療育施設で働いている保育士ですが、療育をすれば全てがうまくいくわけではありません。療育施設で学んだことを家庭でも取り入れていくことが大切です。

また、一口で療育といっても様々なやり方があります。障害の種類によって合う療育も異なります。施設によっては療育といっておきながら大したことしていないところもあります。お子さんの場合、言葉の遅れが気になるなら言語聴覚士のいる療育施設がおすすめです。

個人的には、子どもは子どもの中で育つのが一番だと思います。そのためには、治療教育としての療育ではなく、遊びの中から社会性を身につけていくことが一番お子さんの発達が豊かになると思います。

どちらにしても療育に通うから伸びるんじゃありません。塾に行けば成績が自動的にあがるわけではないですよね？お子さんはもちろん家族のサポート、療育職員の質の高さにかかっていますよ。

幼稚園は一斉保育のようですね。
まだ始まったばかりの幼稚園で、
＞説明を聞くのもまだ出来ず待つことや団体行動が苦手で、自分の興味が最優先

という子は普通にいると思います。

うちの息子は自由保育の幼稚園だったため、年長になって周りとの違いに気づき、そこから地域の療育に月に2回、民間の療育に週1回通い始めました。

小学校入学してからは、今まで自由だった環境から一気に一斉指示を聞かなければいけない環境に変わり、子どもも大変だったと思いますが、何より授業参観などで自分の子どもが浮きまくっているのを目の当たりにするのがつらかったです。

学校の先生も理解があったほうですが、いろいろと指摘が多く、そのたびに凹みました。

幸いうちは他害や授業を妨害するタイプではなかったので、クラスメイトや保護者の皆さんには疎まれることもなく、温かく見守ってくださったのですが、やはり学校に行くのは辛かったです。

そんな息子は今小学3年生なのですが、ここにきてグッと成長しました。
担任の先生にも、最近ほとんどみんなと同じようにできている、と言われ、涙が出そうになりました。

トピ主さんのお子さんとうちでは、特性が違うので全く同じようになるとは限りませんが、少なくとも両親が子どもの特性を理解して、得意をのばし、苦手なことはフォローすること、周りと比較せず、子どもの過去と比較することが一番大事だと思います。

幼稚園時代は特に、”できるようになった”ことがわかりやすいため、自分の子ができないことだらけで親が劣等感を感じてしまいがちです。
でも、発達が早いことがいいことではないと、幼稚園の園長先生にも言われ、自分の子どもを信じて見守ることが大事だと教わりました。

できないことをできるようにすることに焦点を当てるのではなく、得意なことをたくさんさせて、自信をつけさせてあげることが大事かな、と思います。

小１の真ん中の子は言葉も遅く活舌も悪く療育へ2歳過ぎから小学校入学前まで4年弱週１で通っていました。
最初は保健センターへ行きましたが、マイナス面ばかり指摘される事に気が滅入ってしまい総合病院の療育に変更しました。
どちらもやっている事は似たような事ですが、評価方法が減点法と加点法といった感じで違いました。
幼稚園降園後の時間は予約が取れないので給食後に早退です。

年少の頃は一生懸命話そうとしていても、『あー』『えーっと』『あの…あの…』言葉を見つけるまでにとっても時間がかかる状態。
せっかく発した言葉も半分も聞き取れないような宇宙語。
とにかく途中で遮ったりせずに先回りして返事をせずに、本人の言葉が出てくるまでひたすら待って言い間違いや活舌の悪さは直しての繰り返し。
とにかくたくさん会話しました。
年中・年長になってからは、やや言葉が出てくるのに時間はかかるものの友達とも意思疎通が問題なくできるほど活舌も言葉も改善。

トランポリンは身体の発育だけでなく脳（言葉）の成長にもつながると聞いたのでトランポリンを自宅でもしたり、休みの日は公園やアスレチックへ行って身体も鍛えつつです。

話ことばの他に時間がかかったのが、文章。
『ありがとう』を「あ」「り」「が」「と」「う」と１文字ずつは読めるけど『ありがとう』って単語と認識して文章として意味がわかるようになるまでとっても時間かかりました。
絵本を読んであげたのは暗記してしまっていて、文章が読めない事に気づくのが遅れ小学校入学準備直前で気づいて慌てて一緒に練習しました。
カルタをしたり言葉カードで遊んで交換日記を書いて文字に触れる機会も増やしました。

ほとんど会話が成立しない状態で入園しどうなる事かと思いながら幼稚園時代を過ごしていましたが小学校は問題なく通い始めています。

トピ主さん、早くから療育を取り入れお子さんの発達をお考えになられて素晴らしいです。

うちの子は3歳で発達障害と診断され、言葉が遅く多動なので団体行動が苦手でじっとできない子でした。

年少時は幼稚園を諦めて療育園に通い、年中から幼稚園と療育園の並行通園、年長は幼稚園だけになりました。

幼稚園では一人だけじっとできず、長時間座るのが苦手でいつも走り回っていました。
子ども本人は周りに迷惑をかけている自覚がないので幼稚園が楽しくて楽しくてたまらないようでしたが、親である私は明らかに他の子とは違う我が子に悩む日々。
それでも頑張って療育を続けました。

年長になると周りの子たちが小学生の準備に入る段階なので心配でしたが、その頃から多動が落ち着いてきて周りに引っ張られるように団体行動ができるようになりました。

療育園で年少、年中時に療育を頑張り、幼稚園で定型発達の子からたくさんの刺激を受けて成長してくれたんだとうれしく思いました。

年長時の就学前検診でも満場一致で普通級で大丈夫と言われ、現在小学校普通級で頑張っています。

療育を受ければすぐに効果が出るわけではありませんが、必ずやってよかったと思うはずです。
なぜなら定型発達の子にもプラスになることだからです。
マイナスにはなりません。

うちの子はたまたま年長でぐっと伸びましたが、いつか必ず成果が出ると思います。
トピ主さんのお子さんは診断名がついていないので、うちの子より早く落ち着く気がします。

悩んだり凹んだりする日々が続くかもしれませんが、数年後には懐かしく思う日が来るはずです。
応援しています。

2度目のレスです。
トピ主さんもお子さんも頑張っておられますね。

やはり療育は大切なんだなと改めて感じます。
まだ3歳ですから、これからどんどん成長すると思います。

我が子は3、4歳の頃が一番しんどかったのですが、振り返るとあの時期を乗り越えたからこそ今があるんだなと思います。

この先うまくいかないことや定型発達のお子さんと比べてしまうことがあるかもしれません。
それでもお子さんの力を信じてあげてください。
きっとあの時療育に通ってよかったと思える日がきます。
応援しています。