私が結婚を機に夫の生まれ育った田舎町に移り住んで最初に迎えた8月のある日。
町のあちこちでお葬式をしていました。
「なんだかみんなお盆に合わせて亡くなってるみたいにお葬式が多いね~」
私が言うと夫は、
「新盆(しんぼん)を知らないの? 冗談だろ」
知りませんでした。私は新盆の習慣がない所で育ちました。
あの日から現在まで、私は不思議なことに次々と遭遇しています。
例えば…
正月早々の墓参りが当たり前だった私でしたが、夫の住む地域では松の内(15日まで)は墓参はダメ。
私にとって七五三は家族で参拝に行くもの。でも夫にとっては親戚・知人を招待し、宴会場などで盛大に祝うもの。
そして私にとって一番の驚くべき出来事が先週ありました。
それはなんと、葬儀(通夜)に持参する赤い不祝儀袋。
表書きは‘お見舞い’となっていますが、香典袋と同じように使います。
夫が理由を説明してくれましたが、もちろん彼にとっては当たり前のこと。
いちいち驚く私に「そんなに変なこと? 常識だよ」と言います。
そんな時、私は黙って頷きつつも内心は夫の地元の方が変わっていると思ってきました。
でも…もしかして…ひょっとしたら、結婚するまで私が慣れ親しんできた冠婚葬祭の習慣の方が実は世の少数派だったのかも?
最近、妙な不安感が脳裏をよぎります。
どうか混乱してきた私に救いの手を差し伸べて下さい。
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