例外的事象に対して、それを当たり前かのように語るのは間違いの元。

女性（男性もですが）の中には仕事に対して優秀な方もいれば、普通の人もいるし、がんばっても成果でないって人もいます。
優秀な人というのは数が少ないから優秀と評価されるし、優秀だから出世もする。
でも、みんながそうじゃないんです。

女は力が弱い。
こんなことを言うと重量挙げの女子選手はそんじょそこらの男には負けない！って鼻白む人もいます。
しかし、一般論の話をしているのです。
例外を持ってきて女は力持ちって話にしたら間違ってしまいます。

１０年のキャリア中断はやはり不利以外の何者でもありません。

それから今は過渡期のラッキーが存在します。
女性管理職を増やせって命題。
若い女性社員を三階級特進させると周りへのハレーションが大きい。
１０年のブランクがあってもまあまあ優秀程度でも、女性管理職を増やすという数値目標達成のため、もっと優秀な男性がいても、中年女性が選ばれるってことは実際にあるのです。
時流に乗るってやつです。

それを今の２０代３０代の女性が自分も同じって思っては間違いの元。
自分が幹部にまで出世するころには数値目標はすでに達成されており、厳然たる競争で出世が決まる。
しっかりキャリアが積めていなければ不利なのは間違いない。
自分が特別に優秀と思うなら、それって大半が気のせいですから。
本当に優秀な人って自分の欠点の見極めが素晴らしく良いので、案外、自分を優秀とは思っていなかったりする。

正社員で働き続けたあなの判断は間違っていないと思います。
切れ切れで２,３年のキャリア中断なら、部課長に昇進する頃には忘れられた過去になります。

いくらでも努力出来る人なら、専業主婦歴何年とかじゃなくても、どんな状況でもやっていけると思います。

たいていの人間はそんなことができないから、会社にしがみついて正社員の座を守るのではないのでしょうか。

私から見たら「専業主婦歴あるのに社会復帰したすごい人」ですが、挫けそうになったり、もう嫌だって投げ出したくなったときもあるはずです。
それを乗り越えたからこそ手に入れたものなんですよね。
本当にすごいと思います。

私にそんな強さはありません…

専業主婦がリスキーであることに変わりはありません。
そういうことは夫婦・家族の選択です。
介護などで不本意にも退職せざるを得ない場合もあります。

非常に数少ないサンプルと取り上げて、何を伝えたいのでしょう。
専業主婦・主夫でも日常の努力が欠かせないことは職業人と変わりありません。

では、似たような条件で職歴の長く途切れていない人とブランクのある人がいる場合、どちらを採用したら安心でしょうか。
慈善事業でない以上、ブランクのある人を積極的に採用する会社はありません。

市場は狭まり再就職が難しい面もあるとよく聞きますが、強い意志と努力とタイミングが良ければバリバリ働けるのですね。

私の周りにも10年以上家庭に入っていた後に、カウンセラーや教育関係に就いている方もいらっしゃいます。

子育てで
「突発的な事柄に対処出来る術が身に付いた」
「子供 親 両方の立場(気持ち)が分かる様になった」という声も聞きます。

やはり「母ちゃんは強し」ですね。

私もあと10年は自己研鑽せねば、年齢以上に老いてしまいますな。

日々鍛練ですね、このトピに背中を押してもらえた様な気がします。

トピ主さんも珍しいケースとして、少なくとも第三者にこんなケースもあるよ、と言いたくなるケース(当たり前によくあるケースなら、今回の話題にはしないですよね。)として、認識されていますよね。

またブランクの有無は、どうしても給与等の条件面にも響きがちです。ブランクがないに越したことはないけど、ある場合でも正社員として勤務可能な実例がある、というだけですよね。

ある特殊なケースを一般論にした場合の齟齬であるだけで、トピ主さんや他の方が、そんなケースもあるんだ、とポジティブに思うことの否定ではないんです。

ただ、意地悪かもですが、一般論化してしまうと、トピ主さんの文面をネガティブに読んだ場合、専業主婦をはじめとしたブランクを理由に仕事がない、良い条件で働けないということが、トピ主さんのいうところの、「何事も結局自分の信念と努力なのだなぁ」(信念と努力不足だから働けないという意味、ただトピ主さんはここまでの意図はないはず)と完全イコールではないから、こういう発言は難しいのだと思います。

個人的にはブランク等を乗り越えているのは素晴らしいなとは思います。

リスキーです笑

私が身をもって証明します！１０年ぶりの社会復帰、まぁ色々言われました。
ブランクを色々言われ、中々仕事もなかったです。
そんな中、まぁ少しずつ派遣ではありますが、ようやくキャリア？を積め始めてはいるのですが、それはたまたまだと思っています。
でも、正社員はハードル高く、なれるのか微妙なラインかと

多分、私はその上司に近いと思います。
社歴で言うと私の方が厳しいかな。

結婚前正社員2年、子育て専業主婦10年、パート5年、正社員10年のアラフィフ管理職。
幼稚園から中学までPTAも校内ボランティアもやりましたし。

そんな私からすると、
「信念」とか「努力」とかトピ主が言うほど意識して生きているのかな？
寧ろ「信念」って家族という別人格がいると寧ろ邪魔、「努力」はみなやっているし。
単に「その時やるべきことを選び、単に今のその結果がある」。

比べてしまうのは分からないでもないが、だから何？って気持ちが強いかな。

その上司の方は、職場復帰して既に「上司」なのですよね。
もしその人がいったん専業主婦にならず、順調にキヤリアを積み続けて
いたら、部長とか所長とか、もっと上とか、そういう立場にまでなって
いたんじゃないですか。

キャリアをつなげるというのは、単に再就職できるとか、正社員に返り
咲けるとかそういうことじゃありませんよね。

努力と信念もそうかもしれませんけれど、もともとの能力の高さ。
これは重要だと思いますよ。
そういう能力の高い方の生き方を見て、専業主婦でも案外大丈夫かもと
思うのは、芸能人を見て、わたしもアイドルになれるかも、と夢を持つのに
言いすぎかもしれませんが、ちょっと似ているような気がします。

なれないとは言わないけど、同じに考えないほうがいいですよ。

私の周囲に、40年前に東大学部卒・院卒の後、結婚し専業主婦になって10年、3人のお子さんの育児に専念した後、社会復帰し世界を飛び回っている女性を知っています。いまでも現役、バリバリ。
10年間、専業主婦をなさっておいででした。が、では気合い努力で誰でも同じことができるのかと言ったら、そうではない。
平均的な女性がそれを目指したら、間違いなく体調を崩すと思います。
極めて稀有な優秀の女性の例です。

トピ主さん、人にはそれぞれ備わった能力・環境があります。
家庭内の状況によっても人生の選択は変わる。
あなたがその上司を尊敬する気持ち持ち続けるのは良いと思いますし、尊敬できるところを目指してだけいれば良いと思いますよ。

その方は、専業主婦だろうがキャリア女性だろうがどんなことにも全力投球されただろうと思います。

エネルギーの量って誰もが同じではなく、あれこれ活動していてもまだまだやりたいことがあり時間がほしいって人もいれば、全くそうじゃない人もいます。

私はずっと正社員で仕事をしていて、役職にも就き子どももいるのですが、仕事も家庭もプライベートも、どれも息も絶え絶えで何とか持ちこたえている程度です。

正直私のような低エネルギー人間は、
あれもやってましたこれもやってます、こんなときは人脈とスキルでどうのこうの…みたいな人にははあお元気ですね、としか思いません。

努力や信念もおありなのでしょうが、その方はそういう生活が好きなんですよ。