25年ほど前に見た美術館の絵が忘れられません。
当時筑波大学にいて、休日に友人の車で茨城県内の地方都市の小さな美術館を訪ねました。
美術館では、小ぶりの作品群で、白黒デッサンの人物画を展示してありました。
初めて見る画家の絵でしたが、線描だけで人体の動きを的確に描写した作品に大きな感銘を受けました。
たとえば、後ろ向きに立って向うを見ている人物の、ほんの少し首をかしげた立ち姿で、何か気になる情景に神経を集中させている様子が手に取るように伝わってきました。
首のかしげ具合や長衣から出る腕と手のあげ方が、ほんの少しでも異なっていたら、これほど多くを物語ってはくれないだろうと思えるほどで、描写力のすばらしさ、線描のむだのなさは感動的でした。
うろ覚えですが、画家はキリスト教関係の方(あるいは信者)だったと記憶にあり、絵画のモティーフの大半はキリスト教の受難者や信者の姿が描いてあったと思います。
美術館の場所すら定かでないのですが、ドライブで何時間も走った記憶がないので、学園都市からそれほど離れていないのではないかと思います。
こんな不確かな、大昔の記憶なのですが、折にふれてふと線描画の情景が目に浮かび、それと同時に展示を見たときの感激がよみがえってきます。
できれば画家の名前や背景などを知りたいと思い、小町のみなさんに伺ってみることにしました。
どなたか「この画家では」と思いあたる方いらっしゃいませんか。
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