昔のことですが大学生の頃、短発のバイトをしたことがあります。
各選挙区に派遣された現場組バイトからの電話報告を受け、投票アンケートの集計をする仕事でした。時間勝負の現場で、朝から晩までとにかく慌ただしい状況でした。
複数の相手からランダムに何回も受信し、その相手の報告する地区名を復唱しなければいけないのですが県外出身の私には読みづらい地名がいくつかありました。その中で、何回かかってきても言い間違えてしまう地名が一ヶ所あり、訂正してくれる担当さんに申し訳なく思いながら集計をしていました。集計は夜までかかり、残業を頼まれ皆必死に続けていました。
そして最後の一本が例の投票所で、漸くその地名を噛まずに言えたのです。
すると電話の向こうから「やっと言えるようになりましたね。あなたの声だってわかりました。」といたずらっぽく話しかけてきました。耳元から聴こえるのがとても優しくていい声で、疲れた私は何故かとてもキュンキュンしました。緊張感ある通話中に急に話しかけられびっくりし、目の前の指導員に気づかれないかドキドキしました。事務的に集計を終え、切り際に「遅くまでお互いお疲れさまでした」と言われただけなのに殺伐としたオフィスでひとりニヤけ、帰宅して地図で確認してまたニヤニヤしていました。普通に考えれば、毎回間違えるアホが一人しかいなかったからですよね笑
その後なんのオチもなくすっかり忘れていましたが、久しぶりにその地名を耳にして思い出しました。何百キロも離れたところの顔も名前も知らない人だけど元気かな~
バイトだし若い声だったので多分同年代かと思います。
もし知らずにとても近くにいたりしたら面白いですね。
互いに素性も知らないけど健闘を讃え合うような(大げさ?笑)温かいときめきでした。
みなさんもそんな一瞬のときめきエピソード、ありますか~
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