母は６０代ですが、昔も今も童女のような可愛らしさを持つ女性です。怒らせたら物凄く厳しかったですが、それは私が悪い事をした場合においてであり、普通は優しい事このうえない、と言った感じです。

母は、私にとって一番信頼できる友人でもあります。世界中の誰もが私を見捨てたとしても、母だけは絶対に私を理解し、また味方になってくれる、と確信させてくれます。

ああいう女性になるのが目標でした。そんな母に産んで育ててもらえた事、私は本当に幸せに思っています。

母には感謝しているし、尊敬できる部分もある。でも、気性が荒くて気が強いわりにすぐいじけるところが子供の頃から苦手です。
時々父を小馬鹿にするような言い振りをしたり、私と妹をすぐに比べ、私に「貴女のほうが大事よ」と言いながらいつも妹にだけ甘かったり（私たち姉妹とももう３０代のいい大人ですが）、今、一番いやだなと思うのは、私の今の暮らしと自分の若い頃とを比べては落ちこんでみせること。
あれれ、本当は好きじゃないのかな・・・悲しいですね。

産み育ててくれたことに感謝はしていますが、母のことを一人の人間として好きかと聞かれれば口ごもってしまいます。

私が幼少の頃からとにかく口の悪い母で、その暴言に何度も何度も傷つけられてきました。口を開く前に、これを言ったら相手が気を悪くするだろうとかそういうことを考えない人なんです。

実家を出ることをひたすら夢見ていたような子供時代でした。私が３０代になり、母も初老の女性になった今、かつての母の暴言は許せると思えるようになってはいますが、完全に忘れたわけではありませんね。

現在は実家から遠く離れた土地で一人暮らしをする私。母とはメールの交換をしていますが、外国ということもあり実際に会うのは数年に一度です。それでも切なくなるほど会いたいとは思いません。母にしてみれば、冷めた娘かも．．．

母にはいつまでも元気で居て欲しいと願っていますけれどね。

明るく社交的。お人よしで真面目で、たぶん損もしてると思います。謙遜されるけど、私にとってはなんでもできるすごい母です。

母に叩かれた記憶はありません（妹もないと言ってました）。孫にも、優しく厳しく接してくれます。ずっと母のようなお母さんになりたいと思ってきました。

元気で長生きしてほしいです。

母親が若いときの子供なので(といっても22歳のときの娘)大人になってからはいいお友達で相談相手で愚痴のこぼし相手です、お互いに。
神経質で鬱っぽいところ。でも割りと出歩くのが大好きで誰にでもすぐ声を掛けてしまうおおらかなところ。料理が苦手でそのくせおいしいものを出してくれるお店を見つけるのが好き。ものすごく似てきました、さすが親子(笑)。
妹がいますが彼女よりもわたしのほうが似ていると自他ともに認めています。
子供のころは優等生で何でも言うことを聞いて人の気を引こうとしていたわたしですがそんなわたしをびしびし鍛えてくれました。過剰な期待に悩んだときもありましたが今ではそんな母親の気持ちをわかってあげていればよかったのにと悔いてしまうこともあるくらいです。
この間はいっしょにハワイに行きました。まだ還暦になったばかり、これからも一緒に遊びたいと思います。
そういえば、父親も大好きだなぁ、天然で。若干頑固だけど。

私が子供の頃我が家は貧乏でしたが、私達子供に家が貧乏だと思わせない明るい家庭を作っていたのは母でした。
三人の娘と父を最優先させ、自分は一番最後でニコニコ笑っているやさしい母です。
怒った時は父よりも怖かったけど、私達が理解し謝れば直ぐに優しい母になりました。
友人も多く、信頼されています。

子供の頃、私が苛められていた時期がありましたが、母は何も言わなくても察してくれていたようです。
ただ「苛められても貴方は私の大事な子で自慢の子供なんだから、貴方が変わる必要はない」と言ってくれました。

挙げればきりが無いです。
いつまでも生きていて欲しい。
そして、生きている限り、私からの恩返しをしていきたいと思ってます。

お母さん、また温泉行って美味しいもの食べようね～！

うわー、私が書いてるのかと思いました！
母と同じ仕草をしてしまい愕然とする所まで一緒！

母の事好きか嫌いかで聞かれれば嫌いですね。
別に虐待されたとかもないんですが全然優しくされた記憶がないんですよね。思い出すのは冷たくされた事ばかり。
本当にひとつも「お母さんって優しい、暖かい」って思える思い出がひとつもありません。忘れてるだけなんでしょうか・・・(悩)
とは言ってもきっと私も母になったら母のような母親になるんだろうと思えます。そう思うと子供は持つべきではないなぁと考えています。同じ道は歩みたくないです。でもそう言いながら歩いちゃうのかもしれないなー。考えるとすごくコワイんです。

こどもの頃はできのいい弟といちいち比較し、都合の悪いことは全て「お姉ちゃんなのだから我慢しなさい」で押さえつける母が大嫌いでした。
父に「お母さん取り替えて」と講義したこともあります。
大人になり、母は母なりに一生懸命だったのだと理解できてから、母と私は互いに一番の理解者になりました。
性格の悪いところ（私の母も外面が良く内面が悪いです）は直りませんが、それに対して嫌なことは嫌と言える様になりました。母も私の意見を受け入れてくれるようになりました。
そして「絶対こうはなるまい」と思っていたところが、結婚してそっくりなことに気づきました。
一番嫌だと思っていたところ、こどもの前で夫や姑の悪口を言うところだけは絶対に真似しない様にしようと思っています。

母６３歳、私３８歳。母２５歳の時の子供です。
裕福とは程遠い環境で、一生懸命育ててくれたことには感謝してます。がさつでもなく理不尽な暴力もなく、適当に小奇麗で、私の年齢からすれば若くてきれいなお母さんだった母。
あの母を好きか・・・。嫌いではない、感謝している、良くしてあげたい、でも母の誕生日や母の日にちょっとしたプレゼントを贈る度に「なんか無理してるなー、私」と感じてます。
子供への接し方が上手な人ではなかった。私達兄弟の手が離れて、フルタイムに近いパートに出るようになって言葉つきが優しくなったり、表情が明るくなった母を見て、専業主婦むきの人ではなかったのだ、と思いました。
向かない仕事を一生懸命こなして、誰にほめられるでもなく、３０年近い年数を過ごす。
考えただけでぞっとしてしまうけれど。やはり、感謝している、良くしてあげたい。でも好きか、と聞かれると。「はい、大好きです」と即答できないのって、なんか悲しいです。

結婚前はケンカばかりでした。
ぐうたらな私と神経質な母。
いつも衝突してばかりで、相性の悪い親子だなって思ってましたよ。

だけど結婚してからしみじみありがたさがわかるようになりました。分かりづらかったけど、ちゃんと愛情を与えてくれていたのだと。

また同居なんてことになれば同じようにケンカを繰り返すのでしょうけど、離れてみれば、大好きで大切な母です。