母が今、意識不明で入院しています。
原因は散歩に出ていて転んだことによる頭蓋骨骨折、急性硬膜下血腫、脳挫傷もあり、回復は難しいと言われました。
十数年前、クモ膜下出血により左脳を損傷、片麻痺の後遺症を抱え、それでも母方の祖母やおば夫婦のおかげで、母は一人で歩けるまでに回復していました。
父は幼少期に離婚しているのでいません。母は介護が必要な為一緒には暮らせず、13歳から祖母と妹と暮らしていました。
寂しいと思ったことはなく、それはすべて育ててくれた祖母のおかげだと思っています。
いつも笑わせてくれた、朗らかでいてくれた、家計が苦しかっただろうに、春休み・夏休み・冬休みの最後の日にはレストランに連れて行ってくれた・・
思い出すと、その気持ちに少し涙が出ます。
そんな祖母が他界して7年。
前回は守られていたけれど、今回は自分が矢面に立たなくては。少しだけ覚悟を決めました。
毎日が過ぎるのは遅いようで早い。仕事に昼と夜のお見舞い、帰宅したらすぐ洗濯・・汚物は臭いが取れなくて、空しくなることもあります。
気付けば一ヵ月。
あっという間のようで、長かった。
妹とたくさん泣いては、自分達を奮い立たせました。
それと同時に、お医者さんや看護師さん、職場の方や親戚、彼や友達、すべての存在に救われました。
お昼を作って持たせてくれる職場の人、寝たきり患者に効くマッサージを教えてくれる友達、母の痰がパジャマに付いたのを当たり前のように拭いてくれる彼。
こんな状況なのに、毎日ため息が出るほどの幸せを感じ、また、思いだしています。
やりきれない思いを楽にさせてくれたのは、優しさでした。
素敵な日々を、出逢いを、ありがとう。
全てが経験となり、今度は自分が誰かの救いになれることを願って。
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