私の父は昨年54歳の誕生日を迎える前にこの世を去りました。オリンピックが楽しみだ、と言っていたのにオリンピックの前に死んでしまいました。
中学生の時に母と父は離婚し私と弟は母に引き取られました。私は昔から父親っ子でした。離婚の決定打は父が母を殴ってしまった事でした。私が小学生の頃父は大きな病気をし、働けなくなりました。何年も入院と手術の繰り返しの日々でした。よくお見舞いに行きました。父は病気をしてからずっと母に罵声を浴びせられ続けていました。役立たずだの、何だのと。あの1度の暴力は我慢の限界だったのだと今は思います。もちろん殴ってしまった父は悪いけど、父にだけ非があったとは私は思えません。
離婚後もそう父の家は遠くなかったのでたまに私は弟と会いに行ってました。しかし高校生になりあまり会わなくなりました。そして次に父と会ったのは父が死ぬ直前に喫茶店で1度、その次は病室で、そしてその次は火葬場でした。
母は離婚してからも、父が死んだ今も父の悪口をずっと言い続けています。
私がお父さんと呼ぶと「お父さん?誰?」と父をお父さんと呼ぶことすらも許してくれません。
父が死んでから私は一人暮らしをしている家の玄関に父の写真を飾っていますがそれでも父を思い出す日は少しずつ少しずつ減りました。
父が好きだった曲を聴いて泣いてしまう日もあるけど、夢に父が出てきて朝起きて悲しくなる日もあるけど、少しずつ確実に父という存在が薄れてきていました。
でも今日ふと仕事帰りに寄ったコンビニでビールを買うサラリーマンを見て、お父さんとお酒を飲んでみたかったと思い泣いてしまいました。
きっと私がまだ子供だったから知らなかったお父さんの一面が沢山あった。お父さんともっと話せばよかった。お父さんにもっと会えばよかった。
お父さんに会いたいです。お父さんと話したいです。お父さんに大好きだって言えばよかった
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