先日、両親の名代で父方の法事へ行ったときに出た話です。
この伯母はお菓子作りが趣味で、大量に作っては近所の子供に配ることを喜びとしてきました。
今は歳をとって疲れるからと、めったに作らないらしいですが、『私のお菓子で育った子は100人は居る』と豪語しておりました。
伯母は遅い結婚をして遠方の田舎に暮らしています。
今年、伯母が嫁いだ頃に小学生だった子供たちの成人式があり、田舎で出席者が少なくてとにかく子供にかかわりのあった人が招待されたらしいです。
伯母は『お菓子のおばさん』として慕われたらしく、10数人の新成人たちに歓迎されたようですが、ひとりだけ、挨拶もろくにしない青年がいたそうです。
伯母が『お菓子あげたでしょ?忘れちゃった?』と声をかけると、『一度も貰ったことはありません、むしろあなたは約束を何度も破った人です』と返され、ショックを受けたとのこと。
話を聞いた限りの印象では、どうもその青年は目立たない子で、伯母は群がる子供に手当たり次第に配ったので、その青年までいきわたらなかったようです。
で、『次は君の分はとっておいてげるね』と何度か言って、でも一度もちゃんと取って置いてあげたことがなかった様子。
伯母はその青年のことを『そんなことを恨みに持って、録に挨拶もしないなんて、酷い子よね』と親戚に愚痴っていたんです。
でも実は私も伯母の独身時代、同じ事をされたんです。
そして、恨みまではしませんが、伯母を見れば『約束を破る信頼できない人』という印象を持っています。言いはしませんけど心のしこりです。
たかがお菓子ではありますが、その青年が酷い人、とは思えないんです。
むしろ伯母がもうお菓子を配らないことで、傷つく人が減ると思ってしまいます。
伯母にこんな気持ち、伝えたほうがよかったのでしょうか
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