46歳の女性です。先日同居している23歳の娘から仕事の帰宅途中に電話がありました。
「今晩の夕飯もう何にするか決めてる?」
「ううん、まだ何も決めてないけど」
「じゃあ今日は私が夕飯作るよ。ちょっと遅くなるけど待てる?」
「うん、いいよ」
そんな会話をして電話を切った夜、沢山の食材を買い込んだ娘が帰宅しました。
早速料理に取り掛かる娘。
何を作ってくれるのか楽しみにしておこうと出来るだけ見ないようにしていましたが、何やら何品も作っている様子。
「もうすぐ出来るからテーブル片付けて」
言われた通り片付けて待っていると、テーブルの上に並んだのは、
スティックサラダ、そら豆のスープ、シーフードのアヒージョ、ステーキ、レンコンと長芋のバター炒め、それとシャンパン。
色どりも工夫して、見た目にも美味しそうな料理がズラリ。
はて?今日は何か特別な日だったけ?
お互いの誕生日でも無いし、記念日も思いつきません。考えても何も出て来なかったので仕方なく、
「凄い豪華だね!今日は何の為のディナー?」
と聞くと、
「母さんが私を産んでくれてありがとうディナー!」
「私母さんの娘で良かったって思ってるよ。だから産んでくれてありがとう」
照れた様に言う娘。
娘が三歳で離婚してから、ずっと寂しい思いばかりさせてきたのに、決していい母親ではなかったのに、道を外れずに優しい子に育ってくれた。私こそあなたには感謝しかありません。
こちらこそ、あなたが私の娘で良かった。私の子供に生まれて来てくれて本当にありがとう。
生きていたら辛い事も沢山あるけど、たまにはこんな幸せにも出会うことが出来る。また明日から頑張って生きていこうと思えた夜でした。
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