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ドストエフスキーの名作「白痴」について

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(トピ主 0
💋
灰になるまで
話題
ドストエフスキー自身が最も愛した名作「白痴」のロゴージンについて。 私は、親から引き継いだ遺産で貴族の生活を送る公爵より、自分の信念を持ち、思うがままに 行動するロゴージンのほうが文学的は好きです。 (実在したら困りますが) ナスターシャと結婚する為に大きな犠牲を払うし、彼女の性格を一番理解していると思うんです。公爵が「彼女は狂っている」と言っても「俺には普通に見える」と言う。 公爵はアグライヤも同時に愛するけれど、ロゴージンは彼女一筋。 ロゴージン、公爵よりナスチャを理解していて、恋のライバルとも親友になるし・・・それほど悪人だと思えないのですが・・・・。 「新訳 白痴」でも彼は「ナスターシャに殺すよう頼まれて彼女を殺した」と描かれていました。 いろいろあっても公爵とは友達でいるし、愛する女を殺してしまっておかしくなりますが、そりゃ、真の悪党ならおかしくならないと思うんです。 ギリシャ神話の登場人物に多いパターンに感じます。 同じように感じた方、いらっしゃいますか?

トピ内ID:8232755414

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🙂
グリーン
 正直、読んだのは十年も前なのでうろ覚えです。絞首台のくだりなど伯爵のピュアさが印象に残っているような?    どちらかと言うと、小林秀雄がネヴァ河で書いていたソルジェニーツィンの『イワン デニーソヴィッチの一日』とドストエフスキー『死の家の記録』との対比がおもしろいと思いました。知を愛するが故に、絶望的にこの世に合わない、でもわかる人には高貴さが感じ取れる人間と、抜け目なくでもまっとうで善意の人間。  『地下生活者の手記』も高貴さを感じました。

トピ内ID:2916391110

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グリーン様、レスをありがとうございます

💋
灰になるまで
しばらく前に立てたトピなのでレスがつかないかと思っておりました。 ソルジェニーツィンの作品は不勉強でまだ読んでおりません。 比較すると面白いのですね。 ありがとうございます。

トピ内ID:8505117482

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そうかもしれませんね

🙂
寒い朝
この物語は、公爵が最も自由な魂を持っている人として描かれていると感じています。で、公爵の次に自由な人がロゴージンだと感じていました。この二人は、仰るように他の登場人物と比べると浮世離れしているので、ギリシャ神話の登場人物という感じ方もあるかもしれませんね。 公爵とロゴージン以外は皆、自分はうまく世渡りしているようでいて世俗の何がしかに囚われて愚かで醜く、それでもしたたかに生きているように描かれていると感じました。そこに悪気のある人はいない。ただ、うまく生きたいと願っている。で、そんな自分の正当性を微塵も疑わない。これが私たちの姿なのだろうな、とも思って苦い思いで読んだ記憶があります。彼らの描写は、ギリシャ神話の自由さとはかけ離れていますので、余計に公爵やロゴージンが目立ちました。 ドストエフスキーの研究をされている方は大勢いるので、彼らが、この物語をどう解釈しているのか、聞いてみたいなぁなんて思いたくなる物語ですよね。公爵の話す「思想の歪曲」なんて今に通じる話だし、ドストエフスキーが何を思って各々の文章を書いたのか、興味がありますよねぇ。

トピ内ID:0805869450

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寒い朝様、ありがとうございます。

💋
灰になるまで
他の作品は研究所が多いのに「白痴」の研究本って少ないですよね。 あと、この作品を書くきっかけになった「オリガ・ウメツカヤ事件」が気になっています。

トピ内ID:4267036567

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