小学校の5年生の時、お友達のお誕生会に呼ばれました。
そこで生クリームのホールケーキを初めて見ました。
お友達のお父さんは、洋菓子屋に勤めていて、ケーキ職人でした。
その頃出回り始めたばかりの、生クリームの、本物の果物を使ったケーキを、生まれて初めて食べて、その優しい柔らかい甘さに陶然としました。
職人さんが自分の娘のために作ったケーキなので、スポンジの間にも生クリームで和えたバナナがたっぷり入っていて、上には赤いイチゴがのってました。
それまでケーキといえば、甘ったるいバターケーキだったんですね。
こんな上品なケーキがあるのかとカルチャーショックでした。

今でもはっきり覚えています。
最近のおしゃれな凝ったケーキより、苺のショートケーキの方が好きです。

私も昭和40年代生まれです。
私の場合は「クリームコロッケ」。
それもレストランや母親の手作りではなく、スーパーで買ってきた冷凍食品の。

既に出来上がっていて油で揚げるだけのものでしたが、それまでコロッケと言ったらポテトコロッケしか食べたことがなかった自分にとって衝撃の美味しさでした。
確かあれは、、小学校1年生とか2年生の頃だったなあ。

それ以来その冷凍食品のコロッケが大好物になり、誕生日には必ずリクエストをして母を苦笑いさせていました。笑
手料理も得意な母だったので、たまたま買ってきた冷凍食品を気に入られるのは微妙な心地だったんでしょうね。

大人になって色々なところでクリームコロッケを食べるようになり、自身で作ったりもしましたけど、初めて食べたあの時の感動を超えるものはない気がしています。

真冬の寒ーい中、友達と初めて立ち寄ったケンタッキーフライドチキン。
そこで注文した熱々のコーンスープが感動するほど美味しかったです。

私の実家はファストフード店に行かない家庭だったので、
友達に誘われてドキドキしながら初めてお店に入り、小学生のお小遣いで買えて、身体も温めてくれそうなコーンスープを頼んだのです。

これが本当に美味しくて美味しくて、友達がちょっと引くくらい感動しながら飲みました。

たぶん、初めてのファストフード店で、友達と一緒というシチュエーションも加味されているとは思いますが、
あれから３０年たった今でもあの衝撃は鮮明に覚えています。

僕はトピ主さんよりひと回り年下ですが、小学生の頃に確か新宿区の高田馬場の地下鉄駅の構内だったと思いますが、父親に買ってもらったチーズドックがとても美味しかったのを憶えています。普段は外で余計な食べ物など絶対に買ってくれない厳格な父親で、戸惑いつつ食べたのですが、すごく美味しくて感動しました。
なのに喜びを表現しませんでした。
素直にもっと喜んで食べてあげれば父親も喜んだだろうし、また買ってくれただろうにと、少し後悔の気持ちもある思い出です。

近所の理髪店さんが、猟をする人で ある日うちに 鴨の肉を持ってきてくれました。
牛肉とも豚肉とも違う色かたちで、鍋に入れても味噌汁に入れても美味しく、感動したことを覚えています。歯ごたえも抜群で、今食べても美味！おいしい物は永遠です！

1990年前後、私が高校生の頃に、上のお兄ちゃんが頼んでくれて、
こんな美味しい物をお家まで持って来てくれるんだ！と感激しました。

近所にレンタルビデオ屋さんがあって、その隣のコンビニでコーラを買って、ビデオを見ながら、ピザ１枚を兄弟でワイワイ言いながら食べるのが楽しかった。

不二家のゴールデントフィーっていう飴。

〇鯛の姿すし
熊本県の三角駅の駅弁です。
親が何かの物産展で買って来たのですが、これが今でも記憶に残る程に美味かったです。
残念ながら、今はもう存在しないらしいですが。

〇かっぱえびせん
おやつの定番ですね。
最初に口にした時から「やめられないとまらない」でした。

〇コーヒービート
初めて口にした、ちょっと大人な(と当時は思った)チョコ菓子ですね。
実はチョコはそんなに好きではなかったのですが、これは美味かったですわ。

昭和46年生まれです。
近所に住んでいた父方の叔母が作ってくれたたらこスパゲッティを食べた時、文字通り衝撃を受けました。「世の中にこんな美味しいものがあるんだ！」小学2年か3年の頃だと思います。
それまで私にとって、スパゲッティは赤い食べ物だったのに。
いまだにパスタの中で一番好きです。

40年以上前。普段は何も買ってくれない、外食も嫌う母が気が向いた時に連れてってくれた、地元の小さな洋食屋さんで食べた、グラタンです。今思うと、あの店の価格帯では高いメニューだったような？

ココット容器に入っている、クレープで包まれたエビグラタンが、とっても美味しかったのです。
何しろ4歳くらいの記憶なので、うろ覚えなのですが。

私が小学生の頃には店主さんが亡くなって、食べられなくなり。
その後大人になって東京に住み、あちらこちらに出かけても似たような料理にも出逢えず。

書いてて食べたくなってきました…。