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種村季弘さんの本で紹介された詩人の名前

レス4
(トピ主 1
🙂
タロー
話題
こんにちは。
種村季弘さんの書物で紹介されていた詩人の名前とその作品を教えてほしく、投稿しました。
現在は外国で生活しており、日本の図書館が使えず、このような形でご相談を申し上げました。
ご存じの方がおりましたら、よろしくおねがいします。
その詩人は種村さんの「漫遊記シリーズ」?で紹介されていたようにおもいます。
池袋?のとある喫茶店?の常連?として紹介されていたはずです。
その方のとある作品とは、詩人の部屋を歌った詩でした。特徴的なのは、時間を逆方向から照らし、所帯道具などで満たされた部屋から独り身のなにもない部屋へと移りかわるさまを歌っているとしていました。
最近、ふと思い出し、今の時代ならこうしてパソコンを通じて知ることも可能なのではと、投稿する次第です。
90年代に読んでいたので、記憶の曖昧な部分がかなりありますが、この手の話から漫遊記シリーズであったと思われます。
どうかよろしくお願いいたします。

トピ内ID:0c3c70f0bf9aa988

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「書物漫遊記」の中の山之口貘?

🙂
沙羅双樹
すみません、曖昧な記憶で回答します。 私も現在、種村季弘さんの「書物漫遊記」が手元になく、かつ闘病中でなかなか図書館にも行けないため現物で確認することが出来ず申し訳ありません。 「書物漫遊記」の中には、山之口貘さんのみを扱った章があります。(「見えない人間―『定本山之口貘詩集』」) また、種村さんの他の著書の中に、山之口貘さんが池袋のコヤマ珈琲店を根城にしていたことが記されています。(「雨の日はソファで散歩」に所収) トピ主さんが書いておられる詩は、山之口さんの「畳」ではないかと思います。 ただ、トピ主さんのご記憶とは違い、この「畳」では詩人の部屋の中に色々なものが年代順に出現するのです。 時間を逆方向に照らしたものではないので、これではないかもしれないと迷っています。 どなたかもっと詳しい方がこのトピを見て下さればと思い、中途半端なままレスいたしました(汗)。

トピ内ID:732121f8d5f46908

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確認しました。『定本山之口貘詩集』です

🙂
沙羅双樹
連投失礼いたします。 種村季弘さんの『書物漫遊記』を確認できました。 「見えない人間―『定本山之口貘詩集』」の章の中で、 高校生の時の種村さんが、身近で目撃・会話することのできた作家・詩人が山之口貘さんであったこと、 その場所が池袋のコヤマ珈琲店だったことが書かれていました。 掲載されていた詩は三篇あって、その中の一つが詩人の部屋を歌った「畳」。 そして、ここからが肝心なのですが、トピ主さんのご記憶の >特徴的なのは、時間を逆方向から照らし、所帯道具などで満たされた部屋から独り身のなにもない部屋へと移りかわるさまを歌っている というのは、詩集自体の構成のことでした。 つまり、『定本山之口貘詩集』は、作者が作った順とは逆に編集されているのです。 詩集の冒頭では家族がいて部屋の中にも家財道具があった詩人は、詩集を読み進めるにつれ、無一文の孤独な漂泊する青年になっていきます。 そのことを種村さんは「映画のフィルムを逆回しにしたように」と形容なさっていました。 多分、このことではないでしょうか。

トピ内ID:732121f8d5f46908

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おかげさまで「畳」味わうことができました

🙂
タロー トピ主
沙羅双樹さま、ご親切にお調べまでしてくださり、本当にありがとうございました。 さっそく「畳」鑑賞いたしました。 沙羅双樹さまがご指摘くださいましたように、私は詩集の構成ではなく、詩自体が逆回転しているといまのいままで考えていました。現在を高らかに歌い出してから、過去へと遍歴するアポリネールの地帯 zone のような長編詩を勝手に思い描いていました。 当時の幼い僕の種村さんの理解が、そうさせたのだと思います。 あのときの予想とはまったく正反対の詩でしたが、おかげさまで、温かみあふれる、素晴らしい詩にた触れることができました。年を経たのだからこそ、深く味わえました。おかげで、この詩は忘れることのない詩となりました。 ご病身にも関わらず、お調べくださり、ありがとうございます。 どうか、早くよくなられるように、お祈り申し上げます。 もしよろしければ、これからも、これからも、いろいろお教えください。 韓国より

トピ内ID:0c3c70f0bf9aa988

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こちらこそ、ありがとうございました

🙂
沙羅双樹
いえいえ、ちょっとしたミステリを解くかのような、楽しい時間を過ごさせて頂きました! すぐに「畳」のことではないかと気が付いたのですが、どうしてそれが「逆回転」だとトピ主さんのご記憶にあったのか、私も幾つかの仮説を立てていました。 その中の一つは、種村さんが「畳」を紹介なさった後に、 「この詩とは真逆に、目の前からどんどん物が消え時を遡ってゆく詩がある、それは…」と外国の詩人の作品を紹介、というパターンでした。 博覧強記の種村さんなら大いにありそう(笑)。 だったら是非読みたい!と思い、丁度お天気もよし、久しぶりに図書館にも寄れるで、いそいそと向かった次第です。 その結果、詩集全体の構成が逆回転ということに種村さんが感銘を受けておられることが分かり、なにより私自身がスッキリしました。 アポリネールの「地帯」は未読でした。読んでみたいと思います。 ありがとうございました。 また、こちらは小説になってしまいますが、文字通りフィルムを逆回転させるような描写では、マーティン・エイミスの「時の矢 ーあるいは罪の性質」が有名です。 (もしかして、種村さんはこちらに話を飛躍させたのかもしれない、というのも仮説の一つでした。) これも90年代に日本に紹介されたので、時期的にも合っているな…と思っていました。 温かい励ましのお言葉まで頂いて、ありがとうございます。 こちらこそ楽しいトピの御蔭で、改めて読書の歓びを噛みしめることができました。御礼申し上げます。

トピ内ID:732121f8d5f46908

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