私は父を３歳の時亡くしました。３歳では死という概念が理解できません。

「なぜ、うちはお父さんがいないの？」

これを聞かれることを心配されているのですね。
おそらく子どもに対して、離婚した後ろめたさがあるからでしょう。

５歳以下では父の不在は、そのまま受け止めていると思います。はじめからないものとして過ごしています。
よそと比較して、うちはいないというふうには考えていません。

幼稚園では、父親の顔のお絵描きがありました。
母は「叔父ちゃんの顔を描きなさい」と言いました。どうやら親の顔を描けと言われていることは理解できました。なので
「叔父ちゃんは叔父ちゃんなのに？なぜ？お父さんなんて私は知らないしわからない。お母さん描いていい？」

でも母は叔父を描くよう言いました。子どもはとても混乱します。お父さんという概念がないのです。それは生き物？叔父さんは叔父さんなのに？
仕方なしになんとなく顔の輪郭を描いて、好きな色を塗りました。青と緑。
母は仰天しました。父の死に顔を描いている、この子は精神的なダメージを受けている。

・・・なわけないです。大人になってもこのシチュエーションははっきり覚えています。大人の思い込みは恐ろしいものです。たぶんトピさんのように後ろめたさがあると、さらにひどいかもしれません。

大人になった今、一番正解と思うのは「お母さんの顔を描く」です。

育てているのはお母さんです。男親でなくたっていいのです。ちっともかわいそうなこともないし、人と比較などまだできる齢でもありません。

父がいないことを実感したのは高校/思春期くらいになってからです。
母本人ではなく、なんとなく親戚から経緯が伝わってきました。母子家庭はうちだけじゃないし、取り立てて追及もしませんでした。
だた、この先進学費用あるのか少し心配になった記憶があります。

ゆんさん、はじめまして。

「父親がいない理由」とありますが、亡くなっているのではなければ、同居していないだけで父親はいますよね。
父親は養育費の負担、面会などは実施している（していく予定）なのでしょうか？経緯を見ますと、父親は義務を果たさないようにも見えます。

それにより、説明の仕方はかわるように思います。

私が子供でしたら、すべて本当のことを知りたいと思います。
しかし、年齢によってはかなりのショックを受けると思うので、そのフォローが必要と思います。一番なのは、「わたし（母親）はあなたのことを愛しているし、全力で守るよ」というメッセージが伝われば良いのかなと思います。

2歳で父と不幸な別れをしました。
もちろん私は覚えてません。

本当のことを知ったのは大人になってからです。
母方の祖母から聞きました。

子供のころは自分になぜ父親がいないのかなんて聞いたことないです。
母は父の話を一切しなかったし家の中に写真もなかった。
思い出につながるものは皆無でした。

ちらりと父のことを考えたことがないわけじゃないですが、母に聞いてはいけないような気がして聞けませんでした。

あくまで私の場合です。

それ以上に、
「あなたには、離れているけどちゃんとお父さんがいるんだよ」
という事を話してあげて欲しいです。

きちんと養育費もらってますか？
ちゃんと面会はしているのですか？
トピ主さんのためにではなくお子さんのために。

いない理由の説明に悩むのも分かりますが、一番大切なのは、もうひとりの親の存在をしっかり認識させてあげる事だと思います。
お子さんのアイデンティティに深く関わる問題ですから。

いずれ比較対照が自分の生活環境に出来てくれば、自ずと聞いてきますよ。

逆に言えば、そこで疑問を抱くということは、そういうものの違いを何かしらの理解できる、気付ける所まで成長してきたということ。

そうじゃない年齢で説明しても、理解しきれないし、説明終わったと自己満足になってしまうかも。

私は子どもが3歳の誕生日が来る前に離婚しました。
離婚の前から 帰ってきたりこなかったりの夫で もちろん養育費も面会も全くしてくれず。だからか子どもは「我が家は2人家族」と認識していました。
そして、子どもが小学校に上がったくらいに「なぜお母さんは 結婚をせずに私を生んだの？」と聞かれました。
これはこれで 逆に衝撃的でしたけどね。
父親の記憶すら なかったみたいで私にとっては好都合でした。

それぞれ個性はあると思いますが 子どもの順応性って想像以上です。
お母さん、頑張って 愛情たっぷりで 幸せな家庭で育ててあげてくださいね

レスの中に私と同じく幼いころ父親と別れた方でいて、しかも私と同じ反応だったのでちょっと安心しました。

物心つく前に父親と別れた子供は、その環境を自然に受け入れるんじゃないのかな。
母親には母子家庭という環境を静かに肯定していてほしいです。
「うちにはパパがいないけど大丈夫よ」なんて力説する必要なし。
むしろ逆効果とさえ思う。

自然にしてるのが一番。

子どもは生きている環境そのまま受け入れますが、問題は母親の姿勢です。
夫婦が揃って円満で、子どもの運動会にはかわいい手作りお弁当を食べるのが幸せ！と思っているのは母親です。母親は自分の幸せのカタチが手に入らず、不幸病に取りつかれているのです。
そんな母を見るのは嫌でした。
「私何か悪いことした？私といるとつまんないの？」
運動会で１番になってごきげんなのに母は悲しそうでした。
子どもに自分の不幸を押し付けないで下さい。

それと、やがて父と母の間に何があったか知るようになりますが、(説明しなくても子どもは気付く)
絶対！絶対！父の悪口を言わないでください。どんな人でも。
トピさん「お父さんはあなたを堕してほしいって言ったのよ。だから別れたの」
って自己弁護で言いそう。たぶんそれ聞いたら子どもの衝撃はすさまじいでしょう。
なぜなら私の半分には父の血が流れているのです。どんな父か知らなくても、自分の半身を否定し、悪口言われている気がします。
「じゃあ、私のことも好きじゃないの？」
そしてもう少し齢を取れば、必ずしも父のせいばかりじゃなくて、夫婦間で子づくりの合意がちゃんとできていなかったことも気づきます。母自身をも懐疑的に見るようになります。