どのくらいの薬で抑えているのか、個人差もありますから一概には言えません。
困ったことがあるなら主治医や病院に相談してみるのが一番だと思いますよ。

私も20代の頃に同じ病気となりました。
退院してから好きだったゲームや漫画、お酒など全部辞めました。
大学を卒業していましたが、専門学校に行くことを勧められて少しずつバスに乗ったり生活を取り戻していきました。
体が元気になるにつれバイトを始めたり積極的にやるようになりました。
就職が決まり、仕事に熱中しました。

ところが5年くらい経って再発。
思い出そうにも記憶が朧げで…薬の副作用も強く、日光がダメになったりで初回よりも悲惨でしたね。
やりたいことも何も出来ず、不安だけ大きく。

私は病気になる手前で頑張り過ぎたり、自分で自分を追い詰めたり…感情の波が大幅に乱立した反動が原因だったのかな。
それ以来生活習慣を見直し、感情を平坦にコントロールするように自分を律しています。
今は発症から20年以上経ち、結婚もして、家事や趣味なども頑張り過ぎずにやっています。

私にも姉がいて病気で辛かった時には叱咤激励されました。
でも、情けなくても体が動かなかったんですよね。
周りから見ればサボってるとしか思えないでしょうが…先のことが見えない不安で押し潰されそうでした。
目の前のことを一つずつ片付けていけば良いのに出来ないもどかしさ。
やっぱり本人のペースも大事じゃないかと。

1に行かないなら、家では外のようにピシッとするとかルールを設けてもいいかもですね。
2はやらないなら自分の分は手を出さずに放っておく。
3は感情を抑える訓練をする。
4は人に合わせたり集団が苦手なのでしょうか。

一緒に暮らしていると目に付くのは仕方ないです。
また入院させる訳にもいかないなら住み分けかルールは必要でしょう。
怒ったり叱ったりは親に任せてはどうですか？

私自身、この病気の当事者で、二回入院した過去があります。私の場合、すぐに大学が始まったり、すぐに育児に復帰したり、するべきことがあったため、デイサービスに行くとか、作業所に行くとかなく、社会復帰しています。病前の性格は、神経質、几帳面、真面目でしたが、病後は寛容、おおらかな性格になり、人付き合いがうまくできるようになりました。
この病気の友達もいますが、やはり何十年も見ていても、自分中心な考え方、マイペース、他人との付き合いで、失礼な失言をする、ズケズケ周囲への配慮がなく失礼な発言をする、など、やはり社会性に問題があります。
また自分さえよければいいから、他人への配慮に欠ける部分があるんだと思います。
病気で余裕がないんじゃないでしょうか。
家事程度のことも怠けるのも特徴です。行動こそすべて現実ですから、行動によって、生活を規制していくほうが、あとで考えると、リハビリになるのではないでしょうか。
私の場合、朝九時までに家中の掃除や洗濯をすべて終わらせています。
そのあと好きなことをしますが、きちんと一日のうち、短時間でも労働に行っていますね。
オンとオフの生活ができると、オフの日は、好きな場所に遊びに行ってもいいんだとなるし、切り替えができます。

デイサービスの延長で、短時間労働ができるようになるといいですね。

あと金銭管理ですが、アブリを使って、小遣い帳をつけるようにさせましょう。社会的に破綻しないためにも、ない時は使わないという態度が大事。
本人に金銭管理をさせるように促すことです。

今現在は、分からないことだらけでお困りと思います。
トピ主さんへのお勧めは、サポート情報の入手です。
病院の医師への相談、地域の保健所、地域の患者家族会、作業所、デイケアの相談員から、具体的な情報を入手されたらと思います。

患者家族会は、定期的に集会が行われていますから、試しに参加なさってはと思います。いろいろな体験談を聞くことができます。
家庭では、余程危険なことなら論外ですが、余り否定や注意、指示をしないで、本人が遣りたいようにと見守る姿勢の方が上手く行きます。

この病気も他の病気と同じようにいろいろなタイプの方がありますから、決め付けないで大らかに受け止めることが大切です。ただ、浪費は困りますね。専門家に相談為さったらと。

統合失調症は精神的なものではなく、脳機能の障害です。
認知が正常ではない。
語弊があり失礼かもしれませんが、身内にいるのであえていうと、脳機能の障害なので、認知症の御老人と同じだと思って接してください。
だとしたら、１－２は、認知症の方（老人）に強制できますか？
３に関しては、食欲増進は薬の影響かもしれません。（うちはそうでした）
薬を変えてもらうか食べ物を周りがコントロールするしかないです。
４は、危険がなければ良いですが、買い物とか行動過多な状態が落ち着いて、引きこもり状態になっても休息させてあげてください。
まだ半年、これから長丁場になります。
性格がかわったとのことですが、認知症の方もそうですよね。
感情のコントロールが効かないので、家族の理解とサポートが必要です。
とはいえ、サポートしている方も大変ですのでご自愛ください。
大丈夫。ゆっくり休んで適切な治療をすれば回復しますから。

統合失調症になると、脳の信号がおかしくなります。

「何を食べても甘く感じる」みたいに、何か刺激があると「すごく怖い感じがする、疲れる」方向に行きやすいみたいです。

例えば、もともと幻聴があり、人の声がしていた場合、いったん薬で収まっても、刺激が続いて疲れると、人の声がまた聞こえてきます。

しかも、その声が言ってくる内容が、けっこう恐ろしいらしいです。(かわいいとか優しいとか幸せな内容ではないらしいです）

1.
通所経路や、通所先で刺激が多いと、行けないことがあります。

2.
変な話ですが、予想より冷たい水とか、皿がぶつかって立てる音とかも刺激になることがあり、状態によっては難しいです。

3.
食欲は抗精神病薬の副作用だと思います。これはだいたいの薬で出るので、どうしようもないです。
怒りやすいのも薬の副作用の可能性がありますが、これは薬を変えると落ち着くことがあります。

3,4についつては、以前は我慢強く家族に合わせたり節約していただけで、発症後は合わせられなくなったということもあると思います。

予後がよいと言っても、「予後が悪い=ずっと入院、通常の会話もできない」に比べてなので、そんなものじゃないかなと思います。

けっこう難しい大学を出て、士業の資格を取りましたが、今は就労支援施設に「通えたね、今年は調子いいね」って感じです。

イメージ的には、常に生理中とか、産前産後のイライラモヤモヤする状態が、ずっとひどくなって、ずっと続く感じで、以前できたことができなくなります。

>「甘えと捉えられるかもしれないが死ぬほどやりたくない」

たしかに、これが言えるならけっこう良い方ですよ。うちの身内は自分で説明はできません。

発症から一定期間が経過すると、精神障害者認定を取ったり、障害年金を受給したりします。それが簡単に取得できるような病気なので、以前のような生活は無理です。

逆に、統合失調症になり入院したけど

・作業所、デイケアに皆勤賞
・皿洗い、洗濯干しは担当できる
・家族に誘われて買い物に行ける

となったら、超予後が良い、超軽症で済んだ人だと思います。どれかひとつできるだけで、けっこう頑張っています。

統合失調症と診断されている方々とも一緒に仕事をしています。
あくまでも私の意見ですが、さぼっているとか怠けているということは無いので厳しく注意しないほうがいいです。
もともと真面目すぎたり、ずる賢いところが一切ないような純粋な人が多いです。
脳の伝達機能が支障をきたして起こる病気なので、
脳を休ませていくのが治療なのだと思います。
つまりストレスを極力かけないということになります。
傍から見ると、その状態は「ラクでいいね」と見えるかもしれませんが
ご本人は健常者には想像できない疲労を感じて生きています。
骨折した人がその部位をしばらく守るように、
治すためには相応の休養が必要です。
まいさんのご兄弟は病気になりまだ間もないので本人の希望にできるだけ沿った対応が良いと思います。
この病気は長期戦ですが家族の対応が温かい人ほど順調に回復していくように見えます。
中村ユキさんと高森信子さんがの共著の漫画はわかりやすいのでお勧めです。

まず、4ケ月で退院できたというのはすごく軽く済んだということじゃないのかな、というのがトピ文を読んでの第一印象です。

１）
せかされたらいやですね。それにしても初入院ですよね？
それから4ケ月で退院というだけでもすごいのに、次あれしろ、これしろって急かされたらもっと行きたくなくなっちゃうかもしれません。
情報だけ与えて、自然に行きたくなるまで待つのも手です。
主治医から、デイケアいいんじゃないかという思いが出たらそちらから
促してくれるでしょうし。行きたくないと仰るならほっといても大丈夫かと。

２）
一枚でも洗えるんでしょう、そこを褒めてあげられないのはなぜですか？
病気発症前のご兄弟と同じようにすぐに戻るって思われてるから？
私もやりたくない気持ちが勝ることあるし、そこへきて「なぜ洗えない」と言われると心が折れてしまうかもしれません。
でも日常生活をしていくのもリハビリなので、少しずつ量を増やしていく、今日はできなかったけど明日はできた、でも明後日は元にもどった、となるかもしれませんがおおらかにでーんと「あら、一枚洗えたんだね、すごいね」とでも言ってこれも放っておかれたほうが当人は楽です。
怠けと捉えられるかもしれないけど、なぜかできない。このことは私もかなり苦しく思っています。一仕事最後まで一気にできたら「やった！」と思います。それが一日分、少量の洗濯物を干す作業であっても。

３）
精神科系のお薬には食欲増加させる副作用があるものがあります。
私の場合、お腹いっぱいでは足りず、もう入りません、これ以上食べると吐きそう・・・となったので摂食障害になりかねないと思って、主治医に相談し、
薬を変えてもらいました。
糖尿にはご注意を。あとメタボにも。
精神科の患者さんで、太っている人はほとんど薬の副作用です。
（摂食障害で吐けない、出せない過食の人は別かな？）

４）
お出かけする体力と気力がおありなことに驚きです。
ご兄弟のお年がわかりませんが、思春期～大人だとすると、1人で行きたいところに行くって、健常者でも当たり前のことだと思うんですが、違いますか？
お出かけする体力がおありなのだから、そのうちデイケアや就労支援事業所での作業、また障害者雇用で働くことも早いんじゃないかって思います。

腫れ物に触るようにしか家族が自分に接してくれないなら、
なおさら家族での外出はしたくないなー、私なら。

おおらかにでーんと構えて「いつか大丈夫になるから、ま、いっか」と肩に力を入れずにいてくれると私は、ですがうれしいですし、生活しやすいです。

家族会なら家族としてどう患者に対応しているかよくわかっている先輩がいっぱいいらっしゃるはずです、地域の家族会へのご参加、おすすめします。

ご兄弟お年は20代と書かれていましたね、失礼しました。

まさに「家族の対応」を書いた本があるのでご紹介したいと思って
お節介ながら3度目レスです。

実のお母様が長く統合失調症でいらした中村ユキさんという漫画家さんの
「マンガでわかる！　統合失調症　家族の対応編」という本が出ています。
また、中村さんとも親交のある、やはり実のお母様が統合失調症だった
精神科医の夏苅郁子さんの著書も、昔　統合失調症が理解されていない時代のお話ですが、もしかしたら参考になるかもしれません。

ですが、ご兄弟は中村氏・夏苅氏の実母様よりずうっと軽度だと思います。
おおらかに家族全体でどーんと構えて、寛解するかもしれないし、
まだ退院して4ケ月なのにかなり社会生活になじんでおられるので
あまり思い悩まずにいてくださればいいのでは、というのが私の思いです。