二年前、03年の秋、軽い気持ちで市の肺ガンの集団検診を受け、精密検査を求められた。かかりつけ医Wでエックス線検査し、すぐに地域のF病院へ紹介された。内科で一年間、外科で一週間検査をし、肺ガンと診断され手術が最適であるといわれた。これは時間との競争と判断し、二時間だけ妻と相談し、セカンドオピニオンは求めず、二つの病院のうちから紹介されたO大学病院へ三日後入院した。一週間検査し、左右の肺腺ガンの切除とリンパ節の郭清を行った。進度は1a期で転移はなく80~90%再発しない見込みである。手術後十八日で退院し、三週間目、三ヶ月目、七ヶ月目の検診では異常はない。まだ間に合ったのだ。実績が物語る高度な医療技術、休日でさえ患者に気を配る医師、よく訓練された看護師、緊張感のある管理、充分な情報開示等に接し、このような優れた病院で手術を受けられたことを、関係者に感謝している。定期的な検診と共に、アメリカガン協会や国立ガンセンターなどの確かな代替医療の情報も参考にし、再発を防ぎたい。三~四年前から感じていた喉の奥の乾いた感じや背中の凝りは、今はない。最大の不幸の中で最大の幸運に出会って、生きている今を喜びたい。
トピ内ID: