今更ですが、以前からずっと気になりつつ、中国史とかにまったく興味がなかったために手を出せずにいた「蒼穹の昴」を読み終えました。
感動しました。「この作品を書くために作家になった」という浅田次郎さんの言葉に納得です。
実は中国史に限らず歴史小説はほとんど読んだことがなく、この作品でも恥ずかしながらそちらの記述の部分は、思い切り斜め読み・・・。
2,3巻(文庫)あたりは「主役の出番が少なすぎだけど、このまま出てこないんじゃ?」と不安に駆られながら読む始末。
4巻も前半は「まさか文秀や王逸が出ないまま終わるんじゃ・・・」なんて。
でも最後まで読んで本当によかったです。
歴史に興味のない私が何に感動したかというと、「生きることは素晴らしい」「運命は自分の手で切り拓くもの」「努力は報われる」という強烈なメッセージ。これがたまらなくよかった。
こういうメッセージを発信しながら、かつお子様向けでないハイレベルの小説って、案外ないものですよね(あるかもしれませんが読書量が少ないので・・・)。
ただ、私にも春児と同じくらいの息子がいるので、母への呼びかけの部分を感動しつつも切なく感じてしまいましたが、あれはやはり母あてがいいんでしょうか。男性目線だとどう読めるのか気になります。
私みたいにキャラの心情だけを拾うような読み方は邪道かもしれないし、レビューを検索してもメッセージに感動したという記述を見かけなかったので・・・同じような感銘を受けたかたがいらっしゃるかなと思い、書き込ませていだたきました。
読んでくださってありがとうございました。
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