医学部に入学が許されたような人が頭が良いのは間違いないと思います。
でも、昔、医学部の学生さんと仲良くする機会があった時、いろんな話を聞きましたが、国家試験に不合格で国試浪人なんて絶対に嫌だとか、優秀な人だったにもかかわらずプレッシャーはあるようでした。
多分、トピ主さんは、他に夢が見つかったと嘘は吐いてないけど、幾らかの現実逃避と勉強が辛いんだと思います。

せっかくの医学部をやめるなんてもったいないし、不合格一番目の人に席を譲れたら良いのにとか、第三者の私は何割か思うけど。

でも、他に目指したい道ができたのなら、何も一般論的に医師という仕事を神格化し過ぎ、自分をそこに留める必要ないです。

私の友人は、確実に日本一の大学へ合格できたと思うにもかかわらず、その日本一の大学より、別の大学が、より自分の憧れの専門分野に強いと、迷わずそちらを選びました。
信念さえ持てば、一般論なんて関係ないという見本のような素敵な人でしたよ。

親御さんにもよく相談し、しっかり親御さんに納得いただき、トピ主さんにとって後悔ない選択ができると良いですね。

医学部のゴ－ルは医者です。
定年もないに等しいし、仮にアルバイトで働くとしても報酬は破格です。

トピ主さんは本当に勉強したいことが見つかったと言っていますが、その勉強をしたからといって就きたい仕事に就けるか分からないのですね。
と、言うことは、将来全く畑違いの仕事に就いていることもあるわけです。
一生好きな勉強をして生きていくことは出来ません。
その辺は、どのように考えていますか？

トピ主さんが医学部の何年生かわかりませんが、医師になる気がないなら早めに転身した方がいいです。
医学部は医師になるための学部です。医師の育成は国家事業であり、授業料の安い国公立大学では一人当たり億のお金が税金から補填されています。それぐらい公共性の高く、社会に貢献することを期待されている職業（学部）なのです。今更ですが、その覚悟を入試の時に散々聞かれませんでしたか？
職業選択の自由はありますが、医学部を卒業して医師にならなければ、税金の無駄遣いとの謗りは免れないでしょう。また、医学部卒業＝国家試験合格＝一人前の医師。ではありません。CBT、卒業試験、国家試験をへて、医師免許を取得後は、臨床研修指定病院で２年間所定の研修を受け（この間は最低賃金程度の研修手当）、さらに４－６年程度の専門医取得の修練があります。一人立ちと胸を張れるようになるまで最短でも卒後８年くらい。トピ主はまだあと１０年以上研鑽を積む必要がありそうです。
また、医師の給与は高額で定年がないと言われますが、そもそも一人前として高額賃金を得て働き出すまでに相当の時間とお金がかかります。それを回収するために長く勤める必要があるのです。

覚悟ができないなら、傷が浅いうちに退学しましょう。

やりたいことが他に見つかったけれど、それを何が何でも生業にしてやろうという意気込みも覚悟もない。
そちらの道で食べていける保証がないから、少なくとも高給が保障されている（まぁ、これも国家試験に合格し研修クリアした後のことですが）医師の道も捨てがたい。
医学部の勉強が厳しいと感じているところに、他に興味がうつって逃げ口上にするかどうか迷っているだけにしか読めません。

ある専門病院を創立し名医として名をはせる一方、趣味の音楽を楽しみ、歴史の本まで出版された医師もいます。
私が史学科の学生だった頃、考古学のある分野において教授から一家言を認められている医師もいました。

「食べていける」という保証が欲しいなら、まずは収入源の確保のために医師になり、それから副業としてそれを極めては？
収入のためと言え、いい加減なことをすれば人命がかかり訴訟沙汰の医療ですから、そのあたりだけはしっかり押さえておけばいいのでは？
開業医になり、趣味にもいそしんでおられる方もおられますよ。
一生をささげられるなら、開業までの就業もある意味「それ」のための修行です。
趣味に時間をさけそうな負担の少ない分野を専門にすれば、完璧です。

医学とは関係ないですが、私は高校生の時に親や先生が将来の職業に結びつくということで勧めた大学（学部）を全身全霊で拒否し、両親とものすごい時間を使って議論して、将来の職業に直接結びつかないことで有名な学部に行きました。好きなことはその学部でしかできないことが分かっていたからです。

途中貧乏生活も長く送りましたが、今はその分野の研究者になって、好きなことで生活が出来るようになりました。仕事は大変でも、自分の好きなことなので、幸せです。

ただ、医師をしている私の親友曰く、医学が本当に面白くなるのは卒業してからということなので、暗記まみれは恐らく数年間のことなのではないでしょうか？

誰もどうすればいいか教えてくれるはずはないですし、お金を出してくれている保護者ともよく話をして、自分で決めてください。

別の道がいいと思ったら早く行動すべきですよ。

思い立ったが吉日と言います。
変わることは悪いことではありません。
早い方がいいです。
思いきって下さい。
応援します。

裁判官や弁護士の法曹界には医学部を出て法学の道に入り直し、医学の知識を活用して活躍されている人が少なからずいます。
その逆もあり、医学部には他学部を卒業して入学した人も多いのはご承知でしょう。
医学と言っても臨床や研究、さらには医療行政と様々な道があります。
医学部に入られたぐらいですから優秀なのは折り紙付き、ならばもう少し頑張って自分の適性を見極め、卒後に決めたらいかがですか。

医学部は行きたいと望んでも、易々と行ける学部ではありません。医学部に行くためのは

(１)学力が高い、
(２)家庭の経済力が高い、
(３)手先が器用である。

が必要です。貴女はこれらの条件が満たされて、医学部に在籍しています。とても恵まれています。

医学部の勉強は大変なのでしょうね。だから、別の分野が良く見えるのでしょう。ここは、努力して乗り越えましょう。間もなく、先が見通せるようになりますよ。応援しています。