本文へ

川端康成、長編作品のおすすめ

レス17
(トピ主 5
🙂
もち
話題
先日「火に行く彼女」でお世話になり、本当にありがとうございました。 『掌の小説』を読み終え、川端さんの長編小説が読みたくなりました。「火に行く彼女」のような切ない感覚をあじわえる長編小説があれば、ぜひ、それを読んでみたいです。みなさまのおすすめ川端康成長編小説を教えていただけませんか?よろしくお願いします。

トピ内ID:2267357148

これポチに投票しよう!

ランキング

レス

レス数17

このトピックはレスの投稿受け付けを終了しました

「山の音」

041
のとてす
川端康成はこの作品しか読んだことがないのですが、 どうしてもよい作品だったので。 静かで丁寧で深い、というようにしか書けませんが、 日本人の作家の作品にしては珍しい作風という印象でした。 似ている作品は、翻訳しか読んでいませんが、 アーヴィングなどになるとと思います。 (川端康成の方がノーベル賞受賞作家なので、  アーヴィングの作品と印象が似ているから良い  というのも違うような気がしますが…) 長編というより中編という位かもしれません。 カテゴリとしては、サザエさんなどの昭和ファミリー 物となるとは思います。(コメディではありません) 個人的に神奈川県民なので、神奈川県が舞台の作品は ひいきめではあるのですが、本当によい作品だったと いつまでも心に残る小説でした。 日本の有名作家はあまり読まないので ちくま日本文学全集(全60巻)というので読んだのですが、 この小説だけが突出して印象的でした。 (「好み」でいえば、菊池寛や深沢七郎ですが。) もう少しよい紹介ができればよいのですが…。

トピ内ID:9276729067

...本文を表示

「伊豆の踊子」

🐷
私は川端康成の作品をあまり読んでいないというか、読んだのかもしれないが印象に残っている長編の作品はない。 しいて言うなら、まとまったストーリーの作品としては、長編ではないけれど「伊豆の踊子」だけである。 その作家の代表作を一つ読めば、だいたいその作家の全ての要素が入っている。あとの作品はその「相似形」だと思う。 たとえば、夏目漱石ならそれは「男女の三角関係」である。 「猫」=「金田の令嬢」を巡る「寒月」と「多々良三平」の三角関係。 「坊ちゃん」=「マドンナ」を巡る「赤シャツ」と「うらなり」。 「三四郎」=「美禰子」と「三四郎」と「(美禰子の)結婚相手」。 「こころ」=「下宿屋のお嬢さん」を巡る「先生」と「友人K」。 「明暗」=「津田」と「妻の延」と「清子」。 だから、漱石の場合は「猫」か「坊ちゃん」「三四郎」あたりまで読めば大体が分かる。 川端康成のテーマは「死」と「別れ」だと思う。 その要素は原点の「一六歳の日記」や「掌の小説」の中に全て入っていると思う。 少し長めなら「伊豆の踊子」を読めば充分だと思う。 あとは、ご自分で読み比べればいい。

トピ内ID:6142538166

...本文を表示

ベタですが

ままん
やっぱり雪国が好きです。ラストは火事ですよ。 切ない感じはすると思います。

トピ内ID:5422408734

...本文を表示

横ですが

🐷
私は『山の音』を読んでおりませんが、山本周五郎の書評の中に次のように書かれております。 「|家常茶飯のなかに、かっちりと把むものを把んでいる。康成のタッチのよく出た作。(改造文藝、九月号)」)(「小説の効用:作品雑感」新潮社版山本周五郎全集第三十巻pp.9)。掲載年はよくわからないが昭和24年の九月だと思います。 「のとてす」さんのレスで、「家常茶飯」を「サザエさんなどの昭和ファミリー物」と表現されており、面白いと思いました。

トピ内ID:6142538166

...本文を表示

ありがとうございます

🙂
もち トピ主
のとてすさんのおすすめ「山の音」さっそくググってみました。家族間の綾がいろいろありそうで興味をかきたてられます。のとてすさんのおすすめの仕方がナイスで、読むのがとっても楽しみです。 「伊豆の踊り子」ぜひこの機会に読んでみようと思います。少し前に夏目漱石の「坊ちゃん」を読み返したばかりなんですが、昔まったく気がつかなかった文豪の技に「おー!」と感動したばかりです。寅さんにいろいろとあげていただいた夏目漱石の作品も読みます。 一気に読みたいと思う本がふえ、年末年始にガツンと良い読書ができそうです。本当にありがとうございます。

トピ内ID:2267357148

...本文を表示

古都

🙂
霧子
川端康成の「掌の小説」、私も読みました。 そのなかの「ざくろ」という短編を、記憶の断片だけで、小町で見つけていただきました。主さんも同じかな?と思い、レスをしました。 あまり川端康成は読まないのですが、長編で一番好きなのは「古都」です。京都府民ではない私が、京都らしいと思う京都が描かれている…と、勝手に思っています。

トピ内ID:2553117776

...本文を表示

ありがとうございます

🙂
もち トピ主
やはり定番「雪国」ですよね。昔読んだ記憶はあるものの、ぼんやりとしかあらすじを覚えてないので、がーっと走り読みした可能性が高いです(笑)ままんさんが最後の部分が火事だと書いてくださったので、雪国ではどのように火事を作品に取り入れられているのかラストを楽しみに読みます。 「山の音」の山本周五郎の書評がさらりと出てくる寅さん、タダモノではないです。夏目漱石の作品に対する解説もすごかったですが。話しが横にずれますが、夏目漱石の「明暗」未完だと思うのですが、何となく結末がみえている感じでしょうか?もしあまりにも途上という段階で終わってしまっているのであれば、覚悟をしてから読みたいなと思います。ヘタレな質問ですが、教えていただけると嬉しいです。 「古都」といえば映画を見たわけでもないですが、山口百恵さんを思い出します。何度か映像化されているので、それと合わせて楽しめそうです。霧子さん同様、小町の皆様のおかげで学生時代に模試で出題された「火に行く彼女」にたどりつけました。本当に小町さまさまです。

トピ内ID:2267357148

...本文を表示

雪国

😉
時雨
今の時期に読まれるのにピッタリじゃないですか? 芸者と作家の恋の物語。 冒頭部分はよくテスト出ますね(笑) 私は中2の時に「康成病」にかかり学校の図書室の書庫に潜り込み全集を読み漁りました。懐かしい。 司書の先生と色々な話をしたのもいい思い出です。 その時にいいなぁと思ったのが 雪国、古都、美しさと哀しみと、乙女の港 、千羽鶴でした。 近年、乙女の港 が康成のゴーストライターだった作家の中里恒子さんの下書きだったと知り驚きました。 でも、私生活では色々問題ありの康成先生が今でも大好きです。 流石にこの年に(50代)になって軽いミステリーばかり読んでいるんですが久しぶりにこのお正月 雪国を読んでみようかな?と、思います。主さん有り難う。

トピ内ID:6350011185

...本文を表示

私も読んでみたいと思いました

市井
のとてすさんのおっしゃる『山の音』私も神奈川県在住なので是非読みたいと思います。 霧子さんおすすめの『古都』は雰囲気が好きで、何度も読み返しました。 ちなみに小川未明の童話『月夜とメガネ』も好きで残してあるので、通じるものがあるのかと思います。

トピ内ID:7725329616

...本文を表示

「山の音」

🐤
冬の音
私も「山の音」が大好きです。 今まで読んだ様々な小説の中でも、勿論、川端康成さんの中でもこれが好きです。 静かな日常を細かく丁寧に描写しています。 若いころに読み、中年になって再読したら、しみじみと心に入ってきました。 もしも、主様がお若いようでしたらごめんなさいね。 「火に行く彼女」はまだ読んだことがありませんでした。読んでみますね。 良いお年を迎えて下さいね。

トピ内ID:1551718733

...本文を表示

私も、古都

🐤
雪ん子
高校生の時に読んで京都の街に行ってみたくなり。 それから、毎年 京都に訪れてます映画化もされてますが。 双子の姉妹と京都の風景がとても美しい小説です。

トピ内ID:2293454364

...本文を表示

「続編」があります。

🐷
水村美苗さんが『続 明暗』(筑摩書房)を出しております。 しかし、私としては漱石の『明暗』は完結しております。 というのは、『坊ちゃん』の「マドンナ」も、『三四郎』の「美禰子の夫」も作品の中には具体的に書かれておらず、「?」のままで終わっているからです。 漱石のミステリーぽい書き方が面白いです。 ですから、この作品はこのままで終えるのが正解で、あとは各読者が頭の中で描けばよろしいかと思います。いわば、くしゃみ先生からの冬休みの宿題です。

トピ内ID:6142538166

...本文を表示

ありがとうございます

🙂
もち トピ主
うわー川端さんにはゴーストライターがいたんですね。初めて知りました。「雪国」「古都」だけでなく「美しさと哀しみと」「乙女の港 」「千羽鶴」も読んでみます。川端さんって晩年の枯れた感じの写真の印象が強いので、私生活でいろいろあったという時雨さんの言葉がピンとこないです(笑) 小川未明さんの名前をみた途端「なつかしい!」と脳がピクリと反応しました。市井さんに名前をあげてもらって久しぶりに読みたくなりました。大掃除がてら、家の中を探してみます。 「山の音」に対する期待は高まるばかりです。思いっきり中年なのでしみじみ読めそうです(笑)若い頃読んだ本を読み返すと、若い頃には気がつかなかったことに気付いたり、感想が変わったりで、そういった部分も含めて楽しいですよね。「火に行く彼女」すごく短い話しで、しんみりします。ぜひ冬の音さんも楽しんでください。

トピ内ID:2267357148

...本文を表示

登場人物が全員善い人の悲しい話

😢
菊子
川端康成の大好きな中年女です。 『川のある下町の話』はいかがでしょうか。 主人公の医師の卵の青年、 思いの深さや形は様々ながら彼に惹かれている3人の女性、 彼らを取り巻く家族や友人、 だれ一人として悪い人は出てこない、でも悲しい話です。

トピ内ID:9030959884

...本文を表示

ありがとうございます

🙂
もち トピ主
雪ん子さんが毎年京都へ行きたくなるほど「古都」には魔力があるんですね。楽しみです。本だけでなく映像も楽しもうと思います。 「明暗」の続編を他の作家が書いているとは知りませんでした。それもあわせて読んでみます。「坊ちゃん」を読んでそれほど時が経っていないので、確かにミステリーっぽい!と寅さんの鋭い指摘に大きく頷いてしまいました。他の作品のミステリー具合もチェックしながら楽しみます。

トピ内ID:2267357148

...本文を表示

すっかり横道にそれますが

🐷
漱石の文は、情緒的な文の川端康成の対極にあり、川端が好きな人には好まれないと思います。 川端が「文系脳」なら、漱石は「理系脳」です。理屈っぽく、小説の構成もきっちりと計算(設計)されて作られております。 ですから、漱石の考え方の「方程式」が分かれば、「明暗」の結末も予測できます。漱石の小説の登場人物は「明」と「暗」がはっきり分かれております。歌舞伎のように。 「明」=善玉=無欲、脱自我 「暗」=悪玉=強自我 F=X(善玉)+Y(悪玉)+Z(中立) 各作品では変数(キャラクタ)を入れ替えているだけです。 善玉、悪玉は登場人物特に女性の名前にヒントがあります。 「善玉」=純日本的な古風な名前(例:清、小夜子、よし子、直など) 「悪玉」=ハイカラで近代的、または難しい漢字名(例:マドンナ、那美、美禰子、藤尾など) この法則を「明暗」に適応すれば、 「善玉」=清子、「悪玉」=延、「中立」=津田? となります。 結末は「虞美人草」や「こころ」と同じようになると思います。 ちなみに漱石の奥さんは「鏡(きょう)子」です。清(きよ)と似ております。

トピ内ID:6142538166

...本文を表示

ありがとうございます

🙂
もち トピ主
菊子さんの「だれ一人として悪い人は出てこない、でも悲しい話です」という説明が『川のある下町の話』への期待をそそります。登場人物の心理的すれ違い、もつれ合いが、いろいろとあるのでは想像してます。ぜひ読みます。 寅さんは文学の研究をされているのではと勝手に推測しているのですが、私には思いつかない切り口で作品を分析されていて目からウロコです。川端さんの作品は『掌の小説』を読んだとはいえ短編なので、川端さんの情緒的とよばれる文章というものがどういうものかまだ分かっていないと感じています。皆さんにいろいろとあげていただいた作品を読み、夏目さんの小説も読んでその違いを楽しもうと思います。 皆さま、本当にいろいろと教えていただいてありがとうございます。年末に仕事のトラブルがあり、用意した作品が読めなかったのですが、ぼちぼちと読めそうな状況になってきたので、これから読んでいこうと思います!

トピ内ID:2267357148

...本文を表示
[PR]
気に入ったトピを保存するといつでも読み返せる
気に入ったトピを保存するといつでも読み返せる
使用イメージ
使用イメージ

マイページ利用でもっと便利に!

お気に入り機能を使う ログイン
レス求!トピ一覧