翻訳(英訳、和訳)を生業としている者です。
ネットやIT技術の発達により、翻訳業界のあり方も様変わりしてきたように思います。
たとえば、自動翻訳が無料で利用できるようになったことにより、今までにない局面に遭遇することがでてきました。
<ケース1>
翻訳原稿(英文、企業紹介)のレベルが低く、正確な意味がわからないため、ソース(欧州語)を調べてgoogle翻訳で英語にしてみると、なんと原稿とまったく同じ文章が!
つまり、原稿を作成した人はXX語の原文をgoogle翻訳で英語化し、その翻訳が私に回ってきた。(クライアントはその事実を知らないもよう)
そのような英文を正確に訳せと言われても難しいです。
<ケース2>
あるクライアントから「部下が訳した英文をチェックして欲しい」と依頼がありました。
訳文が非常におそまつなので、もしやと思って原文(日本語)をgoogle翻訳で英語にすると、チェックを依頼された英文が!
部下は上司から英訳せよと言われた文章を単にgoogle翻訳にかけただけだったのでした。
結局、チェックといいつつ、私が最初から英訳したようなものでした。
このような場合、どう対処するのが良いでしょうか。
クライアントに事情を説明しますか?発注側のお考えもお聞きしたいです。
1の場合、確信の持てない箇所にはコメントを入れますが、コメントがやたら多くなってしまいました。もとの英文レベルが低い事情をどこまで説明するべきか。
2の場合、部下の怠慢を上司にチクるべきか。
1では私の責任ではないことを説明したい、2ではチェックのはずが英訳したことを説明したい、という気持ちがあります。
一方、個人契約なので、クライアントに面倒な翻訳者だと思われたくないのも実情です。
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