4年前の秋頃。最終面接へ向かう電車の中、東京とはいえ昼過ぎ。人はまばらで座席も空いていました。
スーツに馴染みのない私はヒールを履くと疲れてしまうため電車内の空いている座席に座りました。
電車が発車して数分後、最終面接に向けて就活用手帳を読み返していると、男の人がスッと隣に座ってきたのです。
電車はずいぶん前に発車していましたし、座りたいのであれば空いている席を見つけて人と間隔をあけて座るはずです。
「痴漢かな・・慣れないスカートスーツなんて着るものじゃないな・・」とびくびくしているとその男性が
上体を前にぐっと倒すような、お辞儀をするような、そわそわした不自然な動きをし始めたのです。
もう完全におかしい人だと思い恐怖で男性の方を向けず視界に入れるのがやっとだったのですが、次の瞬間、その男性が突然私の方を向いてこう言ったのです。
「お姉さん、斜め前に立っているあの人、お姉さんのこと盗撮してますよ。」
なんとその男性は盗撮犯のカメラに私が写らないよう、自らの体を使ってガードをしてくれていたのです。
その後ずっとその男性は盗撮犯をにらみつけるようにしながら私を守ってくださいました。
しかし私の降りる駅はまだまだ先。この状況もよくないと考え男性に「車両を替えますね。ありがとうございました。」と言い別の車両へ移りました。
あの日はその後無事に最終面接へ挑むことが出来、無事に内定を頂きました。今現在もその会社へ勤めており、今年になり女性ながら役職を頂きました。
ふと就活のころを思い出して、あの日あの男性のことも思い出して、もっとお礼を言えばよかったと思っていここにトピを立てさせて頂きました。
あの日、見ず知らずの私を身を挺して守ってくださり本当にありがとうございました。
感謝してもしきれません。
このトピがいつかあの男性の目に入りますように。
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