父はずんぐりしています。母はほっそり。
父はよく喋り、声もでかく下品です。
休日はTシャツに短パン、丸い腹を突き出して、短い足をだらりと伸ばし、
ソファーがあるのにそこには座らず、
わざわざ床の上に寝転がって仰向けのひき蛙みたいな格好で、
母や私や兄を横目でジッと観察します。
何かちゃちゃをいれてやろう、そういう目つき。
兄は、私と1歳違い。不真面目な大学3年生。無口で、スケベ。
彼女なんているはずなくて、食事以外の時間は大抵自分の部屋に篭っています。
ひとりでスケベなことを考えてるのが好きなんだと思う。
「男ってのは所詮、胸のでかい女が好きなんだ、いっかあ、近づく男はまず疑ってかかれ」と父。
いきなり何を言い出すのか。
「派手なパンツも、男は好きだぞ」
あ、見てるんだ。「ねえ、そこで洗濯物畳まないでよ」と母に訴えると「ごめんごめん」と母。
「何見てるの? 妹のパンツだよ? 部屋行けよ」兄はうっすら笑うだけ、私を無視。
父も兄も嫌いじゃないけど、このふたりの、下品でスケベなところ、すっごく嫌だ。
家を出たいけど、そんなお金ないし、それに、母は大好き。話の分かるヒト。
「ももちゃんが綺麗になって、お父さんもお兄ちゃんも嬉しいんだよ。ただ心配なの、ももちゃんのことが」
母はそう言います。別にふたりが特別スケベなわけじゃないって。
でも、心配だからって私の身体や下着のこと言われたくないけどな。
お年頃の娘と家の男たちって、こんな感じですか?
私、過敏になり過ぎですか?
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