ある和の習い事を数十年していて、教える立場でもある者です。
先日、他所のお社中の発表会のようなもの(お道具は各自の持ち寄り)のお手伝いに行ってきました。
殆どの方と初対面でしたが、皆様とても感じの良い方ばかりでした。
が、お一人だけ大層喧しく高圧的な方(多分私と同世代)が…。
今日はお手伝いだし、と私が裏方に徹していたところ、どうやら下働きの初心者だと思われたようで、ご自分のお道具を私に渡す前には、
「気を付けてね!それ、高いんだからっ!」
「これ、両手で扱ってね、高いんだからっ!」
と「高い」を連発。
別の部屋にいらっしゃったお客様が堪り兼ねて、「本日はお高いお道具でありがとうございます」と言って大爆笑となったくらい、彼女の声は客席に筒抜け…。
あまりに「高いんだから!」を連呼するので、我ながら品がないよな~と思いつつ、「お高いと言うと?」と聞いてしまいました。
が、どうだ!とばかりに言われた価格に、沈黙してしまいました。
おいおい、あなたがその手に持っているそれ、片手の指二本でかっるーく持っている私のそれ、それ一個であなたの「高いんだから」の道具全部が買えてお釣りが来るんだが…。
「お道具は値段ではない」と思いながらも、ちょっと言うてやりたい気分となった、修行が足りない私でございました。
後で、彼女はその習い事を始めて5年足らずなことが判明。
あんなに偉そうだった癖に!
段取りをあまりご存知なかったので、何かおかしいな、とは思っていたのですが…。
次に彼女に会ったら、低い声で「気を付けろ!この小童!」と言うてしまいそうです。
「上品で優しい」という、巨大な猫を被って私が築いた評判が木端微塵となりそうです。
辛抱するのよ、私。
ヤンキーだったとバレるじゃないか(笑)。
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