先日、故人を偲ぶ演奏会にて、追悼の為に弦楽四重奏のG線上のアリアが演奏されました。流麗な演奏の最後、解決の和音の直前、ふっと惜しむように静寂が挿入され、そしてどこまでも優しく最後の和音が弾かれました。その無音こそが万感の祈りを表現しているようで、とても感動しました。
また、ショパンのバラード四番、コーダ直前の和音の嵐からの、三つの鉄槌の様な和音、そしてあの圧倒的な静寂(ペダルで引き延ばした演奏もありますが)。
同じくショパン、幻想ポロネーズの後半、冒頭の音型が回帰し、それから切々と語られる旋律までの、永遠のような間。
この様に、無音が効果的に使われている曲に、最近グッとくるのです。そこで皆さんオススメの、『この曲のこの無音部分がイイ!』を教えて下さい。
ちなみにジョン・ケージの4分33秒も傑作だろうとは思いますが、ここでは趣が異なります。
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