デジタルリマスター版とかはどうですかね。
昔のでも 4K、Blu-ray　など高画質に修復されたのもあります。
どんなのかは動画サイトで試聴体験を参考に。

TV番組のもありますね。ウルトラQ 1966年の4K版とか。

真っ先に思いうかんだのが、2011年の「アーティスト」。
映画がサイレントからトーキーに変わる頃の俳優を描いた作品です。
モノクロであると同時にサイレントでもあり、何部門かのアカデミー賞も取っています。
確かこれはカラーで撮影したものを、後からモノクロに編集したものだと思います。
ちなみにラストでは、モノクロからカラーに切り替わります。

それと、モノクロ時代の映画で印象深ったのが、1953年のフランス映画の「恐怖の報酬」。
主演はイブ・モンタンです。
中南米の油田火災を消すために、ニトログリセリンをトラックで運ぶというストーリーですが、モノクロながら(あるいはモノクロならでは)中南米の強い太陽の光が全画面にあふれていて、ワクワクしながら見ました。

内容が内容なので、そちらに話題がいきがちですが、映像も音楽も美しかったと思います。
写真の女の人の、悲しそうな顔が忘れられません……。

今調べてみたら、リマスター版の上映が始まったようです。

モノクロの代表作というとチャールズチャップリンの「モダンタイムス」「独裁者」などでしょうか。
ロマン的作品ともいえる女優のエドナ・ガードナーの映像も秀逸です。チャップリンの母親の姿に似ていると言われる女優です。ライムライトなど、映画音楽も素晴らしいです。

すでに観ていたらごめんなさい。
小津安二郎監督の映画が一押しです。それと『羅生門』、『雨月物語』。
洋画なら『うたかたの恋』が真っ先に浮かびました。女優さんがとてもきれい。
あとは『グランドホテル』。
ウディ・アレン監督作品にもモノクロがけっこうあります。好みが分かれる監督さんですけど、抵抗がなければおすすめです。
あと初期のアカデミー作品賞をとった映画もモノクロがたくさんありますので、まだの作品がありましたらこちらもぜひぜひ。
カラーできれいな映像の映画もたくさんありますよ。

なんだか，定番みたいな答で気がひけますが，まだ出ていないようなので．

『第三の男』．これも定番？　暗闇にハリーの顔が浮かぶところや，最後の寒くて張りつめた感じの並木道が印象的です．

「夢みるように眠りたい」林海象
観たのが昔過ぎてほとんど覚えてないのですが、美しい白黒映画だったと思います。
佐野史郎の初主演作でもあります。

「ローマの休日」ですが、

もう一つ思い出しました。

「二十四の瞳」です。
確か高峰秀子さんが主演だったかな。
テレビで観たのですが、感動しました。

黒沢監督です、「椿三十郎」も良い味出してますね

すっかりディズニー版が有名になってしまいましたが、
この古いフランス映画もとても素敵なんです。

光と影の表現力が素晴らしく、
モノクロの良さが生きていると感じます。
とても詩情豊かです。

大人な「美女と野獣」ですね。