「母親のことが嫌いです」と長年の親友に打ち明けられないどころか、自分の独り言としてもなにかとんでもないことを言っちゃうような感じがします。
「かわいいところもあるけれども、基本的にはなんとなく嫌いです」という気持ちははっきりしています。
義理の母でもありません。お蔭で楽々してここまで学校教育を受ける私にとって、申し分がないはずです
でも記憶を遡ると母との間であんまり心地よい覚えがないんです。子供だった私はいつも母が推薦した新聞記事を読まされた。マイナスな新聞記事ばかりだった。リストラだの夫妻不仲だの交通事故だの。「剣呑な世の中だから、ほら、すこしでも油断したら渡れんぞ」みたいなことを私に心に刻んでほしかったかもしれません。「気をつけて無事に育つように」という祈りからといっても、辛気臭くてたまらなかった。その母は祖父母とも父ともすこし不仲の関係でいる。「おじちゃんとおばちゃんはね、おじちゃんだけをかわいがって、かあちゃんのことなんか無関心でした、ひどいでしょう」だの「お父ちゃんはね、給料が少なくてだめな男なんだよ、頼りにならない上に家族にはまったく責任感なし」だの繰り返し言い聞かせたから、祖父母と父はあんまりろくな人間じゃないという印象を受けていた。今思えば、大人の事情をまだ理解できなかったのにどうしてやたら祖父母とおじと父とのことを嫌いになっやぁったろうか?
あとは「勉強は一番大事だ」とかいう説教です。ほんとうにうるさい。なぜか勉強というものに執念深くて私の勉強すがたを見たとたんほっと安心したぐらい。私が学年トップを取るのはなりよりうれしいこと。遊んでちょっと成績順位が落ちたらしっかりしなさいと注意し始めた。
包丁を握って料理でも作ってみようかなとわくわくする私を見ると、包丁を奪って「しなくていいよ、指でもきられたらどうしよう」と言ったから、私は料理も断念しかえって楽々になった。旅に出たいと申し立てたら旅なんかはお金がかかる上に人が疲れてしまうだけ何の得もないとすぐ反対。ここまでの人生は受験に失敗したことはないが、ほかの経験は極めて少ないんです。
この場を借りていろいろ母の悪口を言ってすっきりしたが、なにしろこんな悔しい気持ちをさせる張本人は私自分自身ですね。母に甘えて楽々頼ってきたわけだから、何にも言えない。剣呑性だろうがうるさいだろうが気に食わぬことが多いけど私のことを大事にしてくれる人はやはり母です。子供のごろ病気がちな子で、病院に通うのは日常茶飯事だった、母一人は苦労して看病してくれたからこそ、無事に生き残った。今は身の不自由になるくらいの病気にかかったと想定し、面倒がらず身の世話をして見守ってくれる人は他の誰でもなく母のみかもしれません。
気持ち的に矛盾中です。
ご覧の方々は引いていなければ幸いと思います。
よろしくお願いします。
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