現在40代半ばの私が中学生だった頃、小遣いも多くない田舎の文学少女にとって、朝日新聞の日曜版の連載小説が楽しみでした。
その中の連載企画の小説だったと思うのですが、毎回読みきり短編で、そのなかの「猫のモンタン」の話です。
ある家族に拾われた子猫が、歌手に因んでモンタンと名付けられ、可愛がられ成長します。途中は覚えてないのですが、猫は来日したイヴ・モンタンのリサイタルの舞台に迷い込み、アンコールを求める観客の「モンタン!モンタン!」というコールに、自分が呼ばれていると思い、舞台でニャーと応え、かの大歌手も猫を拾い上げ、一緒にアンコールに答えるというラストでした。
たしか、(日曜版の)第一面に掲載されていて、大きなイラストが添えてあり、ブルー系の色彩で着色され、猫はアメショぽいトラネコだったと思います。
かなりアヤフヤな記憶なので、覚え間違いもあると思います。もしかしたら、日曜版の連載でなく、お正月の特別版だったかも。猫の名前もイヴだったかもしれません。
たしか、この短編で、イヴ・モンタンとフランク・シナトラという大歌手の名前を覚えたように思います。拾われた猫は2匹で、名付けがモンタンとシナトラだったかも…
とにかく記憶があやふやです。猫シナトラの方は死んじゃって、残ったモンタンが舞台で本物のモンタンと会えた…という筋だったかも。ちょこっと泣ける話だったと思います。
甚だあやふやな記憶ながら、人生も半ばを過ぎた今に至るも忘れられません。無性にこの短編が気にかかり、もう一度読みたく思います。もし思い当たる方、執筆された作家さんやイラストを描かれた方を教えていただけたら幸いです。
再び読めないにしても、どなたが書かれた小説なのか、それだけでも知りたく思います。よろしくお願いいたします。
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