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毒のある小説など

レス16
(トピ主 4
041
アロイシアス
話題
久しぶりに「毒のある話」を読みたくなりました。
甘く味付けされた小説や映画には食傷気味です。
たとえば倉橋由美子さんの桂子さんモノのような、典雅なのだけれどちょっぴり毒を含んだ「贅沢な」本を読みたい気分です。
どなたでも、いい本や映画(あるいは音楽でも)がありましたら紹介していただけないでしょうか?

トピ内ID:3901886306

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山本文緒さんでーす

🙂
やまめ
毒といったら山本文緒さんの『恋愛中毒』をオススメします。 主人公の水無月に感情移入して読んでいましたが、最後のほうでは毒が移ってしまったみたいで落ち込んでしまいました。 彼女の壊れっぷり怖いです。それに重ね合わせていた私って・・・。

トピ内ID:4274504567

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趣味が合いそうです!

雲絶間姫
トピ主さん、こんにちは。 私も10代後半に「桂子さん」から倉橋由美子さんの小説にはまった者です。 桂子さんのようになりたいと日々努力しましたが 性格が全然違うものですから、彼女のようにはなれずじまいです。 もう既に倉橋由美子さんの著作はほぼ制覇されていますよね。 もしまだ制覇されていないのであれば 「よもつひらさか往還」と「酔郷譚」はかなりお勧めです。 年を経て老女になった(とはいえエレガントで素敵な)桂子さんが出てきます。 その他でしたら、島田雅彦さんはいかがでしょうか。 桂子さんモノよりはエレガントさには欠けますが 彼の描く女性は美しく、かなり毒を含んでいます。 他の人のレスもとっても楽しみなトピになりそうです。

トピ内ID:6588386994

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桐野夏生さんです!

おばちゃまだむ
桐野夏生さんの小説は、みんな毒がありますよ~!どろどろしていて怖いけど、でもやっぱり自分もそう感じている事をうまく代弁してくれている。。。大好きです。グロテスク、柔らかな頬、OUTなどどうでしょう。

トピ内ID:3115614924

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ありがとうございます

041
アロイシアス トピ主
やまめ様、雲絶間姫様、おばちゃまだむ様 早速、未読の作家さんがいくつも挙がり嬉しく思います。 『恋愛中毒』って・・激しくディープそうですね。でも毒を食らわば皿まで・・読んでみます。 倉橋由美子さんもある時期以降のものは読んでいないんです。年をとられた桂子さん、楽しみです。 実は私も10代で桂子さんにはまったクチです。倉橋さんにはいろんなものを紹介してもらったなぁ、貴族的な視点とか京都とかジャズとかジェイン・オースティンとか・・・語りだすと夜が明けそうです。 島田雅彦さんも桐野夏生さんも未読なので読んでみます。 伺った限りでは桐野さんは本音解放系のカタルシスが体験できそうですね、ちょっと恐々。 結構いろんな色の「毒」があるものですね。他にもありましたらぜひご紹介ください。

トピ内ID:3901886306

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桂子さんモノを全部制覇されていないようなので・・・。

雲絶間姫
桂子さんが出てくる小説で思いつくものをいくつか追加しますね。 「夢の浮橋」(中公文庫。多分絶版では?)は桂子さん初登場の小説。 結婚前の女子大生の桂子さんが出てきます。内容はかなり性的でハード。 「シュンポシオン」(新潮文庫、絶版になっていないといいのですが)は これも老女となった桂子さんが恋人である日本国首相とともに出てきますので、 前回挙げた小説2編とほぼ同じ時系列です。 「城の中の城」(新潮文庫、残念ながら絶版で、 私は運良く行きつけの古本屋で店主が在庫から探し出してくれた) は結婚10年後くらいの桂子さんとご主人の宗教戦争を描いたものです。 「夢の通い路」(講談社文庫)は桂子さんがさまざまな歴史的人物と邂逅する物語です。 「交歓」(新潮文庫)は40代の桂子さんがご主人の急逝に遭う前後を (後のほうが多いですが)描いたもの。ここあたりはお読みだと思いますが。 「幻想絵画館」(文芸春秋)桂子さんのお孫さん(立ったと思います)が 桂子さんや恋人などと、さまざまな絵画などについてやり取りをする 画集兼短編小説集といった趣のものです。

トピ内ID:6588386994

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桐野夏生さん

041
けろっぴ
私も桐野夏生さんをお勧めします。 「典雅」というのはちょっと違うかもしれませんが クールな感じの文体が好きです。 「グロテスク」は連載されていた時は次の週を楽しみにして読んでいましたが、 単行本になってももう一度読み返す勇気がありませんでした。 そろそろ読み返してみようかな…。

トピ内ID:3449104351

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毒こそ芸術の華

041
ピョートル
倉橋由美子さん好みなら、 オスカー・ワイルド「ウィンダミア卿夫人の扇」「真面目が肝腎」「理想の夫」 谷崎潤一郎「鍵」 三島由紀夫「近代能楽集」 ボードレール「悪の華」 私は読んだことがないのですが、サキの短篇が倉橋さんに近いと聞いた覚えが。 「典雅」とは申せませぬが、以下も毒はたつぷり。 ロマン・ポランスキー「チャイナタウン」「ローズマリーの赤ちゃん」「赤い航路」。この人の作風を要約すれば、「この世は悪魔の演出する喜劇」。ほかに「マクベス」「テナント」といつた傑作があるけれども、あまりにも非情・シニック・厭世的で、日本人に敬遠されるためか、国内版DVDなし。 反倫理的結末のウディ・アレン「マッチポイント」。「アニー・ホール」「マンハッタン殺人ミステリー」「スコルピオンの恋まじない」も私の好み。 チェーホフの身も蓋もない、人生がつくづくイヤになる短篇。 ゆすりたかりやごろつきばかり描いた河竹黙阿弥の歌舞伎。 ノエル・カワード、バーナード・ショーらイギリス勢の、嫌味たつぷりの戯曲。 生涯にいくつ殺人を描いたか知れぬアガサ・クリスティー。「贅沢」に作ったテレビ版。

トピ内ID:2424040554

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赤川次郎さんを、おすすめします

🐱
まねきねこ
 本のタイトルは、ズバリ「毒(ポイズン)」です。  わずか一滴で致死量に達する「毒の小ビン」が、人々の手を転々とする、 オムニバスミステリーです。  赤川次郎さんは、ユーモアのある小説もあれば、ホラー小説などもあり、 夢中で読んでいます。

トピ内ID:6051635113

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素敵な毒

😀
maru
篠田節子さんの小説です。 短編も長編も面白いです。

トピ内ID:3952976464

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小川洋子・河野多恵子はどうでしょう。

041
初老おばさん
典雅で毒のある小説ということで興味深く拝見しています。 小川洋子さんも、ひんやりとした毒がありますがいかがでしょう。 『博士の愛した数式』がヒットしましたが、それより『薬指の標本』『沈黙博物館』など、なんともいえない陰のある作品のほうが、わたしは好きです。 あと、河野多恵子さん。 『みいら採り猟奇譚』『秘事』『半所有者』など、典雅で贅沢な毒を含んでいると思いますが、いかがでしょう。

トピ内ID:4149017725

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森茉莉は?

🐧
ロザ
典雅で毒を含んでいて贅沢、で思い出すのは 森茉莉さんの「甘い蜜の部屋」。 高校生の時、こんな世界観があるんだ・・・と感銘を受けました。 鴎外の娘で、生まれながらのお嬢様である作者の 凡人には想像も出来ない、無垢な自信過剰っぷりが反映されています。

トピ内ID:2802933926

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ありがとうございます 2

041
アロイシアス トピ主
旅行だの出張だので不在にしていたので、レスが大変遅くなりましてすみません。 再び雲絶間姫様、けろっぴ様 まずは桂子さんものについてのナイスな解説ありがとうございます。 「夢の通い路」と「幻想絵画館」以外は読んでいました。 「夢の浮橋」こそ典雅かつ非道徳の極みで、大人の世界って、凄い・・・と大変衝撃を受けた本です。 労作の解説もあり、小町読者を桂子さんワールドへ誘ういい機会なので・・・私なりに補足します。これらの桂子さんモノの本、確か新刊では手に入らない筈ですが、文庫はたまにブック○フでみかけます。少なくとも「暗い旅」とかよりは頻繁に見かけます。必ずしも順番に読まなくても理解に問題はないです・・・、ある男性は、結婚するなら絶対桂子さん、とのたまったとか・・・。 桐野夏生さん、2票目ですね。実は出張先の古本屋で見つけたので今読んでいるところです(『ジオラマ』)。結構ヘビー・・・ですが、面白いです。 (続きます)

トピ内ID:3901886306

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ありがとうございます 3

041
アロイシアス トピ主
ピョートル様、まねきねこ様、maru様、初老おばさん様、ロザ様 オスカー・ワイルド、谷崎、三島、ボードレール。豪華絢爛なラインナップを推して頂きました。みんなピンポイントでは読んでいませんでした。 映画についても推薦頂きありがとうございます。 何の間違いでか見た『赤い航路』はその強烈すぎる毒気にあてられた記憶が・・・ ウディ・アレンは「ニューヨーカー風」だとばっかり思いこんでいました、見る楽しみができました。 サキは一時期はまりました。確かに辛子の効いたショートショートな感じは似ているかも。サキは根底に人への愛があって結構好きです。ちくま文庫で出ていましたが今でも買えるかしら? そのほか戯曲から歌舞伎まで、今までの読書中心の世界が拡がりそうです・・・ありがとうございます。 赤川次郎さん、あまりに膨大なので、この本と紹介されなければ新たに読むことはなかったかもしれません。でも時々昔読んだものは読み直したくなるんです。『マリオネットの罠』とかは、もう本格ミステリですよね。 篠田節子さんはノーマークでした。検索したところとても面白そうですね。 (続きます)

トピ内ID:3901886306

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ありがとうございます 4

041
アロイシアス トピ主
初老おばさん様、ロザ様 小川洋子さんはこの間『薬指の標本』を読み、結構興味を持っているところです。 河野多恵子さんも谷崎ばりの小説を書く方だということなので、これも気にはなっていました。 あ、森茉莉さんですね。高校の頃「贅沢貧乏」の世界にはまりかけ、でも自分で「危険」だと認識したのかそれっきりにしていました。他の本も含め再読してみます。 まとめてで恐縮ですが、皆様本当にありがとうございます。世界が拡がる気がします。片っ端から読んで見ていきたいと思います。ただ、一気に読んで脳に毒が回りすぎないように気をつけたいと思います(嗤 ちなみに伺ってばかりなので、皆様に推薦するとすると、やはり・・・、イーブリン・ウォーかな。 代表作「ブライヅヘッド再訪」は叙情的で素直に読めるのですが、その他の作品は結構皮肉がはいっていて面白いです。惜しむらくは訳書が入手しづらいところ。文庫だと岩波の『大転落』くらいかな。『ブライヅヘッド・・』もちくま文庫で吉田健一訳で出ていたのが絶版でしたが、近々岩波で出るらしい(映画にもなるらしい)ので、これを機に流行るといいなあ。

トピ内ID:3901886306

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「本当は怖いグリム童話」

041
白雪
読まなきゃよかったと思っています。 読んだ記憶はなくならないので・・・後悔してます。

トピ内ID:0124301547

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宮本輝の

041
まっち
「避暑地の猫」はいかがでしょう。 軽井沢の別荘を舞台にしたお話です。 毒々した中に、避暑地のシーンとした冷たい空気の感じられるお話です。

トピ内ID:6097371558

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