私の家は兄が5歳、私が2歳の頃に両親が離婚し、兄妹2人とも父に引き取られました。両親の離婚は物心がつく前でしたので当時のことはよく覚えておらず、母のことは、父から「あいつは男と浮気してお前たちを捨てて行った。」と言い聞かせられて育ちました。そんな母とは両親の離婚後14年間一度も会うこともなく、家庭内で母について話すことはありませんでした。しかし私が高校1年生の時、突然母が学校帰りに現れ、とうとう14年ぶりに話すことになりました。当時の私の心境としては、母についての記憶もほとんどなく、長い間父子家庭として育ったので、母親という存在があまり理解できず、他人のように感じていました。しかしながら母の方は、自分たちを置いて行ったことに対する自責の念からか、涙ながらに今までのことを語り始め、要約すると、「離婚の原因は父のDVであり、離婚後何度も私たち兄妹に会おうと試みたが父が会わせくれなかった。」ということでした。また、母はすでに再婚しており、私より5つ年下の弟が生まれていました。普通であれば、育ててくれた父の気持ちを汲み、母とは縁を切るべきなのでしょうが、長い間男手一つで育ててくれた父は親戚や近所の方など周囲からは「優しいお父さん」のイメージを持たれていましたが、実際はギャンブル依存で週末は家に居らず、娘の私には激しい束縛、息子である兄は放置といった具合で、家族3人同じ食卓を囲むこともなく、家庭内はとても冷え切ったものでした。そんな経緯から私は家から離れたいという思いで、記憶に残っていない母とその再婚相手、血が半分だけつながった弟が住む家に、父と兄の反対を押し切り、それまで住んでいた家から逃げ出しました。その時に父と兄から言われた言葉、家族を捨ててしまった・裏切ってしまったという気持ちは今でもずっと残っています。
(長くなるので一旦切ります。)
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