個人的な解釈ですが

皆さんが言われているとされる｢夫婦二人で育てる、頼りすぎない｣というのと、主さんの｢子育てはできるだけ多くの人が関わるのが基本｣は意味が違います。

前者は｢夫婦に子育てをする力量(経済力や体力など含む)がないのに、周りの人を頼る前提で、無責任に子どもをつくり、ほったらかし、周囲に甘える夫婦に対する甘えるなという指摘｣だと思います。

対して後者は、｢子どもにたくさんの大人が関わり、様々な人がいる地域で育まれることで、みんなに助け合いや支え合いの気持ちも生まれ、結果親の虐待が減ったり子どものためになる。｣という意味でとらえました。

主さんの言いたいことがわたしの見解と相違がありましたらすみません。

後者の意味であれば、もちろん賛成です。
ただトピ内容によって、前者の言葉で指摘されるのも間違いとは思いません。
祖父母やママ友のプレゼントや援助を当たり前だと思ったり、｢私にはしてくれない！｣と見返りを求める、それは違うと思います。

子育て自体はしつけや経済面も含め、基本夫婦(親)がすることです。基本子育てにはお金も労力もかかります。
その生活を誰かの援助ありきで考えるのではなく、まずは夫婦でどうすべきか考えていく、向き合っていく。これが｢2人ですること｣の意味です。
すぐ、｢周りの人は親に援助してもらってるから、うちも｣と他力本願で、周りに何かを返していこうという気がない夫婦にはどうかと思うことはありますよ。

私は有難いことに後者のような環境で子育てしてますが、もちろんはじめからそうだったわけではありません。自分たちも周りに与えてきたものがあったからです。多くの人と関わるようになるには、自分たちも多くの人に何かを与えていかないと難しいです。お金があれば金銭的に解決してもいいでしょうが、皆がそうではありませんしね。

子育ての責任は親にあるけど、子供は老若男女様々な人に関わりながら育った方が良いとは思います。
だから言いたいことはわかります。

でも。
トピ主さんは自分の子供が多くの人に育ててもらいたいのですよね。
それもわかりますけど、ではトピ主さんはよその子供も面倒見る気あります？

たとえば、夏休み子供が友達を泊りにつれてきても面倒見ます？
もし自分や夫の兄弟に何かあって子育てできなくなったら引き取るつもりあります？

イエスと答えられたら拍手です。

私もトピ主さんと同じように「子育てには多くの人が関わったほうが良い」と思います。
特にシングルの家庭では、母子を孤独にさせると良いことは全くないので。
地域全体でできるだけ多くの人と関わるべきだとは思います。

ただ、黒糖わらびもちさんがレスされているのと同じように、最初から夫婦以外の力をアテにしすぎるのも絶対に良くありません。
あまり好きではない言い方ですが、甘えがある人は親に向いていないと思います。

祖父母に頼れる方はぜひ頼ったほうが良いですが、人間だれしも万能ではないし、体力が無尽蔵にあるわけでもないです。
まして祖父母なんて年齢的にもゆっくりしたい時期ですよね。
そりゃ、体力が有り余っててとにかく孫の世話を全部やりたい！みたいな方もいるでしょう。
しかしそうじゃない人もいる、むしろ多いんじゃないでしょうか。

子育てって実は結構綱渡りです。
親がいなくなったら子供たちの人生は途端に狂います。
この「親」というのは、育ての親という意味です。
祖父母に依存した子育てをしていて、夫婦に子育て能力が備わらないまま長期間が過ぎてしまった時、急に祖父母が病気や他界などで孫の世話ができなくなったとしましょう。
どうしますか？祖父母がいなければ子育てできないのに。
祖父母を頼る前提で何人も産んでしまって、保育園に預けられるような経済力もなく。
そんな人の相談がネットでも結構多いように思います。

私は決して、子供を持ちたいというご夫婦をいじめたいわけではないんです。
とは言え、子供はおもちゃではなく、将来人間として育っていく存在です。
不幸にしないでもらいたいんです。

甘えのある状態の人には、子供を持ってほしくないというのが強い本音です。
そういう人から「子育ては夫婦二人が基本」という言葉が出る意味を、よく噛みしめてもらいたいです。

というのは、夫婦が対等に協力し合って子育てをしましょうということではないでしょうか。
何も、夫婦「だけ」で育てるべきということではありません。

得られるサポートは得て良いでしょう。
でも、パパの存在をおざなりにして、ママの実家ばかりを頼るというのは良くないと思います。
夫婦二人の子どもですから、第一に関わるべきは親であるパパママだからです。
そういう意味ではないでしょうか。

我が家は主人の実家と敷地内別居です。
私の実家は遠方で飛行機の距離。
義実家には、大変助けられました。
もちろん、トピ主さんの書かれている通り良いことばかりではなく、腸の煮えくり返るようなこと、煮え湯を飲まされるような思いを何度も何度も何度も何度も乗り越えて、今があります。
それでも、子供たちのためにも敷地内で助けていただいたという恩と祖父母と親しむことが出来たという得難いご縁は、良かったと思っています。

夫婦二人での育児では厳しい面もでてくるでしょう。
だからこその少子化だとも思います。
子供が小さいうちはどうしても手が必要です。
我が家は首都圏ですが、田舎の方になりますので義実家と同居もあります。
周りで兄弟の多い家(四人～六人)は、皆さん義実家での同居です。
やはり女手が少しでも多いのは子育てに安心感をもたらすようです。

義実家が嫌なら実家でも良いかと思います。
同居でなくても近居で。
二人でと、意固地になるのではなく緩やかに手を繋ぐ、さしのべて貰う。
謙虚に頭を下げるのは、子供の教育にも良いことが多いかと思っています。

子育ては、夫婦二人でも祖父母の援助ありでもどちらにしても大変なことは同じでしょう。
どちらを選ぶかではなく、臨機応変に、その時なるようにするのが良いように感じています。

トピ主さんも書かれていますよね。

頼り「過ぎる」のはやめましょう。


要は、頼るとかみんなで育てるのは問題ないが、夫婦が育てるという基本が崩れるくらいに頼り「過ぎる」のはやめようということです。

トピ主さんの主張と、それらの主張にさほど乖離はないのでは？

私が生まれた時、
両親は、母方の祖父母・母方の曽祖父母・母方の叔母と一緒に住んでました。

曽祖父母は3歳までに亡くなってしまったので、自分自身には祖父母と叔母との記憶しかありませんが、
愛情たっぷりに育ててもらった温かい思い出ばかりです。

育児の手も家事の手もたくさんあるので、
両親もとても楽だったと言ってました。
祖父母が、手伝うけど育児方針に口は出さないタイプだったからうまく行ってたんだと思いますが…
祖父母が病気になったときには、両親と叔母が熱心に介護をしていて、一緒に住むことのメリットをお互いに享受していた気がします。

私自身いま結婚していて、仕事も好きなので、今後子供を産む時には、0歳から保育園に預けて共働きを想定していますが、
祖父母と一緒に育てられるなら子供は幸せだろうなーと自分の体験から思っています。

私は２学年違いの年子かつ、特に上の子が発達に問題があったので確かに実家の手助けがなければ倒れてました。
と思う反面、旦那の父親意識、当事者意識が育ち切らなかったと痛感してます。
近居してやったんだし、お前の親がやって当然としか思えなかった。
私は子供が少し手が離せるようになって、親の手助けもこれは不要だなと思えるようになってきたのと、親の過干渉、親との共依存に疲れ、申し訳ないけど、親と疎遠に。
その後、共働きに。
子供の存在が働くには足枷手枷に感じるような出来事も多いですが、案外親無しで回した方がスッキリしてるなって思います。
先週は急遽の早退、今週もあわやと言った事故？がありました。
こんなことばかりだと仕事がやばいとは思いました。
こういう時に頼りたいですよね。
まだまだ旦那は、大黒柱になってくれてるのもあるので、当事者意識は薄く、こう言った急遽の対応は頼みづらいですが、それでも少しは意識が変わりました。
うちの親のこと嫌いだし、清々してるようですよ笑

って難しいですよね。
個人的には子ども達には祖父母は甘やかしてくれる存在、大好き～って思いをして欲しいし祖父母には孫は可愛い～だけの存在で居て欲しいので。

生活基盤に祖父母が密接に食い込むのは好みでは無いです。