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映画感想文スレッド Part12

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(トピ主 0
041
DECCA
話題
 延々と続けてついにパート12に突入です。  映画の感想を気の向くままに書いていこうというコーナーです。ただし映画に対する見解の違う他の人への批判は厳禁(感想は個人の自由ですし、何よりここを「議論トピ」にはしたくありませんので)。あと、原則として「ネタバレ」は御遠慮下さい(書きたい場合は前もって「ネタバレです!」と明記願います)。  なお、最近のアドレスは以下の通り。 パート8 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2004/0609/002569.htm パート9 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2004/0803/010176.htm  パート7より以前のものは上記のスレッドの扉に書いてあります。  では、よろしく。

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このトピックはレスの投稿受け付けを終了しました

「エイリアンVS.プレデター」

041
DECCA
 謳い文句にある“どちらが勝っても、人類に未来は無い!”というのはホントかどうかは別として、明らかに異常な事態にもかかわらず主人公達は危ない場所にノコノコ出掛けていったり、厳寒の南極において終盤ヒロインはシャツ一枚で戦ったりと、突っ込みどころはけっこうある(爆)。  が、しょせん怪獣映画なので、マジメに観るとバカみたいである。クリーチャー同士の肉弾戦をプロレス観戦気分で楽しんで、観賞後にはそれをネタに仲間と居酒屋で与太話に興じるというのが正しい接し方だろう(笑)。  ポール・W・S・アンダーソンとかいう監督の演出は可もなく不可も無しだが、一部「CUBE」の物真似が入るのは御愛敬。それにしても本家「エイリアン」のパート5は製作されるのだろうか。今まで“気鋭の新進”ばかりを監督に起用してきたこのシリーズ、もしも作られるとしたら誰が演出に当たるのか少し楽しみではある。

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八甲田山(ネタバレです!)

041
しん坊
DECCAさん、Part12、おめでとうございます。 本日、初雪でした。ということで、私の中でベスト1の「八甲田山」の感想を述べさせていただきます。 対ロシアに向けて耐寒訓練の為に八甲田に挑んだ青森隊と弘前隊。指揮するのはそれぞれの中隊長役の北大路欣也と高倉健。彼らはお互いに熱い友情で結ばれ、弘前隊は左回りに、青森隊は右回りに進み、雪中行軍の途中で遭う事を約束したが・・・。 初めて観たのは小3の時に父に無理やり連れて行かれた映画館でしたが。子供に理解できる訳もなく、ただただ悲しい出来事だったんだな?と思っただけでした。 10年後、バイクで旅していた時に、「雪中行軍遭難の地」を訪れたのをキッカケに、再び「八甲田山」を観ました。観た時は衝撃的でした。 戦争の悲劇、軍隊の理不尽、男の友情。全てにおいて、私の心にズシンと響き、何度となく涙しました。 色んな映画の中でも、こんなに心に刻まれた映画はありません。 私の中ではショーシャンクと同位置に君臨する映画ですが、観て「意義」あるという点で、八甲田山の方上位にしてます。 という事で、ショーシャンクの5000円を抑えて、5100円也!

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レスします。

041
DECCA
 前回「パート11」の文章についてのレスの書き残しがあったので、ここにアップしていきます。  しん坊さん、こんにちは。「ターミナル」は私も先日観ましたが、予想通りのハートウォーミングなコメディだったと思います。まあ、キャサリン=ゼタ・ジョーンズの描き方は食い足りませんでしたが、元よりスピルバーグは女性の描き方がそれほど上手くないので仕方ないのかなと・・・・(笑)。  トム・ハンクスは久々にコメディアンとしての本領発揮だったですね(けっこう身体張ってたし)。音楽ネタについては、前回「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に続いてジョン・ウィリアムズの趣味が強く出ているのではないかと感じました。それでは、これからもよろしく。

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またレスします。

041
DECCA
 はに丸さん、こんにちは。「ターミナル」のモデルの話、私も最近知りました。あの空港がセットだというのにも驚きますね。「パリ空港の人々」がパスポート紛失を設定にしているのに対して、「ターミナル」はクーデターによるパスポート無効をネタにしているのが、かなりタイムリーかつシビアだったと思います。政情不安な国が少なくない昨今、なんかありそうな話ですな。主人公の場合たまたま「手に職を付けていた」から何とかやっていけましたが、ただの凡人だったら泣くに泣けない話になっていたでしょうね。それでは、これからもよろしく。  うさチンさん、こんにちは。私は「敗れざるもの」は観ていませんが、調べてみたら石原慎太郎の原作を脚色したのは山中恒なんですね。大林宣彦の「転校生」の原作「おれがあいつであいつがおれで」の作者であり、近年では妹尾河童の「少年H」をこき下ろした「間違いだらけの少年H」を上梓したことでも知られています。見応えのある映画になったのは、彼の存在も大きかったのでしょう。音楽が黛敏郎というのも要注目ですな。いつか観たいと思います。それでは、これからもよろしく。

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勝手に選んだ個人的2004年ベストテン 1

041
DECCA
 もう2004年も終わりなので、個人的なベストテンを勝手に選んでみました。 日本映画の部 第一位 チルソクの夏 第二位 下妻物語 第三位 スウィングガールズ 第四位 父と暮せば 第五位 ジャンプ 第六位 HAZAN 第七位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ 第八位 花とアリス 第九位 油断大敵 第十位 スチームボーイ 外国映画の部 第一位 父、帰る 第二位 心の羽根 第三位 フォッグ・オブ・ウォー/マクナマラ元米国防長官の告白 第四位 ラブ・アクチュアリー 第五位 Mr.インクレディブル 第六位 スクール・オブ・ロック 第七位 ニューオーリンズ・トライアル 第八位 ブラザーフッド 第九位 モーターサイクル・ダイアリーズ 第十位 キング・アーサー

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勝手に選んだ個人的2004年ベストテン 2

041
DECCA
 2004年も質的には邦画の圧勝でした。新鋭・中堅・ベテランと、それぞれが持ち味を出した秀作・佳作のオンパレード。対してアメリカ映画は大味なハリウッド製活劇と生ぬるい「感動モノ」ばかりで大いに落胆。特に企画力不足は深刻。話題の韓国映画もあれだけ公開されたわりには見応えがあったのは数本でした。個人的にはヨーロッパものをもっと観たかったのだけど、韓国映画にミニシアターのスクリーンを占領されがちになったのは辛い。  ついでにワースト5も選出してしまいました。 ワースト邦画編 1.ハウルの動く城 2.世界の中心で、愛をさけぶ 3.CASSHERN 4.嗤う伊右衛門 Eternal Love 5.SURVIVE STYLE5+ ワースト洋画編 1.華氏911 2.2046 3.キル・ビル Vol.2 4.みなさん、さようなら 5.ドッグヴィル  ワースト理由はいろいろありますが、ただ、これらの作品の作り手には「あまり世の中をナメないでほしい」と言いたいですな(笑)。  それでは2005年もこのスレッドをよろしくお願いします。

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ドリームキャッチャー

041
w
本作品を見る前に前宣伝を観ていたので、 私の中で 「こういう作品なのでは・・・」 といった想像がすっかり出来上がっていたのだが、 実際には思い描いていた内容と本作品はずいぶんと違っていた。 この作品は、 人類の宇宙計画に対する警鐘。 今日、人類は月を皮切りに、 本来住むべき場所(地球)から、 別の星へ行動範囲を広げている。 他の星に行くとは聞こえはいいが、 地球外生物からすれば、単なる侵略。 人間は酸素で生きて行けるように体が作られている。 にもかかわらず、 酸素のない場所へ行くのは自然とは言えない。 月を思い、遠い星たちに憧れを抱き、 夢を見るのは良いが、 果たして、酸素のない場所へ行くことが良いことなのか? 地球人はこの青い星、地球で生まれ、生き、暮らして、死んでいくのが、 本来の自然な姿ではないのか? そういったことを考えさせられる作品。

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「砂と霧の家」

041
DECCA
 巷には“誰も悪人がいないのに登場人物全員が不幸になる話”との評もあるようだが、そんなことはない。この映画で一番悪いのはロン・エルダード扮する落ちこぼれ警官である。  税金未納で家を追われたジェニファー・コネリー演じる若い主婦とねんごろになり、銃を振りかざして現入居者のイラン人家族を脅迫、果ては人質を取っての暴挙に至る。ハッキリ言ってコイツがいなければ事件は丸く収まったはずである。  本作品はこの警官に代表されるような“うだつの上がらない白人貧困層の八つ当たり的な人種差別”を描いているのだと思うが、逆にそれがイランから来た元軍人一家の毅然とした態度をも強くイメージ付けることになる。夫婦に扮するベン・キングスレーとショーレ・アグダシュルーの演技は素晴らしく、故郷を追われた実の辛さと望郷の念が痛いほど伝わってくる。  監督のヴァディム・パールマンも“異邦人”とかで、アメリカ社会を“外から見た”ような視点が印象的だ。それにしてもJ・コネリーは“ロクでもない男と付き合って苦労する女”の役がすっかり板に付いてきたように思う(笑)。

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「ラヴソング」 1

041
DECCA
 (原題:甜蜜蜜)96年香港作品。86年、大陸からそれぞれの夢を抱いて香港に渡ったシウクワン(レオン・ライ)とレイキウ(マギー・チャン)は恋に落ちる。だが、小さな諍いで別れた二人は、4年後に再会してヨリを戻すものの、運命のいたずらで離ればなれになってしまう。10年にわたる恋の軌跡を描く「君さえいれば/金枝玉葉」のピーター・チャン監督作品。  正直言って、今時めずらしい古典的メロドラマである。もちろん、背後には大陸人と香港ネイティヴとのカルチャー・ギャップおよび97年の香港返還などの歴史・時事ネタを配備し“並みのラヴストーリーではない”という主張は持っている。  しかし「世界の涯てに」ほどのダイナミズムはなく、内容も前作の「君さえいれば」や「月夜の願い」のような題材の斬新さは見当たらない。この時点で私は一歩引いてしまった。(この項つづく)

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「ラヴソング」 2

041
DECCA
 ただ、そこは才人のP・チャン監督。陳腐な恋愛劇を技巧でたたみかけて何とか2時間保たせようと奮闘する。  ジングル・マーによるカメラは、冒頭のモノクロからカラーに変わってからの寒色系の多用でドキュメンタリー・タッチを匂わせ、安易な“甘さ”を作劇に反映させないように踏ん張る。逆光を巧みに取り入れ、足元からの縦移動の多用でキャラクターの内面を強調。何度も挿入されるシウクワンが自転車に乗るシーンでの延々続く横移動も効果的だ。  ディゾルヴを頻繁に繰り返す編集術。特に小刻みなフェイドイン&フェイドアウトで描く二人の最初のラヴシーンは見事で、カット割りのたびに燃え上がる二人の愛欲が手に取るように伝わってくる。(この項つづく)

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「ラヴソング」 3

041
DECCA
 テレサ・テンの歌や地元の歌謡曲の合間に流れるチウ・ツァンヘイの音楽はいくぶん通俗的ながら目ざましい美しさを見せ、ウォン・カーウァイ監督作品などでおなじみの撮影監督クリストファー・ドイルが俳優として出演しているのも楽しい。  そして主演二人の存在感は圧倒的で、ただ立っているだけで強烈な映画言語を発しているよう。このあたり、残念ながら昨今の日本映画はアジア映画にかなわない。スターがスターとして機能している映画の王道をガッチリ掴んでいる強さだ。  ともあれ、映画手法的には存分にアピールしている作品であろう。しかし、前述のとおりストーリーのあまりの凡俗さが作品の魅力を十分ブレイクさせていない面が何とも残念。観て損はない作品ではあるが。(この項おわり)

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「カンダハール」 1

041
DECCA
 (原題:Safar E Gandehar)2001年イラン=フランス合作。戦乱のアフガニスタンで困窮の中に生きる人々をドキュメンタリー・タッチで描く。  こういう映画は評価に困る。確かにタイムリーな題材だし、マスコミ報道からは抜け落ちている多くの情報が得られる(ように見える)。しかし各映画評に伺える“アフガニスタンと先進国の関係”などといった、映画の内容そのものではなく素材の周辺事項に関するコメントに終始するような論調は感心できない。映画はそれ自体の完成度で評価すべきである。で、私の感想だが、大して面白いシャシンではないと思う。(この項つづく)

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「カンダハール」 2

041
DECCA
 モフセン・マフマルバフ監督らしいシュールで美しいシーンが数多く挿入されているものの、演出リズムは緩慢でシークエンスごとのメリハリにも乏しい。何よりヒロインがテーマをセリフで語ってしまうシーンには脱力してしまった。  そもそもこの映画を観て“タリバンの勃興は貧困が原因だ。それをもたらしたのは先進国の所業以外にはなく・・・・”なんてナイーヴに思い込むのは禁物だ。映画はあくまで映画であり、時事問題をより正しく認識しようとするには、しかるべき筋からのデータを集めて自分で冷静に考えるしかないのである。(この項おわり)

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Closer (思いっきりネタばれです)

041
yobaby
あっという間にスレッド12までたってしまうというのはやはりDECCAさんの並々ならぬ映画への愛情とそれを的確に分析する力量でしょうか。これからも楽しみにしてます。 さて最近映画の選択が自分でもはずれがち、、というのかもっとリサーチしてから観たほうがいいのか、とにかく心躍らされる物にあたりません。今回のCloser、MSNの映画コラムに04年度のベスト8でしたので意気揚々と観に行ってきたのですが。。。一体全体この映画のテーマは何?と息も絶え絶えながら問いたくなってしまうほどテーマ性のない映画です。 2組のカップル(ジュード ロウ&ナタリー ポートマン/ジュリア ロバーツ&クレイブ オーエン)がおりなす大人の恋愛事情。ジュード ロウ演ずる男は愛が何かであるかを解らない身勝手な男。しかも最終的には自分の恋人であったナタリー ポートマンをだましてまで付きあっていたジュリア ロバーツとも彼女の不貞を許せずに別れ、最後には1人になってしまう、、というのが大まかなストーリーです。

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Closer 続きです

041
yobaby
ジュード ロウの心理描写というのがあまりにも稚拙すぎたと思います。思いっきり愚かな男を描きたかったのかもしれませんがキャラクターと行動が一致してないような気がしました。 これは恋人同士で観に行って是非相手の反応をたのしむ踏み絵的な映画としてはうってつけです。誰が一番罪深いか、、とかね。場面場面では音楽が良かったり、会話が楽しかったり見所がなかったわけではないので残念な映画ではあります。後はナタリー ポートマン&クレイブ オーウェンの演技がとても良かったのが救いです。 次は思いっきり賞賛できる映画を選びたいと思います!

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『ボルケーノ』

041
おっちゃん
 年末に雲仙・普賢岳に観光に行って,災害復興記念館や火砕流に焼かれた小学校などを見学してきました。で,家に帰って見たのが『ボルケーノ』。volcanoは英語で「火山」。97年アメリカ映画・主人公はトミー・リー・ジョーンズ演ずるロスの危機管理局長。  ロサンゼルスの街中でマグマが吹き上がる。迫撃砲の斉射のような火山弾の飛来。流れ出すマグマの向きを変えようと戦う男達。  地学の専門家が見れば「ありえない」「甘いっ!」というところでありましょうが,パニック映画ファンの私といたしましては,テンポのよい楽しめた作品でありました。女性地質学者役のアン・ヘッチもいい味出してましたし。  とは言え,一瞬にして40数名の取材陣,消防団員達の生命を奪った雲仙普賢岳火砕流の恐ろしさを目の当たりにした後では,いかな映画もツクリモノの範疇を出ることはなかったのでしょうが。合掌。

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レスです。

041
DECCA
 yobabyさん、こんにちは。「Closer」は舞台劇の映画化みたいですね。現時点では日本未公開ですが、たぶん「クローサー」という題名では公開しないでしょう(同名の映画がすでにありますから)。  配役は豪華ですが、正直言ってストーリー面はあまり食指が動きません。マイク・ニコルズ監督は大ベテランですけど、近年あまり良い仕事をしはていないのが気になるところ(彼の全盛期は70年前後ですかね)。  ジュリア・ロバーツの役どころは最初ケイト・ブランシェットが決まっていたようですが、妊娠のため降板したと聞いております。彼女が出ていたら少し違ったテイストの映画になっていたのかもしれませんね。それでは、これからもよろしく。

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またレスです。

041
DECCA
 wさん、こんにちは。「ドリームキャッチャー」のタイトルデザインはカイル・クーパーが手掛けていましたが(最近では「スパイダーマン」シリーズなどを担当)、相変わらず素晴らしい。「セブン」や「D.N.A.」と並ぶ仕事ぶりだと思いました。  余談ですが、「ドリームキャッチャー」って、高級AV機器のデモ用によく使われているみたいですね。見どころ、というか聴き所は、異星人の宇宙船に米軍のヘリが接近していくところで、“私達は無害です”という異星人のテレパシーが音場のあちこちから出てくるところはAV機器のチェック用に最適だとギョーカイ筋では言われています(笑)。それでは、これからもよろしく。

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またまたレスです。

041
DECCA
 おっちゃんさん、こんにちは。「ボルケーノ」の中で一番印象に残ったのは、自らを犠牲にして地下鉄の乗務員(だったかな?)を救うレスキュー隊員の話のくだりでした。同じ頃に公開された“火山パニックもの”として「ダンテズ・ピーク」というのがありましたが、こっちはSFXが見事でしたね(特に火砕流と土石流の描写)。  雲仙には子供の頃に一度行っただけで、普賢岳の噴火後の様子は知る由もありませんが、機会があればまた足を運んでみたいと思います。それでは、これからもよろしく。  しん坊さん、こんにちは。「八甲田山」は私が勤めている会社でリーダー研修(謎)の教材として使われたことがあります。高倉健と北大路欣也が演じた役柄と立場を逆にしたらどうなっていたかということを考察するという内容でしたが、結果として、北大路欣也扮する将校が別ルートの責任者になっていたとしても、結末は一緒だということでした。状況はどうあれ、リーダーの資質で全ては決まるようです。  森谷監督はけっこう数をこなしているわりには、これといった作品は少ないですが、その中では良質ですね。それでは、これからもよろしく。

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「Mr.インクレディブル」 1

041
DECCA
 (原題:The Incredibles)ヒーローの悲哀と栄光を見事に描いたのは「スパイダーマン2」ではなく、紛れもなく本作の方だ。  ヒーローの“活躍”によって生じた被害に対して市民が民事訴訟を起こしてヒーロー達を普通の人間の生活に押し込めてしまったという設定は出色。まるで“人権原理主義者”の独善をコケにしているようではないか(笑)。  ヒーロー達をつけ狙う“新たな敵”に立ち向かうべく、たるんだ身体をシェイプアップして出撃する中年超人Mr.インクレディブルよりも、スーパーパワーを持った妻子の方が目立っているのも面白い。特に“一見優しいようで、実は完全に夫を尻に敷いてるカミさん”(声の出演はホリー・ハンター!)の存在感はスゴい(爆)。いくらヒーローでも、やはりオッサンはオッサンでしかないのが微笑ましい。(この項つづく)

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「Mr.インクレディブル」 2

041
DECCA
 悪役キャラの屈折ぶりもかなりのもので、これだけ相手がヒネくれていると、主人公達がどんなに滅茶苦茶に暴れても気にならない。  衣裳デザイナー役のエドナ・モードの造形にも脱帽だ。技術的には申し分なく、アクションシーンには完全に引き込まれた。ブラッド・バードの演出は冴え渡り、ジェットコースター的展開で観客を圧倒する。  それにしても、インクレディブル一家の特殊能力は往年のSFアニメ「Fantastic Four」を下敷きにしているのだろうか(一人は能力が違ってるけど・・・笑)。(この項おわり)

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「ターミナル」

041
DECCA
 フランス映画「パリ空港の人々」と同じ題材だが、こちらは本国のクーデターにより主人公が国籍を喪失するという点がドラマに切迫感を与えている。だからこそ、単なる“人情もの”とも思われる中盤以降の展開が巧みに“中和”されて違和感の少ないものになっている点は納得だ。  キャサリン=ゼタ・ジョーンズ扮するスチュワーデスの描き方は不十分で(まあ、大人の女性の扱いが下手なスピルバーグだから仕方がないけど)、彼女との恋もあまり必然性がないが、その分二人を盛り上げようとするインド人掃除夫はじめ周囲の“空港内亡命者たち”の奮闘ぶりには泣けてきた(笑)。  上映時間が少々長く、その割には主人公がニューヨークに来た“目的”に関する終盤の展開が薄味に過ぎるのが気になるものの、まずはウェルメイドのヒューマン・コメディとして評価して良い。  まるで本物かと思うほどの見事なターミナルのセットと、久しぶりのフィジカル・ギャグで芸人根性を見せるトム・ハンクスにも拍手だ。

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ブリジットジョーンズ最新作

041
ラブリー
新年明けましておめでとうございます。 『ブリジットジョーンズの日記きれそうな私の12か月』観ました。 やっとマーク(コリンファース)とラブラブカップルになっても、前回よりブリジットのドジドジぶりがさらにパワーアップし笑いどころ沢山でした。   タイでのシーンがあるんですが、これがクレアディーンズ主演の「ブロークダウン・パレス」とかぶるところあり…。でも「ロストイントランスレーション」でもビルマーレイが泊まってる東京のホテルに売春婦が身売りにくるし、欧米人は一部のアジアっていうとそういうシーンを盛り込むのは(今回も)ちょっともう止めて欲しい気が。。。映画に出てきたタイのビーチは今回の大津波で被害にあったところかな? と今、思い返してみたりしてます。  ヒューグラントが前回より俄然老けた感じ、コリンは渋くて素敵、ブリジットはキュートでなごむよ!

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サンゲリア(ネタバレ!) & 横レス

041
しん坊
洋名、その名も「ZOMBIE-2」、本家ゾンビと並び、私の好きなゾンビ映画です。 ニューヨークに漂流してきた一艘のクルーザー、警官が中を調べにキャビンに入るが、突如、奥の部屋からドアを打ち破って現れた人身腐乱の男に襲われる事から惨劇が始まり、最後の最後まで希望を打ち砕く残酷な映画・・・。 「ゾンビ」では、殆どのゾンビは普通の人間が青っちろい顔をしていただけですが、こちらは殆どのゾンビが人身腐乱の気持ちわるい仕上り。しかも、突然、居たりするのでドッキドキ。襲って来ると言うよりは、挑んで来ると言う様に、ジワジワと・・・。 墓から蘇るシーンは、BGMも効いていて、発狂しそうです。 何度観ても、楽しめる映画で、1500円也。 ここでちょっと横レスさせて頂きます。 >高倉健と北大路欣也が演じた役柄と立場を逆にしたら・・・。 これは、面白い研修ですね~?私的に「健さんなら三国の暴走を止められた!」という意見に一票入れたいです。

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「レザボア・ドッグス」 1

041
DECCA
 91年製作。クエンティン・タランティーノの監督デビュー作にして最良作。ロスアンジェルスの宝石店を襲った強盗団が、仲間割れしていく様子を描くクライム・ストーリー。  警官の耳をそぎ落とす等の残虐描写が先行して話題になったことから、全篇これ過激なヴァイオレンスのつるべ打ちかと思ったら完全に裏切られた。アクション映画らしいシーンは必要最小限にとどめられており(普通ならハデに描く強盗シーンもそっくり省略)、登場人物たちの内面を丹念に描写する静的な場面がほとんどを占める。  舞台劇を思わせる場面展開の少ない演出方法をスリリングに見せるのは、圧倒的なセリフの切れの良さである。冒頭、安食堂でマドンナの“ライク・ア・ヴァージン”についての鋭い(?)分析を一方的にまくしたてる強盗団の一人。それに対する他の連中の煙たい表情。そして別の一人がチップを払う払わないでボスとひと悶着を起こすあたりから、もう異様な緊張感が画面にみなぎっていく。(この項つづく)

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「レザボア・ドッグス」 2

041
DECCA
 汚い四文字言葉を連発する彼らのセリフは、それ自体が映像のリズムとなり、やがて突然強奪計画に失敗して逃げる彼らを描くシークエンスに移る暴力的なまでのカッティングの効果を絶大なものにしている。  彼らは本名では呼ばれず、Mr.ホワイト、Mr.オレンジなどといったニックネームで呼び合う。そして服装は揃いも揃って黒のスーツにネクタイ、白いシャツにサングラスだ。外見からも名前からもパーソナリティを剥奪された彼らはしかし、せっぱつまったセリフの洪水と行動形態において、その個性を極限にまで露わにする。  さらに、過剰なセリフがやがて現実と想像の境を無くしていく。一味の一人が仲間の前でホラ話を披露しているうちに、あたかもそれが現実に起こったことのように、自身の回想場面に突入していくくだりは、まさに精神錯乱一歩手前の(笑)先鋭的な心理描写だ。(この項つづく)

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「レザボア・ドッグス」 3

041
DECCA
 カメラワークも要チェックである。ののしり合うMr.ホワイトとMr.ピンクからすっとカメラ引くとそこにMr.ブロンドがじっと佇んでいた、というスリル満点のシークェンスをはじめ、固定カメラによるロング・ショットやデ・パルマばりのえげつない移動撮影などなど、やりたい放題。冒頭近くの、登場人物たちが並んで通りを歩く姿をスローモーションで描くシーンはもうめちゃくちゃカッコいい。そして音楽だ。  70年代のポップスを紹介するDJのドスのきいた声に乗って流れるのは、スティーラーズ・ホイールとかニルソンとかベドラムといった“通”好みのナンバーばかり。作者のこだわりを感じさせる。  “金だけかけたハデな見せ場を並べればアクション映画になる”と勘違いしている作品が目立つ中、これは今観ても新鮮な魅力をたたえた活劇の快作だ。ハーヴェイ・カイテル、ティム・ロス、マイケル・マドセンなど、キャスティングも気合いが入っている。(この項おわり)

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今更 ハウル観ました。

041
のんびり
ハウル、宮崎監督作品では(個人的には)すごく いいなと思いました。 ソフィーが自分に自信を持ったり、肯定的になる時に 若々しい姿になり、その回数と長さが増えていって、 最後にはハウルの隣で美しい姿で立っているのを見て これが言いたかったんだな、と思いました。 ハウルも派手で作った顔から素朴になって行って、 声もキムタクだし、「世界にひとつだけの花~♪」 な世界を描いてるのかな、と。 カルシファとの関係は、心臓(魂?)と魔力を引き 換えにしたという事だろうし、のろいをかけられた 王子(カブ)も、ファンタジー小説よく読む人には すぐわかるストーリーで、私はよく批判されてるよ うな事は感じませんでした。 むしろ、こういうこと か!と気づくシーンがいっぱいあって面白かった です。 まぁ、一緒に行った映画ダイダイ大好きな夫は、 「感動したけど、難しくてストーリーわからなか  った。」と確かに言ってました。

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今更 ハウル観ました (2)

041
のんびり
PS カブ=王子がいきなり下町の子ソフィーを 「好きだった」と言い出し、一瞬「は?」と思い ましたが、あれって、冒頭あたりでソフィーが妹の 店に行く途中にナンパしてた軍服の兄ちゃんだった のかな???

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ターミナル

041
w
この作品は戸田奈津子さんの技量が問われる作品となってしまった。 「英語の話せない外国人が、 たった2週間程度で英語が話せるようになるのはおかしい」 など各掲示板で書かれてるところを見ると、 トム・ハンクス演じる主人公ビクターが、 突然英語ベラベラになったという印象を残したようだ。 だけど実際はそんなに流暢に英語を話していたわけではないと思う。 ビクターが話していた英語は、 やっぱりちょっとヘンな英語だったのではないか? ビクターが英語で話しかけた相手はビクターが外国人であることをわかっているので、 そこを加味してうまく解釈し、 意思の疎通を図っていたようにも感じた。 ただし、それを字幕で表現するのには限界があるように思う。 あの短い文字数でそういったニュアンスは織り込めない。 この映画は映画としては十分に楽しい。 でも、ネイティブな英語をわかる人ならもっと楽しめるのだろう。

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