小町のみなさまこんにちは。
それはまだ私が小学校にあがったばかりの頃、何かの用事で母と二人、当時まだ国鉄のとある駅で電車を待っていました。
季節は晩秋、母と私は手をつないで、母の上着のポケットに一緒に手を入れて暖をとっていました。
母と何を話していたかは記憶にありませんが、ふと隣をみると、初老の女性が私たち母娘をみつめていました…それはそれは優しく微笑みながら。
女性は『…?』と母に話しかけました(…としたのは、お子さんはお一人?とか、学校にあがったばっかり?とか、多分そんな内容だったかと記憶が曖昧だからです)。
母は『ええ、そうなんですよ』と笑顔で答えて、私と目を合わせて微笑みました。
女性は『そう、いいわね』とまた私にも微笑みかけてくれましたが、その笑みがなんとも寂しげで、でもほんとに優しくて、子供心にくすぐったいような、不思議な印象を受けました。
すごく感激したわけでも衝撃を受けたわけでもない、普段はすっかり忘れているエピソードなのに、ふとした折りに思い出し、かれこれ30年もの年月が経つと言うのに忘れられません。
たったこれだけの話しなのですが、みなさまにも、特別に衝撃的な出来事ではない、だけど何故か忘れられないお話しはおありでしょうか?
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