同じ職場に偽善者がいて、見た目は10人並みながらもソフトで品行方正なイメージで女性を含め周囲から好感をもたれています。
仕事のことでも何でも口ではいつでも綺麗ごとやカッコいいセリフが飛び出しますが、それが嫌味に感じられないところが彼のすごいところでもあります。
初めのうちは好青年かと思っていたのですが、それなりに親しくなるうちに彼の本性が見えてきて、裏と表の顔の使い分けの見事さに驚かされました。
出世に縁のない私など取るに足りない相手と思っているようで、私に対しては本音トークをすることもあり、その内容たるや不愉快な腹黒さを感じるほどで
例えば私が女性の誰かに「彼がこんなこと言ってたよ」などと話そうものなら間違いなく私が嘘つき扱いされるでしょう。それほど表と裏の使い分けは完璧です。
各種手当の不正請求や道徳的に問題のある行為など、立場上私とごく一部の人がだけが知っている事実もありますが、それらは公表されていないので
表の顔だけしか知らない同僚らが彼をほめちぎるのを複雑な気持ちで聞いています。
ある時私が急に具合が悪くなって和室の会議室に飛び込むと、靴脱ぎに靴が一足もないにもかかわらず彼が横になってテレビを観て寛いでいました。
「ちょっと具合が悪いのでお邪魔するよ」というとバツの悪そうな顔で「僕も具合が悪かったのですが、ちょうど仕事に戻ろうと思っていたところです」とカバンから靴を出してそそくさと
出て行きました。気遣いが出来る男だと聞いていましたが、サボっているのが外からわからないように靴まで隠すとは本当にすごい気遣いもあったものだと感服します。
彼の見事なまでの裏表の使い分けテクニックはもっと多くの人が学ぶべきなのかもしれません。
でもこれを目の当たりにしたら少し腹が立ちませんか?
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