そこまで信心深くない医師です。夫が四国出身です。どうも四国の人は般若心経を唱えるのが常識となっているらしいと思いつつ、わたしの精進不足で、結婚して20年以上たって、やっと般若心経を覚えました。母、義父が亡くなり、お経を音読しているうちにやっと覚えた次第です。
ある朝起きたら、夫のお数珠を敷いて寝ていたらしいことがわかり、これが二回目でした。四国八十八か所第一番札所霊山寺のものです。ちょうど、老人健康施設の当直医の日に当たっていたので、ちょっと失敬して、このお数珠を腕にはめて行くことにしました。仕事中のわたしを守っていただこうと思ったのです。
そうしたら、とてもお元気だった97歳の方がお亡くなりになられました。
さっきまでお元気そうで、ほんの20分くらいの間の出来ごとだったようです。
その病院の患者さまは、身寄りのない方が多いのですが、この時は10人を超える親族の方が集まられ、お孫さんのように見えるかたが泣かれておりました。
という話しを夫にすると、この方は余程人徳の高い方で、この日を待っていたのではないか?と申します。
そういえば、以前かなり一生懸命にお経の音読練習をしていた時期なのですが、わたしが当直でも寝る前にお経をあげていて、いつもより人がなくなるような気がして (90歳以上の方ばかり)、成仏するのはよいことだけど死期を早めることになっては申し訳ないのでやめたことを思い出しました。
夫は、わたしのお経よりお数珠の方がすごいのに決まっているから、きっとこの時と
ばかりに亡くなられたのではないか?と申します。、
いいことをしたのやら、悪いことをしてしまったのやら、どちらでもないのやら、今後、お数珠をして仕事に行くことは絶対に慎みたいと思います。
ただ、弘法大師さまのお力はすごいのだろうなあとも思っています。
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