ドストエフスキー自身が最も愛した名作「白痴」のロゴージンについて。
私は、親から引き継いだ遺産で貴族の生活を送る公爵より、自分の信念を持ち、思うがままに
行動するロゴージンのほうが文学的は好きです。
(実在したら困りますが)
ナスターシャと結婚する為に大きな犠牲を払うし、彼女の性格を一番理解していると思うんです。公爵が「彼女は狂っている」と言っても「俺には普通に見える」と言う。
公爵はアグライヤも同時に愛するけれど、ロゴージンは彼女一筋。
ロゴージン、公爵よりナスチャを理解していて、恋のライバルとも親友になるし・・・それほど悪人だと思えないのですが・・・・。
「新訳 白痴」でも彼は「ナスターシャに殺すよう頼まれて彼女を殺した」と描かれていました。
いろいろあっても公爵とは友達でいるし、愛する女を殺してしまっておかしくなりますが、そりゃ、真の悪党ならおかしくならないと思うんです。
ギリシャ神話の登場人物に多いパターンに感じます。
同じように感じた方、いらっしゃいますか?
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