生まれ育った雪国、そこには今は一人暮らしとなった
年老いた母が暮らしている。来年88歳になる母に会うと元気になる。
地元から遠く離れた地で、結婚し、子育てをしてきた私が、
還暦近くになって実家へ帰ると、自分が子供に返る場所。
母は一人暮らしなのに、どこかしら、何かしら周りの人に支えられている。
皆に愛され、慕われている様子がわが母ながら嬉しいし、誇らしい。
車で10分程の距離に兄家族と弟家族が住んでいる。兄夫婦、弟夫婦だけでなく
双方の孫たちがいつも何かしら母のことを気遣ってくれている。
病院への送り迎えを率先してしてくれている弟の長女、
仕事帰りに自宅を通り越して母の様子を見て帰ることもしばしばという。
便秘気味という母のことを気にかけ、ヨーグルトを切らさないように
届けているという弟の二女、
休日何処かに遊びに行く前に、三女と二人で母の様子を見に寄り
一緒にお茶を飲みながら母の話に耳を傾けてくれているという。
兄の長男家族は結婚してからも兄の家に行く前や帰りに可愛いひ孫を見せに
寄っていくという。
母にとっての姪や甥も、母を慕って折に触れて立ち寄り、お茶を飲みながら
話をしてくれているという。
そんな話を車で5時間以上離れていてまだフルタイムで働いている為に多くて月に一回位しかいけない私と主人が帰ると嬉しそうに話してくれる。
昭和6年生まれの母の人生、朝ドラの主人公に負けない位の波乱万丈の物語
苦労の連続、私からすればよくそんなに我慢できたね、と思うことばかり
そんな母が今幸せだと、皆が良くしてくれる。と、感謝の言葉しか言いません。
それもこれも、母が我慢しながら、母自らが撒いた人徳の種が実ったのだと思います。
ささやかな母の人生ですが、残り少ない人生が今のまま穏やかでありますようにと、いつも願っています。
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