タイトル通りなのですが、そんな経験をお持ちではないですか?
私の経験ですが、かなり昔、和歌山県の那智勝浦エリアにある妙法山という山にハイキングに行きました。
中辺路の「かけぬけ道」と言われるとても由緒のある古道をたどって、お寺などを見学しました。そこで地図をみると、奥の院からさらに北側へ進む古道があり、その古道をしばらく行けば元歩いたかけぬけ道に戻れる道があることがわかりました。
そして何も考えず、奥の院から北側へ進む道を選択。
人もあまりいない日で、奥の院まで見学に来る人は誰もおらず、当然北側へ進む道も自分だけという状況でした。しかし、秋の天気の良い日で、まだ日も高かったので、なんの心配もなく歩いていたところ、向こうから若い男性が歩いて来ました。
「この道は妙法山に続いていますか?」と聞かれたので、「はい。私も妙法山の奥の院から歩いて来ました。」と答えたところ、その男性が「これからどちらに行かれるんですか?」と仰るので、「那智山に戻って、勝浦のホテルに帰ります。」と言ったところ、「それなら僕の歩いて来た分岐道を行くといいですよ。ちょっと分かりにくいので、一緒に行きましょう。」と、親切に今来た道を2−30メートルほど戻って、分岐道入口を教えてくれました。
教えてもらわなければ見過ごしてしまうような入り口でしたが、「この先も、ピンクの紐が結んである箇所を目印にして進めば大丈夫」といわれ、その通り、難なくかけぬけ道に合流できました。
しかし、後で冷静になって地図を見返すと、もしもあの時、あの若い男性に分岐道を教えてもらわなかったら、そのまま熊野古道の大雲取越に続く道を歩いていたかもしれない、おそらく日が暮れても那智にも辿り着けなかったかもしれない、と分かってゾッとしました。と、ともに、心の底からあの若い男性に感謝しました。
そんなエピソードがあったら、教えてください。
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