世に知られた宇治川の先陣争い。
先を行く梶原景季に、佐々木高綱が
「腹帯がゆるんで見えますぞ。お締めなさい」
と声をかけます。
それを真に受た景季が、馬の腹帯を締めなおしている間に、高綱が先陣の功を挙げます。
高綱の知恵が褒め称えられる場面です。
この前段。
自分には、「生食」に劣らぬ名馬であると言って「磨墨」を与えた頼朝が、自分が所望した「生食」を高綱に与えたと知って、景季は恨みに思います。
こうなれば、高綱と刺し違えてやろうと声をかけてきた景季に、これは盗んできたのだと、高綱は機転を利かせます。
この場面の高綱には、無条件に好感が持てます。
しかし、先の宇治川の先陣争いの場面は、どうでしょう。
最初に読んだ小学校6年の時以来、すっきりしないものがあります。
皆さまは、下記1~3のどれに近いですか。
1.先陣の功、知恵、共に高綱を賞賛する
2.先陣の功は認める。でも、騙したのは良くない。
3.景季が気の毒だ。先陣の功は、景季と認定すべきだ。
あるいは、どのように思われますか。
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