代々大事にしていた金箔の風炉先屏風を修理に出しました。
裏表装が破れ、表の金箔部分にも少し影響が出ていたので、近所の表具屋さんで相談したところ、「金箔は一ヶ所だけ直したらすごく目立つよ」と言われ、贅沢かも…と思いつつ全面張替えに決定。
外に一切釘が出ていない、隠し釘という特殊な作りだったので、それが出来るかどうか確認し、それを変えない様にお願いしました。
「一週間も掛からず、綺麗に直るからね!」と自信たっぷりなおじさんに安心して預けました。
が、一週間経てど、二週間経てど、何の知らせもありません。
こちらから問い合わせると、「ああ、ちょっと他の事が立て込んで…むにゃむにゃ…」とのお返事。
急ぐものでもないし、と待っていたら、一ヶ月半掛かってようやく出来たとの知らせがあり、昨日取りに行ってきました。
行ってみると、新しく貼った高価な金箔は皺だらけで、全体に謎の凸凹があります。
又、妙に目立つ箇所があるわ~、と寄ってみたところ、箔を貼る際に失敗したらしく、明らかに金箔を切り張りした修復の痕。
一ヶ所だけ本当に目立つ!
出来の悪さに言葉を失っていると、「ねっ、綺麗になったやろ!」と満面の笑みのドヤ顔のおじさん。
あまりのドヤ顔に、これは私の目が厳しすぎるのか?この凸凹は気のせいか?修復痕に見えるのは光の加減か?と思い、「家でよく見てみます」と持ち帰りました。
そして第三者の目で見て貰おうと、私と同じく茶道師範の友人を呼び、広げて見せたところ、「く、釘っ!」との叫びが…。
金箔の出来の悪さに目を奪われていた私には見えていませんでした。
外枠にがっつんがっつん釘が打たれていたことを。
金箔も隠し釘も、出来ないなら出来ないと言ってくれよ~!
せめて釘打つ前に私に言えっ!
出来ると言い張るから、とんでもないことになったやんっ!
…という訳で、本日、大クレームの予定です。
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