今から二十年くらい前に見た外国映画のタイトルが思い出せません。
見たのは東京で、封切映画館じゃなく、ロシアだったかフランスだったかの文化センターみたいなところだったので、何かの外国映画祭だったのもしれません。
舞台はたぶんアンマン。もしかしたらベイルートかも。
時期は、日本の盆正月に似た感じの大型連休の直前。
主人公は30~40代くらいの男性。小さな雑誌か何かの記者なんですが、どこから見ても普通のさえないサラリーマン。
田舎の老父は、気弱でKYな息子が心配で、毎日のように電話してくる。
主人公は三島由紀夫が大好きで、編集長に何度かボツにされてもメゲずに紹介記事を書いていたら、「読者ウケしない記事しか書けないヤツはいらない」と会社をクビになる。
自宅は、多摩ニュータウンみたいな外観の大型団地で、いつもより早く帰宅した主人公は、家を出ようとしている奥さんと鉢合わせしてしまう。奥さんはサバサバ系っぽい人で「今までも我慢してたけどもういや。前から離婚を考えていた」と一方的にまくしたてると、女友達の家に行ってしまう。
その直後に、また老父から電話がかかってきて「夫婦で帰省してくるのを楽しみにしているよ」と言われ、彼は失業や離婚のことを言えずに、「仕事は好調で、妻も父さんに早く会いたいと言っている」と嘘をついてしまう。
で、どうやって父と親戚をごまかそうかと悩みつつ、格安っぽい長距離バスにひとり寂しく乗ると、周りの席は幸せそうな家族連れで満員で身の置き所がない。
ところが、急な山道の途中で、老ドライバーが突然心臓発作を起こし…。
監督も俳優も全員アラブ人のはずです。
でも、生活感とか家族や上司との関係とか、なんか奇妙なくらい日本と似てて、驚いた覚えがあります。
どなたか、ご存知の方はいらっしゃいませんか。
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