三年前に縁あって現在の地に引っ越してきました。
空にはトンビが舞い、田畑から野焼きの煙がたなびき、最近、ウグイスも泣き始めた田舎です。
ローカル線は1時間に一本あるだけで、駅前にはカフェどころか商店すらありません。着てすぐは星空仰いで「とんだ所にきたもんだ・・・」ってため息ばかりついていましたが、住めば都になるから不思議です。癒されます。
そんな田舎町を私は早朝、仕事前にウオーキングをしています。いつも同じ道順で、お地蔵さんの祠(ほこら)がある所を通過します。
とげぬき地蔵なんですが、祠自体、後ろ向きに建てられているので、通りからは背面しか見えません。裏に回って、ようやくお地蔵さんを見ることができるのです。
私はよく覗きます。気になって仕方ありません。どうしてかというと、私は一度見てしまったのです。
越してきてすぐのことですが、その祠から猫が出てきて、私と目が合いました。向こうは一瞬ビクッと、私はドキッと足を止めました。ただの猫じゃありません。
白銀のふさふさの毛並み、サファイヤのような目をした美しすぎるネコでした。
一瞬、間があって、そのあとネコは“上から目線”で私の横をゆっくり通り過ぎ、どこかへ消えていきました。
それに比べて、お地蔵さんは超くたびれた感じです。見るたびにやつれていくような。
この二者に何かすっごい秘密があるに違いありません。
というわけで「もしかしたら」と、毎朝欠かさずお参りしていますが、今のところ、私の見た目は変わらないです。でも良しとします。
気になるお地蔵さんありますか?
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