ID:8196076988

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    深い味わいのレス,ありがとうございます

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    🙂
    ソバス
    kahoさん,この詩の主題に深くかかわるレスをありがとうございました.「百舌」や「なな」について,思いもよらない視点でしたが,そうかもしれないと思えてきました(失礼ですけど,kahoさんご自身,詩や俳句などをお作りなのかなぁと感じました).

    おっしゃる通り,具体的な一作品じゃなくていろいろな作品,言葉を思い浮かべているのかもしれません.


    おやじさん,続けてありがとうございます.確かに,「花ゲリラ」は先立たれたご夫君への挽歌とも読めますので,作者が赤染衛門と自分とを重ねている可能性は十分ありますね.三浦つながりの宝治合戦は意表を突かれました.

    実は,『わたくしたちの成就』を読むまでは,御夫君の存在はまったく意識していませんでした.茨木のり子さんにとって夫の三浦さんがどれだけ大きな存在であったかを知ったときの驚きと感動・・・.おやじさんのレスはそれにつながり,頷けました.

    お二人のレス,詩への対照的なアプローチ(といえばいいのかな?)で,詩の味わいがいっそう深くなったような気がします.ありがとうございました.
    さらにいろいろなお考えをお聞かせください.

    トピ内ID:4846572294

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    追加・補足です

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    🙂
    ソバス
    いろいろな方のご意見をお聞きしたいので,ご参考までに2点補足.

    1) kahoさんのレスに「百舌」が出てくるのは,「花ゲリラ」に百舌の話がでてくるからです.百舌が枝にひっかけた餌を忘れてしまうように,人は自分が言ったことを忘れるが・・・という喩です.

    2) 茨城のり子さんの詩「古歌」(『歳月』所収)にこんな言葉があります.

    「読みびとしらずの挽歌さえ
    雪どけ水のようにほぐれきて
    清冽の流れに根をひたす
    わたしは岸辺の一本の芹」

    そして,この詩はこう結ばれています.

    私の詩も,「いつか誰かの哀しみを少しは濯《あら》うこともあるだろうか」

    kahoさんが「花ゲリラ」の読み取られた主題そのもののように思いました.

    トピ内ID:4846572294

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