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漱石、近松、八雲… 高名な人の名前はどういう基準で縮める?

レス14
(トピ主 0
041
話題
漱石、近松、八雲などと、高名な人の名前を全部言わないばあいについて質問です。 通訳や翻訳していて、外国語の原文でフルネームになっている日本人の名をそのまま日本語に移すと冗長に見えることがあります。たとえば、日本人が日本語でこの話をするのなら、ここは「漱石」としか言わないだろうというようなところでです。が、縮める基準がよくわからないので、「慣例」はこうか?と思ったあたりに合わせてみたり、自信がないと原文通りにしておいたりといい加減です。世間ではどういう基準で縮めているのでしょうか。 1)こういう呼び方には、なにか名前があるのか。単に「略称」とか「通称」? 2)これは、姓名を揃えなくてもどちらかで特定できる高名な人のばあい、一般にやっていいのか。それとも通称として生前からそこだけ使われていたばあいのみなど、なにか縛りがあるのか。放送局、出版社、新聞社などでは、なにか基準を置いているのか。 3)近松、谷崎みたいに上だけになりがちな人と、馬琴、独歩みたいに下だけになりがちな人は、珍しさの度合でわかりやすい方になっているだけなのか、それとも本名より筆名(の部分)優先といった原則でもあるのか。

トピ内ID:2963734790

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このトピックはレスの投稿受け付けを終了しました

雅号と筆名

041
関東ローム層
(1)(2)(3)とお答えするには、ご質問にわからない点がありましたので、ご容赦願います。 まず「雅号」と「筆名(ペンネーム)」との違いを認識してください。 「雅号」であれば単独で用いられます。 「ペンネーム」であればフルネームもしくは苗字をとるのが一般的です。 「雅号」はもともと中国の風習です。 芸術の世界でのみ用いられ、作品もしくは作者を表します。 たとえば「漱石を読んだ」は、「夏目漱石の書いた作品を読んだ」という意味で用いられますね。 (この場合、「漱石」という呼び方には既に生身の個人としての意味合いは薄れており、読み手の幻想としての枠組みである「漱石らしさ」を内包した彼の著作物全般を指す名詞となっています。) 余談ですが、著名な明治期の作家に「雅号」が多いです。大正期になると著名な作家は「筆名」のほうが多い気がします。 漢文学の素養の有無、流行廃り等、関係あるのかもしれません。 当方、10年間大学および大学院で明治文学を学んだかつての漱石研究家です。 懐かしさのあまり出てきてしまいました。

トピ内ID:8610214850

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ユニークなトピックス。

通りすがりの旅人です
 なるほどそうきましたか。面白い着眼ですよね。 確かに「漱石の作品は、」と言うが「夏目の、」と言わないし「鴎外の旧居」とは言うが「森の、」は言わない。 また「谷崎の耽美主義」と言うが「潤一郎の、」と言わないし「三島の自決」というが「由紀夫の、」と言わない。 字数の関係で略しますが、幾つか並べてみた結果、確証はありませんが何らかの法則性が出てきました。どんぴしゃかも。それは、 1姓名の名が本名でなく雅号の場合、名(雅号)で呼ぶ。  (夏目)漱石 (森)鴎外 (国木田)独歩 (永井)荷風 (正宗)白鳥 (坪内)逍遥 (岡本)綺堂 (幸田)露伴 など  2姓名の名が本名の場合は姓で呼ぶ。  芥川(龍之介) 谷崎(潤一郎) 近松(門左衛門) 有島(武郎) 川端(康成)など 3姓名ともペンネームの場合で   名が雅号ふうの時は雅号で。(小泉)八雲 本名ラフカディオ・ハーン  名が本名ふうの時は姓で。 三島(由紀夫)本名平岡公威 どうでしょう。もちろん例外もあるでしょうがほぼ正解でしょうか。 ああしんど。(久しぶりにアタマ使ったなあ。)

トピ内ID:8084506165

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ありがとうございます

041
関東ローム層様、通りすがりの旅人様、 ありがとうございます。雅号と筆名の区別がついていませんでした。「漱石」は「読み手の幻想としての枠組みである「漱石らしさ」を内包した彼の著作物全般を指す」という説明に目から鱗です。本来そういう意味だったのですか。気楽に使っていました。(汗)今後は慎重に、縮め方は通りすがりの旅人様の法則に沿ってやっていこうと思います(織田作之助、坂口安吾あたりで迷うか)。筆名と雅号が見分けられるのかという問題はありますが。広辞苑で徂徠を見たら「名は双松。字は茂卿。通称は惣右衛門。本姓、物部氏。物徂徠という」。それは本名が「双松」、雅号が「徂徠」という意味か?とそこですでに躓く有様。宣長は?とネットを見れば「姓は小津、1752(宝暦 2)に本居に改姓、幼名は富之助、のち12歳のとき永貞(ヨシサダのちナガサダ)・真良、さらに26歳で宣長、通称は弥四郎のち健蔵、号は芝蘭・舜庵・春庵、家号は鈴屋」。漢文のできる人だと、いろいろ名前があっても、学者としての宣長を指すなら「宣長」だと字でわかるものなのですか? さすがに富之助や弥四郎は江戸の学者としてはどうかなと思いますが…

トピ内ID:9458400893

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蛇足ですが。誤解なきよう。

🐶
通りすがりの旅人です
 筆名・雅号・本名の判断には拘らないほうがいいです。何故なら、省略の時に雅号が優先されるのは日本人の言語感覚から来ていると思われるからです。  多くの雅号(雅号と限定せず筆名も含む)は漢字2文字で音読みです(訓読みではない事がポイント)。前回と違う例を挙げます    (井原)西鶴 (中江)兆民 (尾崎)紅葉 (樋口)一葉 (北原)白秋  つまり西鶴や白秋といった名が雅号か筆名か本名かは大きな問題ではないのです。漢字2文字で音読みだということ。  例外で本名なのに雅号のような例を挙げますと、画家の岸田劉生の場合、「劉生の麗子像」というが「岸田の、」とは言いません。 劉生は筆名や雅号のように見えますが実はれっきとした本名なのです。  これは日本人の耳に漢字2文字で音読みという響きが快く感じられるからでしょう。トピさんが徂徠や宣長を挙げてますが、彼らの本名を調べる必要はありません。一般の通称で判断すればいいのです。坂口安吾は本名は別ですが大多数は知りません。安吾が漢字2字で音読みだから安吾と省略でいいのです。

トピ内ID:8084506165

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蛇足ですが。誤解なきよう。その2

🐶
通りすがりの旅人です
それから大事なことは、かなり高名な人以外はあまり省略に馴染まないという事。文学史や美術史などで再三名前が出て来る人でない限り省略しないことが多いようです。  トピさんが挙げている人でも、織田作之助は一般的には文学史のスターではありませんね。私の書いた法則性からいけば名が本名ふう(雅号風ないと言うこと)ですから織田と姓で言うべき所ですがあまりそういう言い方は一般的ではありません。  従って私が最初のレスで書いた法則性は厳密には下記に言い換えた方がよさそうです  1姓名のうち、名(下の名)が雅号・筆名・本名に関わらず、雅号のように漢字2字で音読みの場合、名で省略して呼ぶ。  2姓名のうち名(下の名)が雅号・筆名・本名に関わらず本名のような響き(音読みでなく訓読み)の場合は姓(苗字)で省略して呼ぶ  3但しこれらはかなり有名な一握りの文化人の間での例であってそれ以外はこの限りではない  4広辞苑を引かなくては判らないような省略は存在しない。あくまで人口に膾炙した通称の中で省略がおきる。    あまり厳密にやるとボロが出るのでこの辺で失礼。  

トピ内ID:8084506165

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二度目です 1

041
関東ローム層
トピのタイトルから近代文学における著名な作家の呼称についてのご質問かと思いましたが、歴史上の高名な人物全般であるならば、また違った見解になると思います。 以下、門外漢の推測に過ぎませんのでそのおつもりでお読みいただければ有難いです。 まず、「文脈」の問題。名を縮めるときはそのときの話題、相互認識の下、了解されるか否かが分かれます。 次に、一般的な認知度の高低の問題。一般に江戸より前の歴史上の人物に関しては、知名度の高低で呼称が変わるのではないでしょうか。 たとえば「荻生徂徠」はフルネーム、もしくは「徂徠」で通じますが、文脈のよっては、いきなり「徂徠」で通じない場合はありますね。 話題が「学問」であれば「徂徠によると・・・」で話は通じますが、話題転じていきなり「徂徠が・・・」では面食らいます。やはりこの場合「荻生徂徠が・・・」と話し出す必要があるでしょう。 ちなみに「徂徠」は「雅号」であったと記憶しております。 本居宣長はその知名度ゆえ、「宣長」で通じますが、「本居あたりだとどのような解釈になるのか」という言い方もします。勿論フルネームが一般的です。

トピ内ID:8610214850

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二度目です 2

041
関東ローム層
正直、翻訳家としてのトピ主様の混乱の原因が具体的にイメージできませんので、ピントがずれたお答えでしたらゴメンナサイ。 (明治期以降の著名な作家についてのルールならば、以前のレスどおり、また通りすがりの旅人さんの書かれたとおりです。)

トピ内ID:8610214850

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三度目です 1

041
関東ローム層
通りすがりの旅人さんの二度目の投稿がアップされる前にレスしました。 >つまり西鶴や白秋といった名が雅号か筆名か本名かは大きな問題ではないのです。漢字2文字で音読みだということ。 これはいささか乱暴なご意見ですね。 呼称は本来、雅号はそのまま用いられます。 夏目漱石はペンネームですが、漱石が雅号なので単独でも用いられます。 >(井原)西鶴 (中江)兆民 (尾崎)紅葉 (樋口)一葉 (北原)白秋 旅人さんが挙げられた上記は全て雅号です。 もとよりそのような区別があったものが、時代の流れとともに変化し、旅人さんのおっしゃる「雅号風」の名前が単独で用いられるようなったケースもある、すなわち原則の変化です。 坂口安吾の場合、例外となるのは彼のペンネームが成る程「雅号風」だからであって、それをもってして >これは日本人の耳に漢字2文字で音読みという響きが快く感じられるからでしょう。 とは飛躍しすぎです。 安吾の父は漢詩人、彼にも相応の素養はありました。 続きます。

トピ内ID:8610214850

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三度目です 2

041
関東ローム層
岸田劉生は文脈の流れなくしての「劉生の・・・」という言い方はありません。少なくとも正式には「岸田劉生の・・・」と言います。 「日本人の耳に漢字2文字」云々とおっしゃるように、中国からの「号」の歴史ゆえに、日本人の耳になじんでいるのです。 定家(さだいえ→ていか)俊成(としなり→しゅんぜい)長明(ながあきら→ちょうめい)兼好(かねよし→けんこう) このように、「号」は中国文化の伝来により日本の文芸に浸透しました。その歴史あって、漢字2音がなじんでいるということを心に留めておく必要があります。 トピ主さまは、トピたての当初、縮め方のルールを質問していらっしゃいましたね。 省略の際、姓をとるか、名をとるか、という「法則」を求めていらっしゃると解釈しましたので、「原則」をお答えいたしました。 翻訳、通訳においては、「雅号」か名かの区別はもちつつの一般の感覚と摺り合わせての作業になるかと思います。

トピ内ID:8610214850

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ローム層様。重厚なHNですね。

🐴
通りすがりの旅人です
私は今回ローム層様のご意見から多くのことを学びました、感謝しております。私の専門は文学でも芸術でもありませんが、雅号に関するローム層様のご造詣に私淑するような気がしました。  トピ主様の疑問はこうした高名な文化人の名前を、翻訳などで数度繰り返す必要がある場合の短縮の仕方だと思います。つまり最初はフルネームで出しても2度目3度目はどう出すのか?姓で出すのか、名で出すのか?どうもその人によってバラバラだと言う印象だったのでしょう。そこには何か決まりがあるのかという問いかけでした。ですからローム層様の    >岸田劉生は文脈の流れなくしての「劉生の・・・」という言い方はありません。少なくとも正式には「岸田劉生の・・・」と言います。 というご発言から今回の問いかけの趣旨を完全にはご理解されていないように感じます。勿論初出の場合、岸田劉生のとフルネームでいいますがでは2回目は「岸田の」というか「劉生の」と言うのかが眼目です。この場合2回目は必ずといっていい位、「劉生の」といいます。このときの慣習のことを私は雅号も本名もあまり関係ないといったのです。ご理解いただけますか?

トピ内ID:8084506165

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謝ります。私が混乱したかも。

🐴
通りすがりの旅人です
ローム層様。直前の私の見解には思い違いがありました。訂正してお詫びします。タイトルが「ローム層様 重厚な・・」と言うものです。  劉生の例を挙げましたが、美術史の文脈では「劉生の」と確かにいうのです。劉生が雅号ではなく本名なのにです。だから雅号には関係なくといったのです。  初出か2回目かというくだりは私の論旨の乱れですので追及しないで下さい。ただ仮に漱石でも初出の場合はフルネームで言うのが慣習だと思います。それが暗黙の了解と合点して、2度目3度目の場合の省略の仕方という文脈に発展してしまったようです。  前にも言いましたが厳密にやるとボロがでます。このへんでお開きにしたいのですが、トピ主の兎さんよろしいでしょうか?

トピ内ID:8084506165

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お返事ありがとうございました

041
関東ローム層
いきなり話は逸れますが旅人さんと私のレスしかつかず、勢い意見を交換する形となってしまい、私は楽しんでいますが、旅人さんの足をお止めしてしまい恐縮です。 >(前略)というご発言から今回の問いかけの趣旨を完全にはご理解されていないように感じます。 おっしゃるとおり、私はトピ主さまのお悩みが今ひとつイメージできないまま、お答えしております。 翻訳のジャンル、通訳の目的、呼称は会話体の際の翻訳に関するのか地の文の際なのか、といった諸事情がわからないので、自分の答えとしても中心を欠き周辺をなぞる体のものというジレンマがあります。 >トピ主様の疑問はこうした高名な文化人の名前を、翻訳などで数度繰り返す必要がある場合の短縮の仕方だと思います。つまり最初はフルネームで出しても2度目3度目はどう出すのか?(略)そこには何か決まりがあるのかという問いかけでした。 成る程そうだったのですか。 何度も繰り返す上での「冗長」さゆえのお悩みだったのですね。 幾度も読み返しましたが、残念ながら私にはわかりませんでした。 ご指摘ありがとうございます。 続きます。

トピ内ID:8610214850

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続きです

041
関東ローム層
旅人さんのレスに疑問を投げかけたのは、「劉生(りゅうせい)」と下の名で呼ぶのは単なる日本人の音の好みではなく、号の歴史あってのものですよ、号の知識は入れた上で、世の中の慣習と摺り合わせて判断してはいかがでしょう?という意味においてです。 「雅号も本名も関係ない」というお言葉を深読みしてしまったようです。 謹んで不明をお詫びいたします。 また、嫌味ととられると辛いのですが、私はこういった不特定多数の目に触れる場に対し、どうも自分の言説における責任を感じ、極力話し言葉を回避する傾向にあります。(早い話、くだけ方を知りません。) 「重厚」というご感想に揶揄がなければ幸いです。 トピ主さま、貴重な場をありがとうございました。 もし差し支えなければどのようなジャンルの翻訳なのかお教えいただけると勝手ながら騒ぐ好奇の虫がなだめられるのですが(笑)

トピ内ID:8610214850

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またもや入れ違い投稿となってしまいました

041
関東ローム層
旅人さんからの最新レスの前に投稿してしまいました。 やはり参加人数の少なさゆえ、アップされるまでの時間差がうまくかみ合いませんね。 こちらこそ、トピ主さまのご質問の核心がよくわからないままにお答えしており、自身、ピントがずれているのでは?とおののきながらの投稿です。 完全にヨコですが、どうやら旅人さんとは好むトピックスが似ているらしく、HNは何度もお見かけしております・笑 いつもユーモアあふれる明快なレスで楽しませていただいております。 このたびは年末のお忙しい時期にこちらの徒然におつきあいいただきましてありがとうございました。 トピ主さま、場所をお借りしてすみませんでした。

トピ内ID:8610214850

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